絵画や彫刻、インスタレーションなど、私たちの日々を彩ってくれるアート文化たち。できることならもっと気軽に楽しみたいけど、入場料がもう少し安かったら…と思う人も多いのではないでしょうか。今回は、アートをもっと身近に楽しみたい人へ、おトクに美術館を堪能するワザをレクチャーします!
アート好きな女子必見!
美術館がぐっと身近になるおトクな楽しみ方
2017年1月6日
安くチケットを購入する裏技とは?
美術館や博物館のチケットは、正規の値段で購入すると1,200円や1,800円など、1,000円を超えてしまうのが普通。毎週週末や仕事帰りにアート鑑賞に行くには、少し痛い出費ですよね。そこで利用したいのが、チケットを安く入手出来る割引制度やアプリです。まだご存知ない人は、是非チェックしてみましょう。
おトクなチケットブックを使ってみよう☆
まずご紹介するのは、東京都内の美術館で利用できる「東京・ミュージアムぐるっとパス2016」です。これは、公益財団法人東京都歴史文化財団が販売しているもので、都内79の施設の入場券または割引券がつづられた便利でおトクなチケットブック。1冊2,000円となっています。
美術館や博物館、水族館や動物園など、さまざまな施設を網羅しており、あなたが行ってみたかった施設もきっと含まれているはず。アート好きにはオススメのチケットブックです。
ただし、こちらのチケットブックには2ヶ月の利用期限が定められているので、利用する場合は、効率的に美術館や博物館に足を運ぶようにしましょう。詳しくは、東京都歴史文化財団のホームページをチェックしてみてくださいね。
アプリでさくっと割引♪
次にご紹介するのは、東京都内や関東近郊を中心に、美術館やアートイベントで割引が受けられるアプリ「ミューぽん」です。こちらのアプリでは、アートイベントの情報が毎週更新され、美術館での展覧会や、地域型イベントなど、さまざまなチケットの割引券を入手することができます。
使い方はとても簡単で、施設の窓口で割引チケット画面をタップして見せるだけで利用可能です。自分が知らなかった美術館やイベント情報が届くので、新しいアートの世界にも触れることができるでしょう。詳しくは、「ミューぽん」のサイトを参考にしてみましょう。
地道に金券ショップを覗くのもアリ◎
さらに、地域の金券ショップで、美術館や博物館のチケットを安く購入するという裏技もあります。タイミングや運にもよりますが、気になっていた展覧会のチケットをおトクにゲットできる場合も。近くに金券ショップがある方は、時々覗いてみるのも良いでしょう。
実はこんなところにもアートがあるんです!
さらにお金をかけずにアート作品を楽しみたいと考えている方には、無料の展示会やイベントに足を運んでみるのもオススメです。例えば、東京芸術大学や多摩美術大学などの大学では、文化祭や展示会など、学生の作品を無料で公開しているイベントなどが行われています。プロのアーティストを目指す学生の作品は、最新の技法やテクノロジーを使っているものも多く、斬新で新しい発見があるでしょう。
身近な場所でもアート発見
また、地域の地区センターや図書館などの施設で、一般の方の芸術作品を公開するイベントが行われていることもあります。自分の住んでいる地域を題材とした絵や写真などは、特に親しみやすく、アート初心者の方でも楽しめるのではないでしょうか。興味がある方は、地域の広報誌やホームページなどをチェックしてくださいね。
えっ!資産運用で美術館や博物館が楽しめる?!
最後にご紹介するのは、株主優待制度を使って、美術館のチケットをゲットするという裏技です。
株主優待制度とは、企業が、自社の株を買ってくれた株主に対して、年に1~2回送るプレゼントのこと。このプレゼントとして、美術館や博物館のチケットがもらえる株の銘柄があるのです。
例えば、コア(東証一部 2359)という会社の場合、株主優待のプレゼントは、国立博物館の共通パスポート。「東京国立博物館」「奈良国立博物館」「京都国立博物館」「九州国立博物館」の4か所で観覧が可能です。株を購入する場合は、このような株主優待制度もチェックして銘柄を選ぶと、より楽しく資産運用を続けることができるでしょう。
さらに株主優待について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
いかがだったでしょうか。アートは私たちの心を癒し、新しい刺激を与え、さらに日々の生活を充実させてくれます。今まであまりアートに触れていなかった方も、もっと美術館に行きたいと思っていたアート好きな方も、おトクな割引制度やチケットを利用して、どんどん展覧会に出かけてみましょう。