季節が変わるとショーウィンドーには素敵なお洋服、靴やカバンが並び目移りしちゃいますね。でも待って、ご自身の持っている服すべて覚えていますか?衣替えのたびにタグがついたままのお洋服を見つけるあなた、クローゼットを整理しながら家計も整理しちゃいませんか?
貯め上手さんのクローゼット整理術。
マイルールを作って、
収納、節約上手になろう!
2018年1月31日
クローゼットの中身を把握しよう。
さて、皆さん。自分の持っているお洋服がいくつあるか答えられますか?
買い物に出たとき、自分が何を持っているかを知っていれば、お買い物の時に無駄に同じようなものを買うことは避けられます。
まずはクローゼットの中身を把握しましょう。把握する際にはカテゴリー別に把握すると便利です。
例えば、トップスは何枚、ボトムは何枚、そのうち、冬物は何枚、夏物は何枚、オールシーズン物は何枚などです。トップスの中でも、例えばTシャツ、シャツ、セーターなど、種類別に把握できればなお良いでしょう。
クローゼット収納のマイルールを作る。
持っている洋服の枚数が把握したら、自分なりのクローゼット収納のためのルールを作りまょう。
例えば、先に把握したカテゴリー別の枚数を参考に、本当に必要な枚数としてアイテム毎の上限枚数を決める。ハンガーラックを利用しているなら、上限枚数にあわせて、上限枚数以上のハンガーは掛けておかない。
タンスを使っているなら、タンスの上段はオールシーズンの使用頻度の高いもの、2段目は今の季節の物、3段目はオフシーズンのもの…といった具合です。
現状把握をしっかりと
ポイントは、収納する際に、持っているものが把握しやすい収納ルールとすることです。
例えばハンガーラックを利用する際、なんでもハンガーにかけるのではなく、シャツとコートだけハンガーにかけるなど、カテゴリーの違う洋服が混在しないように収納するルールを設定してみましょう。
それだけでも、自分の所有する洋服の全体を把握しやすくなります。
マイルールにしたがって、クローゼット整理&たな卸しルールを作る。
クローゼットの中身を把握、収納ルールが作れたら、そのルールに従い実際にクローゼットを整理してみましょう。整理しながら、たな卸しルールも策定します。
例えば、買ったのに、結局ほとんど使っていないお洋服はないか、あった場合には、どうするかを決めておきます。例えば、マイルールとして2シーズン続けてきてなかったら、どんなにお気に入りでも手放すなどです。
これを毎シーズンごと、先立ってやっておく事で、今シーズンに新しく買いたいアイテムがわかりやすく、不要なものと入用なものが把握できるようになります。
必要なものの上限を決めて
また、アイテム毎に上限枚数を設定しておくのもいいでしょう。シャツは3枚まで、パンツは5本まで、スカートは3枚、ワンピースは5枚などです。
収納の大きさや、ライフスタイルによって、必要なお洋服、収納できる洋服の数は異なりますが、数を決める際には、必ず、収納に少し余裕が残るくらいの枚数で設定しましょう。
ぎゅうぎゅう詰めの収納では本来の目的である、自分の所有物を把握するというポイントが達成出来ず、本末転倒になってしまいますよ。
買い物のときのマイルールを作る。
季節の変わるになると、早くもクリアランスセールが始まり、おトク感に駆られて不要なお買い物をしてしまった経験は誰しにもあるはず。
また、セールが終われば次の季節を先取りしたお洋服が店頭にならび、思わずショーウィンドーに足を止めてしまい、本当は違うものを探しにでたのに、他のアイテムを買ってしまって後から後悔したり…。
せっかくクローゼット整理を行い、自分の持っているお洋服を把握しても、欲望に任せてお洋服を買っていては、クローゼットはすぐいっぱいになってしまいますね。
そんな事態を避けるために、買い物時にこんなルールを設定してはいかがでしょうか?
- 買い物に出かける前に、買いたいアイテムをできるだけ具体的にしておく。
- あらかじめ買い物予算を決めておく、できれば買いたいアイテム毎に予算を決めておく。
- 欲しいと思ったものがあったら、欲しいかどうかでなく、必要かどうかで決める。
1日おいて考えてみる。 - 自分の持っている服とあわせるパターンが3パターン以上、思いつかなかったら買わない。
- 1枚買うなら、1枚手放すときめ、手放すものがぱっと思いつかないなら、買わない。
- 似たものを持っていないかを再度 思い返してみる。持っていないアイテムしか買わない。
いかがでしょうか?ルールを設定するだけで、買い物の際簡単に必要かどうかの判断をつけることができそうですね。
節約のポイント
先ほどの買い物のルール付けと同じく、節約にも大事なポイントがあります。
- クローゼットの中身はしっかり把握する。
- 収納は、全体を把握しやすい収納にする。
- 衣替えなどたな卸し時のマイルールを作ることで、本当に必要なアイテムを把握する。
- 買い物のときには、設定した収納ルールを守れるかを考え、買い物マイルールを徹底する。
このポイントを抑えることで、不要な衝動買いを避け節約につなげることができます。また不用品を把握し、フリマアプリなどで売却すれば臨時収入にもなりますね。
実はこれまで紹介したルール設定はクローゼット整理だけではなく、冷蔵庫整理にも当てはめることができます。
冷蔵庫の中身が把握できないほどぎゅうぎゅうに入っている家庭は、多くの場合、無駄な買い物をし、食材を無駄にしているケースがほとんど。
うまく節約できる家庭は冷蔵庫は見通しよく、冷凍庫をフル活用している事が多いように思います。現状を把握するのは収納だけに限らず、家計のやりくりにおいてもとっても大事。
常に家計状況が把握できる状態なら、改善項目も見つけやすく、節約ポイントも効率的に見つけられるようになりますよ。
クローゼットを綺麗にして、お金の管理もスッキリ進めていきましょう!