普段の生活において、「こまめに電気を消す」「電源コンセントは抜く」など、節約を試してみるけれど、なかなか続かない…なんてことありませんか?節約生活が続かないのは、あなたがその節約方法で無理をしている部分があるからかもしれません。自分のペースで、無理なく節約をするにはどうしたら良いでしょうか?今回は、そんな節約のヒントを3つご紹介します!
節約オンチからの卒業!
今すぐチェックすべき節約術のポイント3つ
2016年6月14日
節約の成果を見える化 カンタン家計簿をつけてみよう
節約を長続きさせる最初のポイントは、その成果を自分で把握できるようにすることです。例えば、一生懸命勉強して学校の成績が上がったときや、ダイエットをして体重が減ったときなど、努力が報われ達成感を感じた際に、人はまた「頑張ろう!」と続けるモチベーションが湧いてきますよね。節約も同じ。毎日お金の使い方に気をつけた結果、例えば1ヶ月で3,000円節約することができた!など、具体的に自分の節約の成果を見える化することが重要なポイントとなってきます。そのためには、まず家計簿をつける習慣をつけ、お金をしっかり管理していくことが大切です。自分が、いくら何に使っているかを具体的に知ることで、お金の無駄遣いも把握することができます。
そうは言っても、家計簿をつけるのは億劫、毎日忙しくてそんな時間ない…という方もいるかもしれません。そんな方は、まず毎日のレシートを集めることから始めてみることがおススメです。
レシートを集めるだけで簡単に家計管理が出来る?
やりかたは簡単です。レシートを集める小さな箱を用意して、会社や買い物から帰って来たら、とりあえずそこにお財布に入っているレシートをまとめて全部入れるようにします。そして、1ヶ月に1回、時間がある時にレシートを見返してみましょう。
今月はタクシーに3回も乗ってしまったな、とか、逆に外食の回数が少なくてお金を節約することができたな、というように、レシートを眺めるだけでも、お金の使い方を見直すチャンスになります。レシート集めに慣れてきたら、スマートフォンの家計簿アプリや、エクセルなどを使って、徐々に家計簿をつけていく練習をしましょう。最初は完璧じゃなくても大丈夫です。入力し忘れたものがあっても、期間が空いてしまっても、あまり気にせず、少しずつ慣れていくことが大切。無理せず、家計簿をつけることを習慣化することが、節約を長続きさせるポイントです。
大きな節約から実践 固定費を見直そう
節約を成功させるポイント2つめは、毎月必ず発生する大きな出費を減らすことです。家賃や通信費、光熱費の節約がこれにあたります。例えば、家賃を月に1万円減らすことができれば、年間で12万円もの節約になり、その分のお金を蓄えたり、好きなように使うことができるようになりますね。
また、家のインターネットやスマートフォンの料金などの通信費は、自分の1ヶ月の使用量を確認して、より割安なプランに変更するようにしましょう。特に最近は、LINEやSKYPEなどの無料通話アプリを利用している人が多く、電話機能を利用して通話をしている人は少なくなっています。携帯電話会社が用意しているプランの中で、あまり電話を利用しない人向けの料金プランにすると、毎月の基本使用料を減らすことができるんです。
さらに光熱費については、2016年4月から「電力の自由化」が始まりました。電力の自由化とは、サービスや価格を比べて、私たち消費者が電力会社を選択することができるようになること。これによって、新たにおトクなサービスが登場しています。例えば、KDDI(au)やソフトバンクなど大手通信会社では、電気代と携帯代金とのセットで割引するプランがスタート。上手に利用すれば、毎月の固定費を大幅にカットすることができます。このように、家賃や通信費などの固定費で、大きな節約を実践してみてはいかがでしょうか?
小さな努力で大きな節約 その実践方法とは?
最後に、毎日の小さな努力で、実は大きな節約ができる方法をいくつかご紹介しましょう。まずは、飲み物代の節約です。毎日カフェでコーヒーを買ってから会社に行く人は、実はコーヒー代に毎月5,000円(1杯250円×20日間)も使っていることになります。これを自宅でコーヒーを入れてタンブラーや水筒で持参すると、飲み物代を毎月10分の1程度まで減らすことが可能に。これはとても大きな節約ですね。
また、働き女子はついつい外食やコンビニ弁当が増えてしまいがちですが、できる限り夕食を自炊する、またはお弁当を会社に持参するなどのように、手作りをするようにしてみましょう。焼き魚とお味噌汁とごはん、これを自炊すれば1食300円程で済ますことができますが、ちょっとした定食屋さんに行くと800円くらいかかってしまいます。週に3日、夕食の自炊を実践すると、1ヶ月で6,000円{(800円−300円)×12日間}もの節約に。毎日自炊するのは大変ですが、仕事が早く終わった日や、お休みの前日など、できる範囲で手作り料理をすることで、節約はもちろん、栄養バランスがとれた料理で健康な体も目指すことができますね。
節約は、長期戦。無理せずに自分のペースで進めていくことが大切です。今回挙げた節約のヒントを参考にして、あなたにピッタリな節約方法を今日から始めてみてくださいね!