昔に比べて、キャリア重視の生き方をしている女性も多くなってきましたね。
そんなキャリア女子は、出張や外出の機会が他と比べて多くなりがち。
「今月も外食が多かったな…」「出張の費用か重なりすぎて貯金が出来ない…」
「会社の経費と生活費が区別できてない…」など、キャリア女子にありがちなお悩みをズバッと解決します!
出張・外出が多い営業女子必見!
スッキリ家計管理の方法を伝授!
2016年8月8日
目指すはシンプルな家計管理
航空券・乗車券・ホテルなどを会社が手配してくれず、自分で立替払えする場合がありますね。取引先との食事代などもそう。 後日精算されるとはいえ、仕事のお金を自分の財布から出していると本来の家計管理ができません。 ただでさえ忙しくて普段から家計管理がおろそかになりがちなキャリア女子。 おススメはシンプルで分かりやすい管理法。経費と生活費をきっちり分けることです。
クレジットカードを分ける
分け方はシンプルに。 例えば、仕事用にクレジットカードを1枚作っておきます。 航空券・乗車券・ホテルなど、業務にかかる支払いは仕事用に作ったカードで支払うだけ。 ただし、いくら出張先での出費だからといって、業務に関係のないものまで仕事用のカードで支払いをするのはNG。 プライベートの支出なら、普段自分が使っているクレジットカードや現金で精算するなど、きちんと分けることが大切です。
カード精算用の口座を分ける
いくらクレジットカードを分けても引落口座が同じでは、経費と生活費の区別もイマイチ。 カード明細が別だからといって、やっぱり管理は煩雑です。 できれば、仕事用のカードは普段の生活口座と別にしておきましょう。 専用の口座を作り、仕事用カードの精算以外では手をつけないようにします。 カードの引落日と会社の清算日によっては、事前にいくらか入金しておく必要もありますが、出張が終わって会社からの払戻しは仕事用の口座に入金します。以降もその口座の中で回していくようにするのがコツです。
キャリア女子は食費がかかる
出張をすると自炊ができず、食事はどうしても外食になりますね。 会社によって違いはありますが、一般的に、後日精算を含め出張費は会社持ちでも、食費までは払ってくれません。 というのもそもそも出張に行こうが行くまいが、1日3度の食事は会社に強要されず誰もが自分で食べるもの。 それなら割り切って、出張先の名物や普段とは違うものを楽しんで食べてみるのもいいかもしれません。 しかしやはり、ある程度のブレーキを掛けておかないと食費がどんどん膨らんでしまいます。食費の目安を掴んでおきましょう。
出張中の食費、目安はどのくらい?
食費は自腹といっても、外で食べざるを得ない、つまり出張をしない社員より出費が多くなるのは会社も承知のはず。 出張をする社員に対し、出張手当あるいは日当を支給する会社は多いようです。 会社が支給する日当は決して食事代と限られているわけではありませんが、交通費や宿泊費は別途支給だと考えると、この日当は出張中の飲食代とみなすこともできそうです。 産労総合研究所が実施した「2015年度 国内・海外出張旅費に関する調査」によると、一般社員が日帰り出張をするときに支給する日当の平均額は2,041円。 対して宿泊出張になると2,276円です。1泊2日の出張なら、日当は2,276円×2で4,552円。 このなかで出張中の飲食をやりくりするようにしましょう。
一般的に食事は「昼・夜・朝・昼」の4回。 加えて、家にいたら飲めるはずのミネラルウォーターも麦茶も、出張先ではいちいち買わなければなりません。 それも考えながら、ランチが1回1,000円で夕食は2,000円程度までを目安とすればよいでしょう。なお、朝は宿泊とセットの前提です。
忙しいと言い訳しない、キャリア女子の貯金法
忙しくて貯金や運用を考える暇がなく、給料が振込まれたまま放っておくキャリア女子って結構多いんです。 確かに口座の残高は増えますが、それで貯金しているつもりでは、お金は一向に増えません。 忙しいからこそ、放っておいてもお金が増えるような貯金の仕組みづくりをしておきましょう。
誰でもかんたんに出来る「積み立て」
まず取り組みたいのが給料から天引きしてもらえる社内預金や財形貯蓄。 財形貯蓄は貯金の目的を問わない一般財形や老後資金作りの財形年金などがあります。 数万円づつ、ふたつに分けて天引きしてもらうのもいいですね。 もうひとつの仕組みは、給与振込口座から毎月決まった日に一定額を自動振替して積立する方法。 銀行の積立定期もいいですが、既に流動性も安全性も高い社内預金や財形貯蓄をしているなら、少し収益性を高めに積立投資にトライしてみるのもいいでしょう。
でもリスクの高い株式などは避ける方がいいかもしれません。 忙しくてチェックできず、売り時を逃した……なんてことになっては困ります。 放っておいてもある程度安心できて、預貯金よりは利回りの良い運用。 安定性の高い債券に投資する投資信託なら可能でしょう。 もちろん価格変動リスクはありますが、長期的な運用をすることで、そのリスクも低減することができますよ。その他、性格別の運用方法についてこちらの記事でまとめていますので、みてみてください。
日々の家計管理も貯金も最初の仕組みを作ることで、シンプル&スッキリなお金の管理をしてくださいね。