「今年も思うように貯金が増えなかった」「今年は想定外な出来事が多く、今までの貯金をかなり切り崩してしまった」といった声を多く聞きます。あなたはいかがですか?今年も残り2ヵ月ちょっとですが、まだ間に合います!年末までに【貯金20万円】を上積みする方法を実践して、財布も心も、明るい気持ちで年末を迎えましょう。
まだ間に合う!
年末までに【貯金20万円】を上積みする方法
2020年10月16日
「貯金が増えない」原因って何?
貯金が増えない原因を「収入が少ないから」だと思っていませんか?間違いではありませんが、収入が同じくらいでも貯金額の多い人・少ない人は存在します。
また貯金が増えない原因を「支出が多いから」だと思っていませんか?支出費目ごとの金額を把握し、家計改善していれば、この理由は、あてはまらないはずです。
では貯金が増えない本当の原因は一体何でしょう?
【気まぐれだから】
「気が向いたら行動する」「その時々のノリや感覚を大事にしたい」という人は、貯金も「貯金したくなったら」「今月は3万円貯金できたけど来月は分からない」といった行動になるため、貯金が増えません。
【見栄っ張りだから】
「こんな洋服ではみっともない」「こんなお家やこんな暮らしは恥ずかしい」という人は、収入に比例して支出が多くなるため、貯金が増えません。
【意思が弱いから】
「何を始めても三日坊主」「ある程度貯まると使いたくなる」「勧められるとつい買ってしまう」という人は、貯金したい気持ちはあるのに「私は貯金に向かない」「貯金しても意味がない」と判断しがちで、貯金が増えません。
いかがですか?思いあたるふしがあるのなら、今日から克服して貯金を増やしましょう。
「今」の収支を把握することの意味
ライフプランを考える時、家計を見直す時、貯金や投資を考える時などのアドバイスとして「まず始めに、今の収入と支出を把握しましょう」と言われた経験はありませんか?
貯金を増やしたいと思っている時も、このアドバイスは有効です。なぜ「今の収支」を把握しなければならないのでしょうか?主に3つの理由からです。
【スタート地点の確認】
今回「年末までに貯金を20万円上積みする」という目標があるわけです。「年末までに20万円」というゴール地点に向かうためには、スタート地点を知っておく必要があります。このスタート地点とは「今の収支」のことです。
【自分の傾向を知る】
どんな支出費目が多いのか少ないのか、こんなに使っているとは思わなかった費目、節約できそうな費目、もっと使いたい費目などを知ることができます。
【自分の道のりを決める】
ゴール地点への道のりは一つではなく、いくつもの方法があるはずです。スタート地点を知り、自分の傾向が分かれば、どの方法でゴールに向かうことが自分にとって効率が良いのかを知ることができます。
「今の収支」を把握することの意味、分かっていただけたでしょうか?
年末までに【貯金20万円】を上積みする方法
毎日すること
年末までに、毎日「小銭貯金」しましょう。
貯金箱がなくても構いません。家にある小箱や小瓶、使っていない小銭入れや小さめの巾着袋やポーチなど、何でもOKです。
例)
毎日約150円 を 60~70日間 合計 約1万円
「毎日財布から150円を出金して貯金する」という感覚ではなく「小銭が増えて財布が重たくなったから」「自販機の缶コーヒーを買わなかったから」「食材が予想以上に安く買えたから」といった時に、その分を小銭貯金する感覚でやっていくと、気持ちに負担がなく長続きしますよ。
週1すること
年末までという限定で「毎週5,000円分の節約」を実践してみましょう。
例)
毎週5,000円分の節約 を 約8週間実践する 合計 4万円
1週間で5,000円の節約ということは、毎日約700円の節約と換算して実践しても構いませんが、その方法だと少々息が詰まるかもしれません。
それより「今週は家族の外食を1回減らす」「今週買う予定だった洋服は来年にしよう」「誘われている飲み会を今週だけは断ろう」といった方法なら、週5,000円の節約も、さほどストレスなく実践できそうです。
月1すること
年末までに、もう2回は給料日があるはずです。給料日、口座から出金して使い始める前に「先取り貯金」をしましょう。
例)
11月の給料日に 2万5,000円
12月の給料日に 2万5,000円 合計 5万円
先取り貯金分は、別口座に移しておくのがおススメです。先取り貯金分を使うお金と一緒に出金してしまうと、足りなくなった時に使ってしまうからです。
自分の手の届かない、簡単に出金できない口座にしまっておきましょう。この先取り貯金する方法は「残ったお金を貯金する」のではなく「貯金した後、残ったお金で生活する」習慣が身につくので、ムリな節約などせず、無意識に貯金が増えるのでおススメです。
ボーナス時にすること
ボーナスを20万円分貯金できそうな人は、上記3つの方法より、ぜひこちらを実践してください。手っ取り早く【貯金20万円】を上積みできる方法です。
ボーナスで10万円分の貯金ができそうであれば、上記3つの方法と合わせて【貯金20万円】の上積みは達成できます。
ボーナスで10万円以下の金額しか貯金できそうにない、ボーナスを貯金できそうにない、ボーナス自体がないという人は、上記3つの方法での貯金額を増やしたり、年末だけ限定で副業やアルバイトなどで収入を増やし、その分を貯金に上積みするなどを実践してみましょう。
(※本ページに記載されている情報は2020年10月16日時点のものです)