心の中で「株式投資、いつか私もやりたいな」と思っていても、いざ、勉強をしようと思って調べてみると、決算・経常収支・チャートなど、女性にとっては、難しい言葉が続き、気が滅入りやすいもの。けれど、そんな状況を打破し、文系ならではの方法で株式投資を成功させた女性がいるんです。
文系脳の女性でも大儲けできた
株式投資の方法って??
2017年5月11日
株式投資は半年後の業績を反映する
彼女は株式投資で成功できた理由を、このように振り返っています。 「トレンドに乗った小型の株に初動で乗ることができた」 どういうことかというと、株式投資は人気投票のようなもの。1度、投資家の人気を集めると株価は一気に膨らんでいきます。 その上がり始めの時に、将来人気になる株を購入できたということです。
株選びで守りたい鉄則
彼女が初めて買った株は、ジェイアイエヌという会社だったそうです。その会社は今振り返ってみると、ある条件を満たしていたそう。その後も彼女は数多くの株式を取引してきましたが、その条件に当てはまる会社は、だいたい値上がり益を手にできたそうです。
鉄則は3つある
その条件とは、
・小さい
・分かりやすい
・儲かっている
彼女が一番最初に買った株は、ジェイアイエヌ……アルファベッドで書くとJIN……と聞いて、ピンときた人もいるかもしれませんね。そう、ここは有名な「メガネのJINS」を運営している会社だったのです。 彼女が目をつけた時、JINSは時価総額が100億を超えるか、超えないかくらいの時期でした。丁度その頃、巷ではすでに話題になり始めていて、流行に敏感な人は、「PCメガネ」をかけはじめていたころでした。
時価総額が小さい会社が良い理由
売上げが良く儲かっている状態であっても、時価総額の大きな会社(東証1部上場のような大企業)というのは株価に反映されにくいもの。 逆に小さな会社であった場合、伸びしろが大きく、ひとたびヒット商品が出れば、売上げは2〜3倍に膨れ、株価は5~10倍になり会社の体質を一気に変えてしまうほどの影響力があります。 先述のJINSの場合も、最初は小さなメガネチェーン店だったのが、メガネを普通の人にもかけさせる革新的な商品「PCメガネ」の登場により、売上げは爆発的に増え、株価もみるみる上昇したのでした。
「分かりやすさ」と「儲かってるか」は肌感覚で
株を選ぶときに守りたい鉄則「分かりやすさ」というのは、「自分の頭で事業の本質を理解できる」と言い換えることもできます。先述の「メガネのJINS」であれば、圴一の値段でメガネを販売している小売業ということがすぐに理解できます。
そしてもう一つのポイントである「儲かっているかどうか」も、お店に行ってみればわかるもの。 若くておしゃれな店員さんが接客してくれ、それまでのメガネ店にあった、”高い“”時間がかかる“”野暮ったい“というメガネのイメージを”安い“”すぐできる“”オシャレ“とイメージに一新したお店づくりをしています。
自分の感性が利益を生み出す
お客さんが途切れないお店であることは、肌感覚でわかるでしょう。 この肌感覚というのは、女性ならではの感覚的な察知能力です。いくつかのポイントを守れば、このような感覚的な取引でも利益を上げることができると、彼女は述べています。
彼女は現在、株式投資のやり方を教える学校で講師をしています。彼女の担当する講義では女性の受講生も多く、講義は大人気だそうです。
彼女は自分の株式投資のやり方を書籍にまとめました。タイトルは「数字オンチもへっちゃら。文系女子の分かる株の本」です。kindleでの販売も好評のよう。ご興味のある方は、ご一読をおすすめします。