毎日節約をがんばっているみなさん!支出を減らす事ばかり考えていて少し疲れてはいませんか?欲しいものをいつも我慢して過ごしていると、ある日突然、衝動買いしたい気分に駆られますよね。「たまにはいいか!」という気持ちでお金をパアッと使ってしまっては、これまでコツコツがんばった節約が水の泡。「またやってしまった……。」と後悔したり。でも、パアッと使うことは絶対ダメ、ではないのです。
減らすばかりの生活じゃ満足できない!
たまにはお金を
パァッと使うのはアリですか?
2018年1月8日
我慢ばかりの節約は、残念ながら長続きしません
節約と聞いて想像するイメージと言えば、やはり「我慢」が最初に思い浮かぶのではないでしょうか。
節約を決意するときはいつでも「今回こそ続ける!」と誓うのですが、それがなかなか長続きしない点は、ダイエットと共通するものを感じますね。
節約を上手く続けるコツは、「我慢のストレスをいかに減らすか」にあります。
ですが、その発散方法が「溜めに溜めたストレスを衝動買いで一気に発散!」というものでは、ダイエット中の“ドカ食い”と一緒。
その時だけはスッキリしても、後から思い返せば自己嫌悪に陥り、とてもスッキリする方法とは言えないでしょう。
では、我慢のストレスはどうやって解消すればいいのでしょうか。
我慢のストレスを溜めにくい仕組みで節約する
これまでの生活が急に我慢ばかりになるのでは、開始直後はモチベーション高く節約生活をスタートしても、ストレスが溜まるにつれてだんだんと生活が嫌になってしまいます。
まずはストレスを発散する方法を考える前に、ストレスを溜めにくい仕組みで節約するようにします。
それだけで随分、“ストレスMAX”までの時間を稼げるようになると思いませんか?
そのためには、「支出を減らすこと」を続けるのではなく、「家計の構成を変える」という方法があります。
減らすことはストレスですが、家計の構成を変えてしまえば、それが「平常運転」になるのでストレスを感じにくくなります。
ダイエットで言うなら、量そのものを減らして我慢して食べない、ではなく、食べるものを変えてちゃんと食べる、というイメージです。
それでもやっぱり、たまにはパァッと使いたいですよね!?
その気持ち、とても分かります!
がんばるためには息抜きも必要。パァッと使うことが全くダメ!ということはありません。
ここで意識したいのは、無計画にならないようにすること。オススメしたい方法は、「好きな物を買う日」をご褒美に決めて、それを楽しみにして計画的に貯蓄するという方法です。
衝動買いは、計画に無い中で突然やりたくなるから“衝動買い”と呼ぶわけです。
そもそもそうするつもり、と予定して計画しておけば、それは“メリハリ”と呼べるのではないでしょうか。
節約を続けるために必要なのは我慢ではなく、「なるべくしてそうなる仕組み作り」ですよ!
優秀な家計は、凸凹家計!
節約を意識し始めると、気になるのが『私は一般的に比べて、どうなの?』という平均値。
どの項目も平均値より低めをキープできていれば優秀な節約家計だと思いがちですが、実はここに、大きな落とし穴があります。
上手く節約生活を維持している優秀な家計は、実は「凸凹家計」なんです。
その理由は、人それぞれの価値観や環境によって使いどころ・節約どころが違うから。
家計を上手く回している人は、自分の家計の使いどころ・節約どころを知っていて、「意識して使っている」のですよ。
「のっぺり家計」では個性がないですよね
全ての項目で平均値以下を目指す「のっぺり家計」では、その人らしさが現れません。
家計の支出額が平均値より大きい項目・小さい項目があるのは、実は当たり前のことなのです。
そう考えると我慢のストレスに耐えて節約しなきゃ!という気持ちが少しは楽になると思いませんか?
一人一人に合った予算を考えるなら
自分らしい家計の使いどころ・節約どころを知っていれば、節約をしてもストレスを感じにくい家計の構成にすることができます。
『私はファッションにこだわりたい!』とか、『私は服よりもちゃんとした食材を買うことにお金をかけたい!』など、自分がどんな価値に重要性を感じているのかを整理してみるといいでしょう。
もし、使いどころ・節約どころが分からなければ、ファイナンシャルプランナーにパーソナルトレーナーとして付いてもらう方法もあります。
自分に合った予算編成が組めたら、来年はサクッと節約できるかもしれませんね!