最近、耳にすることが多くなったデビットカード。
でも、実際はどんなカードなのかよくわからない・・・
そんな女子のために、デビットカードの賢い使い方をお伝えします。
デビットカードで上手に家計管理ができるかも!?
デビットカードって何?
おトクに賢く使うコツ
2017年10月18日
そもそもデビットカードって?
デビットカードとは、キャッシュカードの一種で、買い物をした時に買い物代金がその場で口座から引き落としされるカードです。現金の代わりに使えるので便利です。
クレジットカードとの違い
現金の代わりに利用できるカードといえば、一番に思い出すのがクレジットカードかと思います。クレジットカードとは何が違うのでしょうか?
クレジットカードは支払いの際、一旦カード会社がお金を立て替え、その代金を月に1度、銀行口座から後払いするという仕組みです。
そのため、収入や職業などに応じた審査があります。
審査に通っても、知らない間に使い過ぎてしまい、いざ支払いの時に慌てたり、気軽な気持ちでリボルビング払い(リボ払い)を利用したため、永遠に支払いが終わらず困ったりしないためには、しっかり自己管理する必要があります。
リボルビング払い(リボ払い)については「利用する前に確認を! リボ払いのカラクリとは?」をチェックしてみてくださいね。
デビットカードのメリット
このように、クレジットカードだとつい使い過ぎてお金の管理ができない・・・という女子にもデビットカードはおススメです。
使い過ぎの心配がない
デビットカードは、クレジットカードとは違い利用した時に預金口座から即時支払いとなります。
「口座の残高=限度額」となるため預金口座の残高を超えて使うことができません。そのため、使い過ぎの心配がありません。
ATMに行かなくてもよい
使ったその場で銀行口座から引き落とされるため、現金を引き出す手間が省けます。
平日の日中にATMに行けない働く女子にとって、週末に時間外手数料を支払って現金を引き出す必要がないので、ムダが省けますね。
ネットショッピングも、海外でも
ネットショッピングをする時に、クレジットカードの番号を入力することと思います。それと同じように、デビットカードの番号を入力することでネットショッピングでも利用することができます。
ネットショッピングでつい買い過ぎてしまう女子でも、即時支払いのデビットカードならムダ遣いをせずに済みますね。
また、デビットカードは海外旅行に行く時も便利に利用することができます。
海外の加盟店で買い物ができるのはもちろんですが、海外旅行中に現金が必要になった場合、海外ATMからキャッシングではなく、自分のお金を現地通貨の形で引き出しすることも可能です。
デビットカード、気をつけること
このように便利なデビットカードですが、気をつけておきたいことがあります。
使えないお店がある
VISAやJCBという国際ブランドのデビットカードであれば、それぞれのクレジットカードと同様に加盟店で利用することができます。
しかし、銀行のキャッシュカードに最初から付いているJデビットは国際ブランドのデビットカードと比べて加盟店が少なく、利用できない場合があります。
分割払いができない
クレジットカードで購入した場合、支払いは1回払い、分割払い、リボ払いを選ぶことができます。そして、1回払いを選んでも支払う月まで最短でも1カ月の猶予があります。
しかし、商品購入時に即時支払いとなるデビットカードでは分割払いができません。
デビットカードの賢い使い方
デビットカードの使い方を工夫すると、もっと便利に利用することができます。
通帳が家計簿に
デビットカードは、利用したら即時口座から支払われます。支払いが行われると通帳には出金の記録が残ります。
そのため、通帳をみると、いつ何に支払いをしたのか一目でわかります。
支出だけではなく費目ごとに整理したい場合は、家計簿アプリと連動することでより便利に利用することができます。
デビットカードで袋分け?
現金を引き出して費目ごとに予算を決めて袋分けをしている女子もいることでしょう。
デビットカードでも袋分けと同じ感覚で予算を決めて利用する方法があります。
デビットカードは銀行口座ごとに発行することができるので、お給料が振り込まれたら、最初に1回だけ銀行ごとに予算を振り分けて入金しておきます。
パソコンやスマホから手数料なしで入金することができるネット銀行なら、より便利に利用できますね。
A銀行のデビットカードは食費や日用品に、B銀行のデビットカードはファッションや美容費に、C銀行は交際費に・・・など、使い分けることによって、入金した金額以上の支払いをすることなく、予算内で遣り繰りすることができますよ。
これからの時代は、支払い方法が現金だけではなくますます多様化していくことでしょう。
それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解して、便利に使いこなしてくださいね。