6月はジューンブライド、結婚式の季節、というイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。しかし、実際にどのくらいのお金がかかるか検討つかない!という人もいるはず。「結婚するためにはお金がないと…」と考えがちですが、工夫次第で費用を抑えることも出来るんです!現在の結婚式事情について見ていきましょう。
ジューンブライドもいいけど…
一番おトクに結婚式を挙げる方法
2016年6月28日
今どきの結婚式 どのくらいお金がかかるの?
一生の一大イベント、結婚式。家族や友達、会社の上司を呼んで、2人の門出をお祝いする大切なセレモニーですね。 特に花嫁になる女性は、小さい頃からの憧れも大きく、結婚式に特別なこだわりを持っている人も多くいるのではないでしょうか?そこで気になるのはお金の問題。 ゲストに出すお料理やドレスなど、先輩花嫁は、どのくらいお金を使っているのでしょうか。
結婚にかかる総額は400万円オーバー!
株式会社リクルートマーケティングパートナーズが行っているゼクシィ結婚トレンド調査2015(首都圏版)の結果を見てみましょう。結納・婚約から新婚旅行までにかかった費用の総額の平均(推計値)は482.2万円となっています。 そのうち、挙式や披露宴パーティにかかった費用は、370.7万円。2014年の調査341.7万円に比べ30万円近く上昇しています。 新婦の衣装の平均費用は43.5万円、お料理と飲み物はゲスト1人あたり1.9万円、その他写真撮影22.4万円やビデオ撮影19.4万円などお金を使っているようです。
結婚費用 どうやって準備したらいいの?
それでは、この結婚式に必要なお金をどのように準備していけばよいのでしょうか。結婚式を挙げるにはお金がかかりますが、ゲストからいただけるご祝儀や、親族からの援助金を上手に活用すると、新郎新婦の負担を減らすことができます。
費用は招待客の人数や関係性によって変わる!
先のゼクシィ結婚トレンド調査によると、披露宴・披露パーティの招待客人数は「80~90人未満」が18%で最も高く、次いで「30人未満」が13%、「60~70人未満」と「70~80人未満」がともに12%。平均招待客人数は68.7人となっています。 仮にゲストが70人として、ご祝儀を1人あたり3万円いただけるとすると、総額210万円ものお金に。結婚式にかかる費用の大部分を補うことができますね。 また、結婚費用(結納、挙式、披露宴・披露パーティ、二次会、新婚旅行)について、親や親族からの援助が「あった」人は75%でした。 そのうち、援助の総額は「100~200万円未満」が36%で最も高く、「200~300万円未満」が25%、「100万円未満」が18%。平均の援助額は191.4万円でした。子供の大きな門出に、お金を援助しようと考えてくれる親は意外と多いようですね。
自分たちの貯金で、夢を叶える準備を
そしてもちろん、新郎新婦自身が、結婚に向けてしっかり貯蓄をしていくことが大切です。 先の調査では、結婚費用のため「貯金していた」人は87%。貯金総額は、「100~200万円未満」が22%で最も高く、「200~300万円未満」が20%、「300~400万円未満」と「400~500万円未満」がともに13%、「500~600万円未満」が11%、「100万円未満」が10%で、平均は313.6万円でした。 2人で協力してお金を準備しているカップルは多いようです。ゲストからいただけるご祝儀や、親族からの援助金と合わせて、自分たちはどのくらい貯金をしなければならないのかを把握し、計画的に貯蓄していくようにしましょう。
おトクに結婚式を挙げる方法とは?
それでは最後に、おトクに結婚式を挙げる方法をいくつかご紹介します。 まずは、「人気がない日取り」を選ぶというものです。一般的に「大安」や「友引」と呼ばれる縁起が良い日や、春や秋などの気候が良い季節は、結婚式を挙げたいと考えるカップルが多く、人気が集中します。 一方、「仏滅」と呼ばれる日や、8月など暑い季節は、結婚式はオフシーズン。ホテルや披露宴会場では、特別割引やキャンペーンを実施しているところがあり、おトクに結婚式を挙げられることがあります。 また、結婚式までの日取りが短い場合も、割引価格で結婚式が挙げられることがあります。新婦がおめでたのマタニティ婚や、急いで式を挙げたいお急ぎ婚の場合は、おトクになるケースも。結婚情報誌やインターネットで調べてみましょう。 そして、ホテルや披露宴会場などその豪華さにこだわらず、ペーパーアイテムなどを手作りするアットホーム婚や、レストラン婚などでも、結婚費用を抑えることができます。 準備期間が十分にある場合は、招待状や席次表、新婦のヘッドアクセなどを手作りするなどの工夫で、お金を節約することができますね。新郎新婦の人柄も伝わり、オリジナリティのある結婚式はゲストからもきっと喜ばれるでしょう。できる範囲で、ウエディンググッズを手作りしてみるのも費用を抑えるポイントです。
いかがだったでしょうか。結婚式は、夫婦2人で行う初めての共同作業です。お金のやりくりをしっかり行うことで、長い夫婦生活でも順調なスタートを切ることができますね。早め早めに準備をして、ゲストや家族みんながハッピーになれる結婚式を目指しましょう。