ちょっと投資にも挑戦したいけれどいろんな商品があるし、興味が持てるものがない…
そんな人におすすめしたいのが、「金」を毎月一定額買いためていく「純金積立」です。
買いためた金はジュエリーに変えることも可能。
少額から始められるので、投資初心者にも向いています。あなたもぜひ、始めてみませんか?
月々3000円からできる!
純金積立の魅力
2017年7月20日
「純金積み立て」ってどんなもの?
銀行の金利が低い今、定期預金の金利はスズメの涙。投資にチャレンジしてみたいけど、何を始めていいのかわからない…という人も多いのではないでしょうか?そんな人に今回おすすめしたいのが、毎月一定額分「金」を買いためていく「純金積み立て」です。
金が財産に…?
アクセサリーなどで女性にはなじみ深い金ですが、この金も立派な資産。株や債券などと違って現物資産である金は「有事の金」ともいわれ、経済危機などで株が暴落するときなどに逆に価値を上げるため、ぜひ持っておきたい資産のひとつといえます。
使用用途はさまざま
また「純金積み立て」の大きな魅力は、買いためた金を、そのグラム数に応じてさまざまなジュエリーやコイン、純金バーなどに等価交換できること。基本的には貯蓄が目的ではありますが、貯蓄するにもモラル維持が大切。女性なら誰でも好きなジュエリーに換えることもできると思えば、一気にやる気もアップしますよね。
取り扱う会社によっては毎月ジュエリーのパンフレットも送ってくれます。煌めくリングやネックレスなどを眺めながら、「もうすぐこのリングが買える分だけ金が貯まる…!」など、貯まっていく金に思いを馳せるのも楽しいものです。
月々1000円や3000円からスタートできる!
純金積み立ての大きな魅力の1つは、少額からスタートできることです。取り扱う会社にもよりますが、月々1000円や3000円程度から、1000円単位で積立金額を決めて始めることができます。金額的には飲み会やランチ代くらいなので、大きな額を貯蓄や投資に回せないという人にもぴったり。
また、ボーナス時などには購入額を増額する設定もできますし、お金に余裕があるときにスポット買い(=好きな時に、好きな額を買いつける方法)することも可能です。純金積み立ては長く続けることが前提ですので、無理のない金額を決めて、それを崩さないスタンスで臨みましょう。
積立金額は後で変更することができますので、給与がアップしたらそれに合わせて積立金額を上げていくこともできますよ。
純金積み立ての魅力「ドル・コスト平均法」とは
金の価格は、日々変動します。このため、いっきに大量に購入すると、高値掴みをしてしまうリスクも…。一方で純金積み立ては毎月一定額でその時に買える量の金を買いためていく仕組みなので、金価格が高いときは少な目に、また安い時は多めに購入できるようになっているのが特徴です。
こうすることで平均購入単価をおさえることができるのが大きな魅力。これを金融用語では「ドル・コスト平均法」といいます。
ドル・コストにする理由は…
元々純金積み立ては短期の利益を求めるのではなく、長期的に付き合っていくことで資産を増やす方法です。なので、せっかくの「ドル・コスト平均法」効果も途中でやめてしまっては水の泡。
家計が苦しくなっときも積立を辞めるのではなく、積立金額を減額するなどして、なるべく長く続けることが重要となっていきます。
さっそく純金積み立てを始めよう!
それでは次に、純金積み立てがどこでできるのかを紹介します。純金積み立てを取り扱っているのは、「田中貴金属工業」や「三菱マテリアル」貴金属商や鉱山会社や、「楽天証券」、「マネックス証券」、「住信SBIネット銀行」と言ったネット証券やネット銀行などです。
はじまる前に気をつけるポイントは?
純金積み立てを行う際には、購入手数料や年会費などのコストがかります。長期間積立を続けることを考えると、この手数料の差はばかになりません。各社のホームページなどで詳細が確認できますので、比較検討したうえでじっくり選んでください。
また各社で細かいサービス内容も違いますので、自分に合った窓口を選んでくださいね。
ちなみに多くの純金積み立てサービスは、ネットで申し込むことができます。積立は早く始めれば、その分積立期間を長く取ることができますので、思い立ったが吉日、ぜひ早めにスタートしてくださいね。
その他の投資について知りたい人は、「何を選べばいいの?投資はしてみたいけど、分からない人のための 投資信託ランキング」チェックしてみてくださいね。
月々数千円という金額でも、10年、20年たてば、それなりの金額になっているはずです。結婚資金にするのもよし、住宅購入資金にするのもよし。長期戦でじっくり増やしていきましょう。