2022年が始まりました。新しい年を迎え「お金について学びたい」「お金のことをもっと詳しく知りたい」そんな思いを抱いている人も多いのではありませんか。しかし、何をどこでどのように学べばよいのか分からないという声もよく聞きます。お金の専門家であるFPが、本当に役立つお金の勉強についてご紹介していきます。
「お金のことを学びたい!」
何を学ぶ?どこで学ぶ?
本当に役立つお金の勉強を始めよう!
2022年2月14日
お金の勉強が必要なワケは?
はじめに、お金の勉強が必要な理由を説明します。あなた自身が、お金の勉強は必要だと納得した上で、学んで欲しいからです。
【すぐに役立つ学びだから】
商売をしている人、金融業に関わる人だけでなく、社会生活を営む全ての人が、日々「お金」と関わっています。
誰しもが今日からすぐに役立つ学びなのです。
【知らないことがリスクだから】
学校で「お金」という授業はありませんが、社会人になると、税金や年金、保険、投資、ローンなど、次々にお金に関する話が出てきます。
知らないために騙されたり、損をしたりもします。お金は、知らないことがリスクになるのです。
【時間が武器になるから】
収入を増やしたい、将来に向けて金融資産を保有したい。それには時間を味方につけることが大切です。
なるべく早いうちにお金の知識を身につけることが、生きていく上でも武器になるのです。
【不安や悩み、ストレスも減らせるから】
人生における不安や悩みの多くは「お金」に関することのようです。日々のストレスもお金で解決できることが多いようです。
お金を学ぶことは、幸せな人生を送るために必要なのです。
何を学ぶ?
次に、お金について何を学べば良いのかを説明します。以下のどれかひとつだけ学べば良いわけではありませんが、あなた自身が興味あるものや、取り掛かりやすいものから学んでいきましょう。
基礎用語
何を学ぶにも基礎は大切です。お金の学びを始めるなら、お金に関する基礎用語を確認しましょう。
例えば、貯金に関する用語であれば、
【普通預金、定期預金、満期日、元本、利子、利率、単利、複利】
用語を確認しながら、その金融商品の知識を広げ、何が自分に必要かを判断できるようになりましょう。
増やすこと
収入に関する学びです。
正社員やアルバイト、副業、起業など、いろいろな働き方がありますが、これらは資産形成にどう関係してくるのか、結婚・妊娠出産・育児・介護などに直面した時にどのような法制度があり、どう活用できるのかを知る学びです。
これらを学ぶと、その時々の自分に合った働き方を選択できたり、収入を増やしたりできるようになります。
貯めること
貯金や運用・投資に関する学びです。
基礎用語の学びでも触れましたが、まずは、貯金や運用・投資に関する基礎用語を確認すること、そして、どんな商品があり、どんな金融機関で取り扱っているのか、商品の特徴やメリット・デメリットなどを学ぶことで、効率的にお金を貯めることができるようになります。
使うこと
支出に関する学びです。
増やしたお金、貯めたお金をどのように管理し、使うかも大切な学びです。
毎日の支出(食費や光熱費、通信費、娯楽費など)のやりくりはもちろん、ボーナスの使い方、ローンの組み方などを学ぶことで、効率のよい資産形成ができるようになります。
マネープラン
「増やす・貯める・使う」これらの学びを総合的に活かし、自分が思い描く人生設計を立て、それを実現するために必要なのがマネープランの学びです。
マネープランが作れるようになれば、マネーリテラシー(お金の教養)がかなり身についたと言えそうです。
どこで学ぶ?
自分に合った学び方を選択することはとても重要です。より早く、より理解でき、より楽しく学び続けることができるからです。
ネットで
お金の学びに限らず、コロナ禍をきっかけにネットで学べる環境がかなり整いました。
銀行や証券会社、保険会社などの公式サイトやマネーに関する情報サイトを見るもよし、お金の専門家たちの動画や、節約上手なママや投資経験者の動画なども参考になりますよ。
本や雑誌で
お金に関する本や雑誌もたくさんあります。特に初心者は、イラストや図解が多めで、面白く分かりやすく説明しているものがおススメです。
また、お金の基礎知識を学びたいのなら、必ずしも新刊である必要はありません。図書館などを利用するのもおススメですよ。
セミナーで
ひとりで黙々と見るだけ読むだけでは理解しづらい人には、マネーセミナーなどに参加することをおススメします。
自分と同じお金の学びに意欲のある仲間に出会えること、最新情報を入手できること、講師にその場で直接質問できることなどはセミナーならではの魅力です。
以上3つは、一般的なお金の学びの方法です。
以下2つは、自分にとっての最適解が導き出せるようになるお金の学びの方法です。
資格取得を目指す
お金に関する資格取得を目指すのもおススメです。
1つめは「簿記検定」。
家計簿に応用することで収支のバランスが明らかになり、問題点も見つけやすくなるため、日々の家計のやりくりが上手になります。
2つめは「FP(ファイナンシャルプランナー)」。
家計管理や資産運用、税制や保険、ライフプランニングなど、お金に関する総合的な知識が身につきます。
これらの資格はスキルアップにもなり、就職や転職に役立ちます。
FPに相談する
総合的なお金の専門家であるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談することもお金の学びになります。
一般的なお金の知識や情報を教えてもらえるだけでなく、数ある選択肢の中から、あなた自身が何を選べば良いかのアドバイスもくれるはずです。
いかがでしたか。本当に役立つお金の勉強を早速始めてみませんか?
(※本ページに記載されている情報は 2022年1月24日時点のものです)