昨年は新型コロナに翻弄され、仕事やプライベートなどあらゆる場面で変化を余儀なくされ、落ち着かない一年でした。年が明け2021年、まだまだコロナ禍は続きそうです。終息するのを何もせずにじっと待っているわけにはいきません。今の私に必要なのは、節約?それとも自己投資?コロナ禍を強く明るく乗り切る方法をご紹介します。
【2021年】 節約?それとも自己投資?
コロナ禍を強く明るく乗り切ろう!
2021年1月6日
【2021年】はどんな年になる?
デジタル化
世界規模で拡がる新型コロナの影響もあり、日本国内でもデジタル化の波がよりいっそう進んでいます。
私たちの日々も、テレワークやオンライン授業、キャッシュレス決済、ネット配信、ネットショッピングなどの利用者がこれからよりいっそう増えていくでしょう。政府もデジタル化の推進を一気に進めていく方針のようで、行政手続きのオンライン化も進んでいくことが考えられます。
この波は、コロナ等の感染症対策に限ったことではなく、少子高齢化による人材不足などを補える対策でもあるのです。
働き方
数年前から言われ続けていた「働き方改革」が、コロナ禍をきっかけに一気に進んだように感じます。今後コロナが終息しても、出社することなく自宅で仕事ができるテレワークの導入は進んでいくでしょう。通勤時間や退勤後の会食などが減るため、その時間を家事や子育て、副業や趣味の時間に充てることが可能になるからです。
また、出社する必要がなくなれば、会社に近い都心の狭い住まいではなく、郊外の自然豊かで広い住まいを選ぶこともできます。
働き方だけでなく、ライフスタイルそのものが変化していくでしょう。
地方創生
テレワークの導入が進み、出社する必要がなくなれば、都心で暮らすことに魅力を感じない人が増えてくるでしょう。
また、感染症対策の基本は「密を避けること」です。郊外や地方への移住者が増えていくのは間違いありません。地方にとっても、人口が増えることは地方創生への活力になるでしょうし、都心からの移住者たちのアイディアを取り入れ、地方の魅力を再発見し発展させていけるでしょう。
その地方独特の土地や気候を活かし、生産品や工芸品を近隣で消費するだけでなく、デジタル化の波に乗り、幅広く情報発信し、地方の魅力や生産品を世界中に届けるといった取り組みができる可能性を秘めています。
以上のように、今年もコロナ禍が続きますが、暗い話題ばかりではなく、これをきっかけに明るい話題もあり、将来への期待もできます。そのためにも、今は目の前のコロナ禍を強く明るく乗り切っていきましょう。
【節約編】コロナ禍を強く明るく乗り切るコツ
「習慣」を疑ってみる
日々の生活の中で、無意識にいつの間にか習慣化している行動があるはずです。それらを書き出し、その行動を続けるべきか一つ一つ疑ってみましょう。
例えば「毎朝コンビニに立ち寄るのはなぜ?」「毎晩お酒を飲むのはなぜ?」「週末家族で外食するのはなぜ?」など。明確な理由を答えられるのであれば止める必要はありませんが「なんとなく」が答えなら、それが節約への突破口になるかもしれません。
「必要な物」と「欲しい物」を分けてみる
日々購入している物は「必要な物」と「欲しい物」に分けられます。例えば食費の場合、「今夜の夕食の食材」は「必要な物」ですが、「お菓子やスイーツ」は「欲しい物」です。
「欲しい物」全てを節約しましょうとは言いませんが、「欲しい物」は今日必ず必要な物ではなく、いつ買ってもよい物(今日買わなくても良い物)ということは頭に入れておきましょう。
「やりたいこと」より「やめたいこと」を実践してみる
「やりたいこと」リストを書き出し実践している人は多いですが、「やめたいこと」リストを書き出し実践している人は案外少ないようです。「やめたいことをやめる」こんなシンプルなことで節約は達成できます。
例えば「たばこやお酒」「ママ友とのランチ」「ビジネス交流会」「美容サロン」「スポーツジム」など。その事自体が良くないわけではありませんが、気が乗らずにやっているようでは、お金だけでなく時間もムダですよ。
【自己投資編】コロナ禍を強く明るく乗り切るコツ
新しいことに挑戦してみる
コロナ禍でイベントや行事、人に会う機会が少なくなっています。予定や時間に余裕がある今、何か一つでも良いので新しいことに挑戦してみましょう。
今すぐ仕事に役立つこと、今すぐ世の中に役立つことでなくても構いません。失敗しても構いません。途中で止めても構いません。新しいことや未知なることに恐れずに、一歩踏み出し行動してみるという体験自体が自己投資になるからです。
一人の時間を充実させてみる
どこに行くにも何をするにも、誰かと一緒でなくては落ち着かない、楽しくないと思っていませんか?それも間違いではありませんが、一人の時間を充実させることができれば、コロナ禍でも幸せで楽しい日々を過ごせるはずです。
ここで勘違いして欲しくないのは「予定を入れる」「何かをする」ことだけが充実なのではありません。「あえて何もしない」のも充実です。
時間を満たすのではなく、心や気持ちを満たすことが自己投資につながることを知っておいてくださいね。
自分の思いを発信してみる
コロナ禍で人に会う機会が減っていても、SNSなどでの交流はできます。自分の思いを発信してみましょう。
「行ったこと」「見たこと」「食べた物」「買った物」を発信するのも良いですが、それらを体験して、思ったこと、感じたこと、学んだことなどを付け加えて発信すると、同じ思いの人と交流できたり、次への行動につながりやすくなりますよ。
(※本ページに記載されている情報は2021年1月6日時点のものです)