株式投資を始めてみたいけど、やっぱり勇気がでない。
まとまった資金で始めるのはちょっとコワい。
そんな女子は、まずは少しの金額で始めることができるミニ株から始めてみてはいかかですか?
初めての株式投資は
ミニ株でチャレンジ!
2017年9月21日
ミニ株ってなに?
株式投資をするためには、まとまった資金が必要…
そのようなイメージを持っている女子も多いのではないでしょうか。
単位株制度って?
株価ボードにはたくさんの銘柄の価格が載っていますね。株価を見てみると1,000円以下の価格の銘柄もたくさんあります。
では、その銘柄が1,000円以下の価格で買えるかというと、残念ながらそうではありません。
株を購入する時は、通常は一度に売買することができる単位が決まっています。例えば、売買単位が100株と決まっている銘柄では、株価が800円の場合、800円×100株で80,000円必要となります。
このように、一度に取引できる株式の単位が決められている制度を「単元株制度」といいます。
単元に満たなくても買える!
購入に必要な単元株式数を下回る単位の株式でも取引できるサービスを単元未満株取引サービスといい、「ミニ株」などの愛称で呼ばれています。
証券会社にもよりますが、取引できる最低単位は最低1株から提供しているところがあります。
ミニ株のメリット
少額の資金でOK
少ない手元資金でも、単元株では高額で購入しづらい優良企業の株式を購入することができます。
分散投資ができる
少額で株式を購入することができるので、複数の銘柄に分散して投資をすることができます。
分散投資をすることで、株価の変動によるリスクをおさえることができます。
配当がもらえる
配当がある銘柄の場合、単元に満たなくても持っている株式の数に応じて配当金が分配されます。
株主優待を受けられる
数としては少ないですが、単位未満株でも株主優待を受けられる銘柄があります。これを端株優待と言います。
また、端株優待をしていない会社でも、毎月コツコツ株式を買い付けることにより、単元株数に到達すると通常の株主優待が受けられるので楽しみですね。
ミニ株、気を付けたいこと
売買のタイミングは?
ミニ株は売買のタイミングを自分で調整することができません。
証券会社にもよりますが、通常は売買を申し込んだ翌日の寄り付きの価格で取引することが多いです。
そのため、思った価格で売買することができない場合があります。
株式の購入は自分で
ミニ株は自動積立ではないので、自分でその都度買い付ける必要があります。
売買の申込を受け付ける時間は、証券会社によってそれぞれ違います。取引している証券会社のホームページなどで、受付時間を確認しておきましょう。
お給料日の朝の通勤電車で買い付けの手続きをする、など自分でルールを決めると毎月忘れずに積み立てしていくことができますよ。
おトクな証券会社は?
株式を購入するためには手数料がかかります。特に、ミニ株のように何度かに分けて買い足していく場合、少しでも手数料が安い方がいいですね。
ミニ株を取り扱っている証券会社の中から、3社をピックアップしてみました。(2017年8月時点の情報です)
SBI証券
1株から取引することができ、愛称は「S株」です。
午前10時30分までに注文をすると、当日後場の最初の値段で取引することができます。
手数料は1注文につき約定代金×0.5%で、最低手数料は50円(税抜)です。
マネックス証券
1株から取引することができ、愛称は「ワン株」です。
午前11時30分までに注文すると、当日後場の最初の値段で取引することができます。
手数料は業界最低水準で約定代金×0.5%、最低手数料は48円(税抜)です。
カブドットコム証券
1株から取引することができ、愛称は「プチ株」です。
注文受付時間は24時間対応しており、注文した時間によって、前場の最初の値段または後場の最初の値段で取引することができます。
手数料は約定代金2万円まで100円、以降約定代金1万円増加ごとに67円加算されます。
また、毎月500円以上でプチ株を積立できるサービスもあるので、長期でコツコツ積み立てたい女子におススメです。
はじめて株式投資をする時は、いきなり高額な投資は不安ですね。
その点、少額から始めることができるミニ株は株取引の練習にもベストです。
ぜひミニ株から、株式投資をスタートしてみてください!
「その他の投資も気になってきた…」という人は「投資初心者が知っておきたい 分かりやすい投資方法とは?」などもチェックしてみてくださいね。