めまぐるしく働いていた過去の自分を癒す、ゆったり田舎暮らしのセカンドライフ。
その移住地として、岡山県・長野県・山梨県は長年根強い人気がありますね。
この3県に隠された魅力は?そしてセカンドライフに適した環境とは?
ぜひ、未来の癒しプランに役立てください。
セカンドライフはどこにしよう?
人気移住地、岡山・長野・山梨
の魅力をひとあし先に予習!
2016年11月10日
住むほどにじんわりとした魅力を感じる岡山県
セカンドライフの毎日をどう過ごすのか……。 まだまだ先のこと過ぎて具体的には考えられないけれど、セカンドライフに癒しを求めるのなら、天気に恵まれた土地であることは外せないポイントかもしれません。
なんと言っても、「晴れの国」!
「晴れの国」というキャッチフレーズをもつ岡山県は、降水量1㎜未満の日数か全国で1番という、晴れの日が多いところ。 瀬戸内海に面した温暖な気候が魅力です。 恵まれた気候のおかげで農作物も豊か。白桃やマスカットなど、女子の心をくすぐる果物も実は有名なんです。
関西・首都圏へのアクセスも◎
もうひとつの岡山県の魅力は交通の便のよさ。 首都圏から離れた西日本、都心暮らしの人のなかには遠くて不便なイメージを持つ人もいるでしょう。 でも実は、岡山県は中四国地方の交通の中心に位置し、関西圏・首都圏へのアクセスも便利なんです。 というのも、四国につながる瀬戸大橋をはじめ、縦横に延びる高速道路網やJR岡山駅からの東西南北に交わる鉄道路線が充実しています。新幹線(のぞみ)を利用すれば大阪へ約50分、東京へは約3時間半と案外近いんです。 南は瀬戸内海、北は蒜山高原と、四季折々の自然を満喫しながら、週末はアクセスの良さを利用して、親戚や友人との再会も気軽にできそうです。
大自然と気候の良さが抜群の長野県
3,000m級の山々と清流が織りなす雄大な自然につつまれた長野県。 日本屈指の大自然と気候の良さは、ジメジメと蒸し暑い日本の夏の避暑地として若い人にも人気ですが、日本一の健康長寿をもたらす地としてセカンドライフの移住地としても抜群の人気を誇ります。
豊かな自然が長寿の秘訣?
いまどんなに健康な人でも、老後はやっぱり健康や医療のことが不安になりますよね。 200以上もある温泉や森林セラピーを堪能できる環境は、そこに住んでいるだけで健康に過ごすことができそうですね。 また、医療体制も充実しているため、安心して老後生活を送ることができるでしょう。
食や文化の豊かな土地
健康長寿のためには食も大切。食べ物といえば信州のお蕎麦、わさび、野沢菜、山菜など、健康はもちろん、美味しくて美容にも良い食べ物が豊富なのも魅力的。 山地で寒いイメージがあるものの、実は長野県は、雨が少なく日照時間が長いそう。 だからりんご、ぶどう、梨などさまざまな果実の生産が多い地なんです。 川中島の古戦場や製糸業など、むかし学校の授業で習った日本の歴史や文化が多々あるのも魅力のひとつ。 歴史的建造物や史跡をめぐるのも老後の楽しみになるかもしれません。 JR新幹線で東京まで約1時間20分とアクセスが良いので、家族や旧友に会いたくなったらすぐに行けるのも人気の理由です。
若い人にも愛されている山梨県
富士山、八ヶ岳、南アルプスなど、長野県同様に山に囲まれた美しい自然の環境を誇る山梨県。 美しい自然と首都圏からのアクセスの良さで、セカンドライフの移住地として高い人気です。
都心まで一時間半!
特急あずさやかいじを利用すれば東京まで1本で乗り換えなし。 車でも首都圏まで1時間半程度と通勤圏内として、首都圏で仕事をしながらもリタイア前から山梨県に移住する人も増えています。 なかには週末移住など「ニ拠点居住」をする若い人もいるほど。
気軽に趣味を満喫できる土地
例えばあなたが東京に住んでいて、週末にウィンタースポーツや温泉めぐりを楽しもうと東京から山梨に行こうと思うと渋滞で何時間もかかってうんざりしますよね。 でも山梨に住んでしまえば、ウィンタースポーツのポイントも温泉もすぐそこ。 平日に東京へ通う方が時間のロスが少なくて住むかもしれないのです。 自然豊かなのに利便性もあって、さらには富士北麓には太宰治や三島由紀夫など日本の歴史的文豪にゆかりのある施設や場所など文化的にも魅力がいっぱいです。 リタイア後にゆったり読書でも楽しみながら、ゆかりの地を訪ねてみるのも面白そうですね。
理想のセカンドライフのために、今からしっかりとした準備を
田舎で癒しのセカンドライフは魅力いっぱいですが、実際に移住するとなるとお金のこともしっかり計画しておかなければなりません。 例えば、移住地探しの交通費だけでも新幹線代が何往復分も必要になるかもしれません。移住が決まって引越しする際は引越し費用に加え、移住先の家の修繕費やリフォーム等で多額な支出が必要な場合もあるんです。 ある調査によると、シニア世代の平均リフォーム費用は717万円と言われています。 また、移住先によってはスタッドレスタイヤなど、都会暮らしでは必要のなかったものまで必須になる場合も。 新たな移住先で充実したセカンドライフを送るには、計画的なマネープランが欠かせませんね。 こちらの記事をチェックしつつ、自分がどんな老後を過ごしたいか是非一度考えてみてくださいね♪