もうこれだけ?ふと財布を見るとお金がほとんど残っていない、これは浪費癖がついている人にはよくあることではないでしょうか?浪費癖は習慣を少しかえるだけで治すことができます。今回は、浪費癖が治る方法をいくつかご紹介していきます。
浪費癖はこう治す!
上手にお金を使う習慣とは
2020年6月8日
浪費癖さんの共通点はこれだった!
「今年こそ100万円を貯めるぞ!」
と、正月に目標を立てたものの一向に貯金ができてない、こんな経験をした事がある人も多いのではないでしょうか?このようになかなか貯金ができない浪費癖さんには、自分がどういったものにいくらお金を使っているのかを把握していないという共通点があります。
全く把握ができていないのであれば、支出をおさえることができません。すなわち、貯金ができないという状況に陥ってしまうのです。
浪費癖さんのお金が貯まらない日常生活とは
皆さんが知らぬ間にお金を使っているシーンをいくつか例に挙げていきたいと思います。
通勤・通学前のコンビニ通い
コンビニは通勤・通学前に気軽に利用することができます。しかし、この気軽に利用できるといったコンビニ特有のメリットが、浪費癖を招いているのです。
朝、家でご飯を作ったり、食べたりする時間がなくてコンビニで朝食を買っていませんか?他にも、今や100円で挽きたての美味しいコーヒーを飲むことができます。私も会社勤めをしていた頃は、毎朝コンビニでカフェラテを買って出勤するのが日課になっていました。
実は、近くにあるからこそコンビニ通いが浪費癖をつける怖い習慣の1つとなっています。習慣化されてしまうと、なかなか気づくことができず、お金が逃げていってしまいます。
キャッシュレス決済の普及
今の時代、現金ではなくクレジットカードや電子マネーなどといったキャッシュレス決済が主流になってきています。1枚のクレジットカードやスマートフォンがあれば簡単に買い物や飲食ができます。
一方、キャッシュレス決済の大きなデメリットは、実際に手元からお金がなくなるわけではないので、自分がどれぐらいお金を使っているのか管理がしにくいという点です。また、後日請求が多いので多額の請求に困ってしまったという人は少なくはないのでは?
浪費癖を治す方法は?
冒頭でもお伝えしたとおり、浪費癖さんは支出を把握していないことが大きな特徴です。では、どうやって浪費癖を治すのか、上手にお金を管理できる方法についていくつか紹介していきます。
支出項目・金額を全て書き出す
まずはじめに、何にお金を使っているのか1ヶ月分を全て書き出してみましょう。
書き出すものは支出と金額です。もちろん、スーパーで購入した1枚3円の買い物袋も対象です。実際に書き出してみると、意外な支出が多くてびっくりするかと思います。しかし、この書き出す作業が浪費癖を治すはじめの1歩になります。
必要な支出と不要な支出に分ける
書き出すことができたら、次にその支出が本当に必要だったのかどうかを見直してください。そして、必要なものと不要なものに分けていきましょう。
必要な支出には、「家賃」「通信費」「保険料の支払い」などといった固定費、一方、不要な支出には「食費」「娯楽費」などといった変動費が挙げられます。「生きていく上で食費も必要な支出になるのでは?」といった声が聞こえてきそうではありますが、もちろん食費も立派な必要な支出の1つです。
しかし、食費の中にはちょっと工夫をするだけで節約できるものがいくつも隠れています。実は、この節約が浪費癖を治す大事な習慣となります。
日々の生活をECOスタイルに変えていこう
「ECO」という言葉はここ数年でよく耳にしていることでしょう。このECOを日々の生活に取り入れることによって、浪費癖が治り、どんどんお金が貯まるようになっていきます。
会社勤めでお昼は必ず外食という人は、まず週1,2日からでいいので自炊dayにしましょう。外食となるとお店・地域によりますが、安くても500円、高ければ1,000円以上もかかってしまいます。
これを1日自炊にするだけで大きな節約になります。鶏肉やもやし、卵など比較的安く、年中手に入る食材であれば1食100円以下でおさめることも可能です。平日は仕事で帰りが遅く作る暇がないという人は、休日に作り置きをして冷凍しておくだけで手間が省けます。
さらに、普段の買い物でECOバッグを持参すれば、買い物袋の節約になります。1枚数円でも塵も積もれば山となるで、100枚買えば200円~300円もかかってしまいます。他にも、コンビニでコーヒーをよく買う人はスティックタイプのものであれば、30本で300円~500円で手に入るものが多いので、それをマイボトルに入れて持参することで節約になります。
このように、節約できるものはどんどんシフトチェンジしていくと、自然とお金も貯まるようになっていきます。
キャッシュレス決済は使った分だけ現金を保管
キャッシュレス決済は、いくら現金を使ったか把握しづらいのがデメリットです。このデメリットを克服するため、使った分だけ現金を引き落とし口座に入れたり、別の場所に保管したり管理しましょう。こうすれば、現金をいくら使ったか目に見えるので、使い過ぎを予防することができます。
日頃の生活をほんの少し変えることで自然とお金が貯まるようになっていきます。どの方法なら無理なく続けていけるのか色々とチャレンジをし、浪費癖を治していきましょう。
(※本ページに記載されている情報は2020年5月9日時点のものです)