貯金をするには日々の出費を抑えることが大事、と思っていませんか?確かに、日々節約を心がけることは大切ですが、欲しいものや食べたいものを我慢して、節約=我慢ばかりではストレスが溜まり良くありません。そこで今回は、我慢不要で貯金が進む、日々の生活で見直したいポイントを確認していきます。効果的に、無駄なく貯金を進めていきましょう。
貯金=節約=我慢?
我慢する前に見直したい貯金ポイント
2020年11月30日
先取り貯金をしていますか?
毎月手元に残るお金がない、お金があればあるだけ使って貯金ができない、という人はいませんか。
貯金の基本は先取り貯金です。給料が振り込まれたら、まず毎月一定額を別の場所(口座など)に移動させましょう。自動的(強制的)に移動させる仕組みを利用し、すぐに取り出せないところに置くことで、使いたいという気持ちを抑えることができます。
数年後のために財形制度や自動積立の定期預金、長い将来のためにiDeCoやつみたてNISA、個人年金など、自分の合った商品を探してみましょう。
日々使う口座には、すべて使いきってしまっても大丈夫な分のみを残しておき、その中で毎月やりくりをしていくことを考えていくと良いでしょう。
使っていないモノにお金を払っていませんか?
サブスクリプションサービス(サブスク)
コロナ禍でステイホーム時間が増え、音楽や動画、本などのサブスクリプションサービスに加入した人も多いのではないでしょうか。サブスクリプションは、一定料金を支払うことで、一定期間その製品やサービスを利用できるものです。一定期間内であればたくさん利用しても、全く利用しなくても、同じ料金が発生します。
以前は利用していたけれど、今は全く利用してないなど、生活環境の変化に伴い定期的に見直すことが大切です。
スマートフォンのアプリ
スマートフォンには有料アプリがあります。なかでも、毎月料金がかかるものには注意が必要です。定期的にアプリを整理することで、無駄な出費を節約するだけでなく、画面もキレイに整理され、一石二鳥です。
クレジットカードの年会費
クレジットカードには年会費がかかるものがあります。年会費分のサービスに納得し加入しているか、確認をしましょう。カード申込時のサービスが目的で加入をした人や年会費分の元を取らなくちゃ!と義務的に買い物をしている人はいませんか?
クレジットカードは日々の生活に必要な分のみ、所有するようにしましょう。
クレジットカードと口座の明細をチェック
最近はキャッシュレス決済が増えています。現金の準備が必要なく、自動で決済してくれるのでとても便利です。しかし、現金の流れが目に見えないため、しっかり管理をしないと、意図しない支払いをしている場合があるかもしれません。クレジットカードの使用履歴や口座振替の明細は、スマートフォンのアプリでも確認することができるので、定期的に確認しましょう。
何気なく毎月支払っているもの
日々の生活での固定費を定期的に見直してみましょう。
スマートフォンの料金は適切ですか?
固定費見直しの筆頭は、スマートフォンを「格安スマホ」へ切り替え、月額料金を抑えることです。「格安スマホ」へ切り替えることで多くの場合、月額料金を抑えることができるので、検討をしてみると良いかもしれません。しかし、携帯電話会社を変更するのは抵抗がある、変えたくないという人もいるかもしれません。そのような方に一度見直してほしいのが「料金プラン」です。
・使用するのはほとんどインターネット通話なのに、電話かけ放題プランに加入している
・月末になると通信制限がかかって課金をしている、またはスマートフォンでインターネットはほとんど使っていないなど、自分の通信量に合った料金プランに加入しているか
好きな携帯電話会社とお得に付き合うために、料金プランを定期的に確認することがオススメです。
ムダな保険に加入していませんか?
保険は加入して終わりではありません。
・車を売却したけど任意保険に加入したままになっている
・引っ越しをしたけど、前の家の火災保険に加入したままになっている
このような場合、必要のなくなった保険は解約手続きをしないと、そのまま残り、保険料の支払いも発生するので注意が必要です。加入している保険は常に把握できるようにまとめておきましょう。
また保険料は一般的に、毎月払いより年払いが割安です。一時的な出費は大きくなりますが、総保険料はお得になるので、更新の時期などに検討してみてはいかがでしょうか。
貯金の目的、目標を持っていますか?
やみくもに「貯金しなきゃ!」と焦っていては、疲れてしまい、ストレスになってしまいます。今年中に100万円貯める、欲しいものを買う、旅行に行くなど、貯金の目的や目標を持つことが大切です。
目標を持つことでモチベーションを上げると、定期的に日々の出費を確認し、自分のお金の使い方を見直そうという気持ちにもなります。
お金の管理をできるようになりたいと思ったら、まずは貯金の目標から立ててみてください。
いかがでしたか。毎日の買い物で節約を意識する前に、日々の生活を見直すことで無駄な出費を抑えることができます。当てはまる項目があった人は、ぜひ今から実践してみましょう。
(※本ページに記載されている情報は2020年11月30日時点のものです)