もっとお金を貯めたい、貯めなければ!と思っている方は多いと思いますが、「なぜか貯まらない」「どうしても貯められない」という時は、心理的な要因があるかもしれません。自分に心理ブロックがかかっていないか見ていましょう。
あなたはなぜお金が貯まらないのか?
7つの心理的な理由
2021年3月8日
心理ブロックを確認する前に大切なこと
もしかしたら、心理ブロックというのはあってはいけないことだと思っているかもしれませんが、そんなことはありません。
誰にでもブロックはある
お金に対する心理的なブロックは、多かれ少なかれ誰でも何らかのブロックを持っているものです。例えば、「先月、交際費使い過ぎた」と思って今月はお誘いを少なめにするというのはよくあることだと思います。「お金を使い過ぎてはいけない」というブロックが働いているからです。
ブロックは必ずしもいけないことではない
心理ブロックがあるというのは、必ずしもいけないことではありません。
例えば、投資をするのはとても怖いと感じている方はたくさんいます。このような場合、自分の持っているお金を大きく増やすのは難しいかもしれません。しかし、投資が怖いからこそ、ではもっと収入を上げようとか、堅実なお金の貯め方はないだろうかと考えることができるのです。ブロックによって自分にとってもっとよい方法を探すこともできるのです。
ブロックを見つけることは解決策を見つけること
大事なことは、自分がお金に対してどんなブロックを持っているかを知って、それに対してどんなアクションを取るかということです。
自分の心理ブロックを知って、そのブロックを取り除くことでお金を貯めるか、あるいは(先に挙げた投資の例のように)このブロックを取り除くのは難しいから他の部分を伸ばそうとがんばるのか、そうやってお金を貯めるための解決策を見つけていくことが大切なのです。
ですから、ぜひ自分の心理ブロックを見つけてみてください。
お金のブロックは大きく3つ
お金が貯まらない原因は大きく分けて3つしかありません。「収入が少ない」「支出が多い」「持っているお金を運用していない」のどれかです。この3つに分けて心理ブロックの例を挙げます。
収入が少ない
入ってくるお金が少なければお金は貯まりません。少ないことを決していいと思っていないにもかかわらず、「お給料はよくないけど人間関係はいいし」、「何とか生活できているし」など言い訳をしているとしたら、こんな心理ブロックがあるかもしれません。
・稼げないと思っている
自分自身の価値を過小評価していて、「自分は高い給料をもらえるはずがない」と思っているような場合です。
・お金を得るのが怖いと思っている
お金を持っていることで嫉妬されるとか、お金を請求したらがめつい人だと思われないだろうかとか、盗まれないだろうかなど、お金に関して実際に嫌な経験をしたり、心配を抱えている場合です。
支出が多い
必要なものにお金を使うことはいいのですが、必要以上にお金を使っている場合には、以下のような心理ブロックが考えられます。
・支出を見ないことにしている
今回はたまたまお祝い事だったから、人と逢ったからなど、実際に使っているにもかかわらず、本当は使うはずではなかった支出を支出と認めていなかったり、人によってはそれすら意識できていなくて使途不明金になっている場合です。
・予算を守らなくてもいいと思っている
自分に対するご褒美とか、記念日とか、自分にとっていいことがあった時、あるいは逆に、ストレスを解消するためには、予算をオーバーしても使ってもいい、使うしかないと思っている場合です。
・使えばいいことがあると思っている
特に必要なわけでもないけれども持っていることで誰かに自慢できるとか、占いや開運グッズのように安心できるなど、お金を使うことで自分の心を満たしているような場合です。
運用しない
持っている資産を投資信託や株式投資などで運用することで増やしていくことができます。
手持ちのお金があって、頭ではわかっているけれども投資できないとしたら、以下のようなブロックが考えられます。
・減るのが怖いと思っている
投資は元本保証ではないので減る可能性がありますが、きちんと投資のリスクについて勉強することなく漠然と投資は減るものだと感じているような場合です。
・運用は難しいと思っている
運用をうまく行うためには、投資についていくらか学ぶ必要がありますが、ものすごく難しいことを勉強したり、とても時間をかけなければいけないのではないかと漠然と思っているような場合です。
さて、自分のブロックが見つかりましたか。心理ブロックが見つかったら、お金が貯まる第一歩です。次は、このブロックに対する自分なりのアクションを考えてみましょう。