毎日忙しいあなた、毎日の食事はどうしていますか? 外食やコンビニやスーパーで買った物で済ませていませんか? 栄養も食費も偏ったりオーバーしたりで少々心配です。
そんなあなたにおすすめなのが、簡単・時短な節約料理です。旬の食材をたくさん使う事で、栄養バランスも良く、食費も節約できて一石二鳥ですよ。
簡単・時短な節約料理で、健康な節約上手を目指しましょう!
簡単・時短・節約料理
食費のやりくりで節約上手を目指そう!
2018年2月10日
簡単・時短 ステップ1 ~食材選び~
まずはじめは「食材選び」です。食材選びのポイントはただ1つ。
旬の食材を選ぶことです。
「旬」とは、その食材の生育条件が最も整った自然環境で育ち、最も成熟している時期のことを言います。
旬の食材は、家計にやさしい
旬の食材は値段が安いのです。なぜなら、旬の食材は必要以上の手間や費用をかけずに収穫できるからです。
例えば、季節外れの食材だと、ハウス栽培にしたり、遠い場所から輸送されたり、肥料を多く使ったりといった手間や費用がかかるため値段が高くなるのです。
他に、旬の食材の値段が安い理由は、その食材に適した時期に育ち収穫するので、収穫量が多くなるからです。
物の値段がじわじわと高騰している今、旬の食材を選ぶことは、家計にやさしい選択なのです。
旬の食材は、身体にやさしい
旬の食材は、栄養価が高く、良質な栄養分を効率よく摂取することができるのです。例えば魚の場合、旬の時期は脂肪を多く含みます。
魚の脂肪には、不飽和脂肪酸が多く含まれており、この脂肪酸は血中の余分な悪玉コレステロールを排泄する効果があるのです。
また野菜や果物の場合、旬の時期はカロチンやビタミンCを多く含みます。このカロチンやビタミンCは抗酸化作用があり、アンチエイジングや美肌効果があるのです。旬の食材を選ぶことは、身体にもやさしい選択なのです。
買い方のコツなどについては「毎日続けたい「自炊生活」。 忙しくても無理なく続ける方法は?」をチェックしてみてくださいね。
簡単・時短 ステップ2 ~下ごしらえ~
次は「下ごしらえ」です。
下ごしらえのポイントもただ1つ。保存のしかたです。
食材本来の良さを生かし、余すことなく美味しく最後まで食べ切れるよう、ひと手間かけて保存しておきましょう。
保存のしかた
鮮度の良さやみずみずしさが特に大事な野菜の保存のしかたについてです。野菜は、乾燥を防ぐため必ず冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
青菜類(ほうれん草や小松菜、水菜)は特に乾燥しやすいので、ぬれた新聞紙やキッチンペーパーで包み、霧吹きで十分湿らせた後、ビニール袋に入れ、口を閉じて保存しましょう。
低温に向かない野菜(いも類や玉ねぎ)は、冷蔵庫ではなく風通しのよい涼しい場所で保存しましょう。
さつまいもや里いもは、特に低温が苦手なので新聞紙に包んで保存しましょう。じゃがいもや玉ねぎは、水分が蒸発しにくいので、かごやザルに入れて保存しましょう。
切る・漬ける・茹でる
かぼちゃは、中のワタや種を取り除き、ひと口大に切って保存しましょう。大根やかぶは、葉の部分をすぐに切り落とし、それぞれ別に保存しましょう。
肉をかたまりで買った場合も、使い勝手の良い大きさに切り分けて、すぐに使う分は冷蔵庫、使わない分は冷凍庫に分けて保存しましょう。
肉や魚は、献立に適した味付けをした後に保存しておくのも良いです。
例えば、鶏肉の唐揚げを作るのであれば、買って来てすぐに切り分け、塩コショウや醤油、ニンニクに漬けて冷蔵庫に保存しましょう。ジューシーで柔らかな美味しい唐揚げができますよ。旬の野菜をまとめて数種類買って、一度に塩茹でして冷凍保存しておく方法もあります。
簡単・時短な節約料理のためには、下ごしらえの過程を丁寧にひと手間かけておくことが、とても重要です。
簡単・時短 ステップ3 ~〇〇〇だけ料理~
簡単・時短ステップ2の「下ごしらえ」がしっかり出来ていれば、ステップ3は簡単です。
今ある食材や調味料を工夫して、レシピにこだわらず、あなたが今食べたいなと感じたままにササっと作ってみましょう。
和えるだけ料理
・茹でておいたほうれん草と買っておいたツナをめんつゆで和えるだけ。
・茹でておいた小松菜と買っておいたコーンをマヨネーズと醤油で和えるだけ。
・買っておいた大根とニンジンを細切りにして、お好みのドレッシングで和えるだけ。
・切って保存しておいたかぼちゃをレンジでチンして、バターと醤油で和えるだけ。
炒めるだけ料理
・買っておいた玉ねぎと豚肉を細切りにして、焼肉ダレで炒めるだけ。
・買っておいたきのこ類とベーコンを、バターと塩コショウで炒めるだけ。
・茹でて冷凍しておいたほうれん草や小松菜が残っていたら、卵と一緒に炒めるだけ。
他にもこんな裏技がありますよ!
・ついついたくさん買い過ぎて食べれずに残ったお惣菜たちを小さく刻んで、塩コショウや醤油で味を整えて、ご飯と卵と一緒に炒めるだけ。
具だくさんチャーハンに早変わり!
煮こむだけ料理
時間に余裕がある週末の夜や休日に、スマホや読書しながらで構いません、多めに煮こんでおきましょう。時間がない朝食や、残業で遅く帰った夕食に、とても重宝しますね。
煮こむだけ料理の代表選手カレーやシチューも良いですが、寒いこの時期は、具だくさん味噌汁を多めに作り置きしておくのがおすすめです。
旬の野菜をたくさん摂取でき、お味噌は風邪予防にも良いですよ。
煮込み料理の代表、スープについては「ダイエット中の人必見! 節約にもつながる“スープ計画”とは?」でも紹介しています。
いかがでしたか? 簡単・時短な節約料理で、健康な節約上手を目指しましょうね。