TVでも紹介され、最近話題になっている「富女子」。生涯お金に困らず自立していけるよう、貯金や投資に励む女子のことですが、世間では「20代」「1,000万円」という数字が注目されています。まだ結婚していないシングルのうちはお金に自由が利くため、貯金に目覚めてしまえば20代でも1,000万円という目標も夢ではないんです。じゃあ結婚していたり、30代の人には1,000万円の貯金はムリ?…そんなことはありません。あなたも富女子を目指し、今すぐ準備していきませんか。
貯金1000万円も夢じゃない?!
「富女子」として成功するために
絶対必要な準備5つ
2017年2月17日
準備その1:将来のビジョンを明確にする
ものごとを上手く進めていくにはイチにもニにも、計画を立てることですが、「なぜ富女子になりたいのか」「将来自分がどうなっていたいか」という目的とビジョンが明確であることが前提です。
老後の年金、生涯シングルまたは離婚などおひとりさまでいること、親の介護などへの不安から経済的な安心感を得るというのは立派な目的ではありますが、その目的が明確であればあるほど貯金へのモチベーションが上がり、実現しやすくなるんです。そして、ざっとでいいのでライフプランを作り、5年後、10年後、20年後の自分のありたい姿を書き出してみましょう。働いている、結婚している、月に1度は贅沢な食事をしている、年2回は海外旅行に行くなど、なんでもOK。イメージしているうちに貯金への意欲が湧いてくるはずです。
準備その2:家計の内訳を確認する
貯金の計画を立てる前に確認しておきたいのが、「何に」「いくら」使っているのかという、今の家計の現状です。家賃、水道光熱費、食費、通信費、被服・美容代、Etc…、ノートに費目と金額を書き出していきましょう。もちろん、月々貯金に回している金額もきちんと書き出します。
今の自分のお金の使い方を把握しないで、富女子にはなり得ません。消費している金額だけでなく、どの費目に費やしている割合が大きいのかという傾向を掴んでおくことも大切です。
準備その3:貯金計画を立てる
ビジョンが明確になり、今の家計の把握も出来たら、富女子成功に向けて貯金の計画を立てましょう。
まず決めたいのが目標金額と達成までの期間。5年間で1,000万円を貯めることが富女子の目標とされることが多いようですが、ゼロからスタートするならば、金利等を考えず単純に計算すると1年間に200万円ということです。つまり月々10万円貯金に回しても、夏冬のボーナスで40万円ずつ貯金しなければなりません。会社によってはボーナスはほぼ確実に、ほぼ定額支給されるというところもありますが、一般的には業績に反映するなど不確定。あまり現実味のない計画を立ててしまうと、達成するのが難しいばかりか、途中でギブアップしてしまう可能性もあるんです。
期間が少々長くなっても、あなたのペースでコツコツ貯める計画を立ててみて。コツは、これだけ月々貯金できるという自分の限界よりちょっと高めに設定することです。
準備その4:家計の予算決めをする
月々の貯金額が決まったら、月々使える金額が出てきますよね。その金額で1ヶ月間生活をする訳ですから、家計の費目ごとの予算決めをしておくことも大切です。
富女子を目指して貯金額を今までよりも大幅に上げるなら、家計の縮小は必要不可欠。先に確認しておいた家計の現状をどのように変えていくかは、あなたの腕の見せどころです。家賃や通信費などの固定費を削減すると楽々節約できますが、もしも今、美容代や洋服代が大きいのなら、ドラスティックに削るのも富女子として成功するための条件です。アイラインなどポイントメイクのコスメは100円均一の商品を利用したり、洋服はユニクロで統一したりという工夫も考えて。
なお、決めた予算は守るという節約の徹底も絶対に必要なことです。
準備その5:お金の教養・知識をつける
ビジョンが明確で目的があり、計画が万全に出来ていても、壁にぶつかることはあることです。極度な節約生活が長く続くとストレスが溜まったり、貯める意欲が減退することもあります。
その予防策としてお金の教養をつけておきましょう。たとえば金利についての知識があれば、より有利な積立投資など、お得な貯蓄方法を探すことができるでしょう。税の知識があれば、さまざまな優遇税制を利用し、節税分をご褒美出費として日頃の節約を労わることもできますね。投資の知識で値上り益や配当金など、不労収益を得るための仕組みを作ることだって可能です。
生涯お金に困らず自立していくことが富女子の意義であるなら、お金の教養は富女子にとって最も必要なことではないでしょうか。
そのほか、かわいいキャラクターが励ましてくれる貯金アプリを使うなど、貯金を楽しむこともモチベーションを保つコツ。貯金を楽しむことができれば、あなただってきっと富女子になれますよ。