携帯電話の料金を大幅に下げることができる格安スマホ。でも、通信速度が遅いとか、通信エリアが狭くなるとか、アプリのデータ移行が大変とか噂で聞くけれど、実際のところどうなの?っと疑問に思っている方はいませんか。今回は、格安スマホの疑問を一気に解決!毎月の携帯費用を下げることができる格安スマホへの移行について、一緒に検討してみましょう。
大手キャリアから格安スマホに変える時の
5大不安とその解決方法とは
2018年1月28日
格安スマホをおさらい
格安スマホとは、その名の通り、大手携帯会社のスマホに比べて、安い値段で利用できるスマートフォンのこと。利用するためには、格安SIMカードと、対応する本体(機種)を用意する必要があります。
既に大手携帯会社で契約したスマホを持っていて、その機種が格安SIMカードに対応するものならば、機種代はかからず、格安SIMカードを購入するだけでオッケーです。
店頭に行かず、インターネット上から申し込むことができるので、忙しい方でも簡単に乗り換えることができますよ。手続きがなんだか面倒そうと思っている方も、格安スマホへの変更を検討してみてはいかがでしょうか。
格安スマホへの不安を解決!
そうは言っても、なんだか不安な格安スマホ。ここで、よくある疑問を一気に解決しちゃいましょう。
通信速度が遅いってほんと?
格安スマホの場合、ランチタイムなど、たくさんの人が通信を利用する時間帯は、通信速度が遅くなることがあります。通信速度は、どの格安スマホの会社を選ぶかによって変わりますよ。
Webサイトを閲覧したり、Lineを利用する程度でしたら、日常生活でいらいらすることはほとんどないでしょう。逆に、動画をたくさん見る方は、要注意ですね。
また、Wi-Fi環境で使用する場合は、大手通信会社も格安スマホも今までと同じ速度で利用することが可能です。
通信エリアが狭くなるの?
通信エリアは、大きな違いがありません。格安スマホは、ドコモやAU,ソフトバンクと同じ回線を利用しているので、安心して下さいね。格安スマホの9割がドコモの回線を利用しており、UQモバイルはAU、Y!mobileはソフトバンクを利用しています。
店舗がないから、サービスが充実してないのかな?
格安スマホの会社でも、大手の場合は、家電量販店などにカウンターが設置されています。直接使用方法を聞きたい、困った時に相談したいという方は、大手の格安スマホ会社を選ぶと良いでしょう。
一方、大手ではない格安スマホの会社や、都心以外の地域には、実店舗が少ないというのも事実です。もしもの時の問い合わせ先は、事前にチェックしておくようにしましょう。
アプリやデータは移行できるの?
現在使っている端末を利用することができ、格安SIMカードに入れ替えるだけの方は、アプリや写真などのデータは、特別な作業なしでそのまま残ります。
一方、端末とSIMカードの両方を変更しなければならない方は、移行作業が必要になります。パソコンのハードディスクや、クラウド上に現在のデータを保存し、新しい端末にインストールしなければなりません。
また、どちらのケースでも、大手通信会社のスマホで利用しているキャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@i.softbank.jp)は使えなくなってしまいます。GmailやYahooメールなど、別の連絡方法を準備する必要がありますね。
携帯代金は本当に安くなるの?
やはり一番気になるのが、コストについて。ずばり、ほとんどの方は、格安スマホに移行した方が、携帯代金を下げることができるでしょう。
格安スマホの利用者の一般的な毎月の使用料金は3,000円程度。中には1,000円代とさらに安くなる方もいるはず。大手通信会社のスマホより、半額から3分の1程度まで安くすることも可能ですよ。
ただし、注意したいのは、ビジネスなどで固定電話や携帯電話への通話を多く利用する方の場合です。一般的に、格安SIM携帯を利用する場合は、Lineなどの無料通話アプリを利用すれば通話料金はタダですみますね。
しかし、ビジネスシーンなど改まった場では、なかなかこのようなアプリを使うことができません。固定電話への通話を頻繁に利用する方は、格安スマホに変更すると、使用料金が高くなってしまうことがあるので、十分注意しましょう。
家計の固定費の見直そう
毎月の携帯の使用料金は、家計において「固定費」に分類されます。固定費とは、家賃のように、毎月必ずかかってくるコストのこと。
この固定費を下げることに成功すれば、毎月の出費を今よりも確実に下げることができるので、節約効果が大きく表れますよ。
毎月の貯金額を増やしたい、無駄な出費を減らしたいと頭を悩ませている方は、まず固定費を見直すことがオススメです。あなたの家計をチェックしてみましょう。
いかがだったでしょうか。格安スマホに変えたいけれど、なんとなく不安に思っている方は多いはず。今回の記事を参考にして、あなたが抱いている疑問をスッキリと解消し、ぜひ家庭の固定費削減に取り組んでみて下さいね。