今年こそ資産運用にチャレンジしたいと思っているけれど、何から始めたらいいんだろう、どんな商品に投資したらいいんだろう、そして損をしてしまったらどうしよう、と不安に思っている方はいませんか。今回は、そんなあなたの悩みを一気に解決しちゃいます!2018年こそ、投資を始めてみませんか?
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初心者女子が資産運用でつまずくポイント
Q&A
2018年1月21日
初心者女子はつまずきやすい?
資産運用になかなかチャレンジできない女性が多いのには、実はちゃんとした理由があります。まずは、女性がつまずきやすい理由を見ていきましょう。
言葉が難しい
初心者が投資につまずいてしまう理由の1つめは、金融用語が分からないという点です。投資を始めると、「アセットアロケーション」「特別口座」「信託報酬」など、今まで聞いたことがない言葉がたくさん出てきます。
それぞれの意味を調べて理解するのには時間がかかるし、なんだか面倒!と感じて、挫折してしまう方は多いのではないでしょうか。
そんな方は、まずは、サラッと重要な言葉の概要を見てみましょう。全てを完璧に理解する必要はありません。
資産運用を始めてみると、自然と身についてくる知識もあるので、神経質にならないことがポイントですね。基本的な金融用語を知りたいという方は、「今年こそ資産運用を始めたい!これだけは覚えておきたい金融用語を解説」を参考にしてみてくださいね。
数字が苦手
お金の管理や、資産運用で必ず登場してくるのが「数字」での計算です。
今ある貯金のうちどのくらい投資したら良いのだろう、利回りの計算が難しそう、信託報酬とか売買手数料とか、費用の計算が大変そう、など数字が嫌いで、なかなか投資に踏み切れない方は多くいらっしゃいます。
特に女性は、この手のちょっと複雑そうに見える計算が苦手。パーセントや、細かい小数点などの計算式が出てくると、もう無理だと感じ、拒否反応を示してしまう人もいるのではないでしょうか。
でも、どうぞご安心ください。複雑な計算式が分からなくても、資産運用は始めることができますよ。
数字に苦手意識を持たないことが、前進する第一歩ですね。
投資初心者が抱きやすい不安を解決!
それでは、投資初心者の方が疑問に持ちやすいポイントについて、一緒に解決していきましょう。
何から始めたらいいんだろう?
資産運用初心者の女子は、まず「ネット証券でNISAの口座を開設する」という第一歩にチャレンジするのがオススメです。
ネット証券は手数料が安く設定されています。楽天証券やSBI証券、マネックス証券などが代表的な証券会社ですね。インターネット環境があればすぐに始められるので、とても手軽ですよ。
また、NISA口座とは、非課税で資産運用を行う初心者にはぴったりの制度。さらに、2018年からは、積立NISAという制度が新たにスタートしました。長期で資産運用にチャレンジしたいと考えている方は、こちらの積立NISAがオススメですよ。非課税枠が年間40万円、非課税期間が20年間となっています。
NISAや積立NISAの制度について詳しく知りたい方は、「積立型NISAの創設 今までのNISAとどこが違うの?」を参考にしてみましょう。
何にいくら投資したらいいの?
証券会社でNISA口座を開設することができたら、まずは毎月1万円から投資をスタートしてみましょう。
1万円という金額でしたら、日々の家計を圧迫することもなく、また大きな損をして生活が苦しくなるということもなく、初心者の方でも取り組みやすいはず。NISAの口座の場合、慣れてきたら、非課税枠の上限内で投資金額を増やしていくことができますよ。
また、投資初心者の方にオススメの商品は、損をしてしまうリスクが比較的少ない国債や、商品の仕組みが分かりやすいインデックス投資信託と呼ばれる商品が挙げられます。個別の企業の株や債券を購入するのは、資産運用に慣れてきてからにしましょう。
投資金額が増えてきたら、ひとつの商品を集中して購入するのではなく、さまざまな商品をバランス良く保有する分散投資を忘れずに。大きな損をしてしまうリスクを軽減させることができますよ。
初めての投資で迷ったらプロに相談!
投資初心者の方がつまずきやすいポイントを解説してきましたが、それでもやっぱり投資するのが不安、と考えている方は、思い切ってお金のプロに相談してみるのも一つの方法です。
家計やお金のプロであるファイナンシャルプランナーは、税金や、NISA制度など一般的な知識に加えて、あなたの収入やこれからのライフプランに沿って、ベストな資産運用の方法や投資商品についてアドバイスしてくれるはず。
投資への第一歩がなかなか踏み出せない方は、お金のプロに相談することを検討してみましょう。
いかがだったでしょうか。ネット証券や、2018年から運用開始となった積立NISAなどを上手に活用すれば、数字や金融用語に苦手意識がある初心者女子でも、資産運用にチャレンジできますよ。今年こそは、ぜひ積極的に挑戦してみましょう。