かしこい中古マンション購入術第2弾です。物件探しはトレジャーハンター的な魅力があるので、中古マンションを買った後も、暇があったらネットで物件をみる物件マニアもいるそうです。
さて、お金の準備ができたら、さっそく物件を見てみましょう。
「割安」「暮らしやすい」「理想の間取り」 の中古マンション購入術②
2016年5月9日
物件を実際に見る前に
インターネットで物件の目星をつけるところから始めましょう。 日中仕事をしているサラリーマンの人は、どうしても物件を実際に見るのが週末だけになってしまいます。 時間を有効活用するためにもインターネットで物件の目星をつける練習をしましょう。
不動産ポータルサイトに会員登録しましょう
おすすめの「中古マンションの物件検索サイト」です。 こちらに会員登録して、価格帯、相場、物件動向を見て不動産の相場観を身につけましょう。
http://realestate.yahoo.co.jp (Yahoo!不動産)
https://www.kenbiya.com (健美家)
*「楽待」や「健美家」は、不動産投資にも使われるサイトです。不動産投資家向けには、条件付きの割安物件が多く掲載されています。(築年数が古い、見た目がぼろい、など)
ポータルサイトで検索する
自分の条件を保存し、新着メールの設定をしましょう。 どのサイトも新着物件のお知らせメールサービスをやっています。条件に合致した物件が市場に出たら、お知らせしてくれるようになります。
物件の選別作業をする
中古物件サイトを巡っていると、値段がとても安い良物件を見つけることができます。 でも、ちょっと待ってください。 それが掘り出し物か、判断するのはまだ早いです。 まずは、見つけた物件のランニングコストを見てみましょう。 ランニングコストが高すぎると販売価格が安くても、割安物件とは言えません。
ランニングコストの確認
物件の費用とは、ローンの支払いだけではありません。 代表的な費用は以下の2つです。 ・ 管理費 ・ 修繕積立金 これらの費用はローン返済とは別に、毎月かかるランニングコストです。 都内の築古のマンションでは、築年が古いのに修繕積立金も全く貯まっておらず大規模修繕できないため、販売価格が安くなる例も身受けられます。 また管理費も都内の人気エリアになると、3万円超になる物件が多く、ローン返済負担も合わせて考えると大きな負担になります。
物件の住みやすさをチェックする
口コミサイトや不動産販売サイトなどを使って、目をつけた不動産物件の価値を別角度から分析しましょう。 物件の中古売買、賃貸相場を知るなら、マンション販売専門サイトを使って調べましょう。
物件の住み易さは実際に住んでみないとわからないですよね。 でもそれなら、住んでいる人に聞くのが一番です。
街の住みやすさを知るなら、その街に住んでる人に聞きましょう。
地図・ストリートビューを見ましょう
物件に足を運ぶ前にGoogleストリートビューや地図で街の雰囲気を確認しましょう。(よい時代になりましたね)
Googleストリートビューでチェックしたら、「なんかイメージと違う……」となることも多いようです。
現地調査をするべきか検討をやめるか決断する
物件を実際に見る前に、以上のことをチェックするだけで、「足を運ぶ手間と時間」を節約できます。 また、これらの項目をチェックしておけば、焦って買って失敗したということもないので、ぜひ、参考にしてください。
また、利便性のいい都会に住むか、環境の良い田舎に住むか悩む人も多いかもしれません。
そんな人は、こちらの記事「究極の選択に本日決着! 私のオアシスは東京?地方?」に、詳しく書いていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。