皆さんは、貯金のコツを意識したことがありますか?貯金してるのに全然貯まらない、いつも途中で挫折してしまう、もっと簡単に貯金ができればいいのに…など、上手く貯金できないという悩みはさまざま。ですが、貯金のコツを押さえることで成功率は格段にアップします。今回は、貯金に対する考え方や方法など、具体的なコツをご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
貯金にもコツがある!
貯金を成功させるために知っておくべきこと
2020年5月8日
貯金のコツ1 現状を把握する
貯金を始めるにあたっては、まず現状を把握することが大切です。そこで便利なのが家計簿。最初はざっくりとした形式でいいので、いくらの収入に対してどれくらいの支出があり、その内訳がどうなっているのか、1ヵ月の収支を確認してみましょう。それだけでも普段のお金の使い方が見えてくるので、「こんなに無駄遣いしていたの?」という現実を知ることができます。
家計簿を活用すれば節約ポイントが見えてくる
節約できそうなポイントを見つけられるのも家計簿の大きな魅力です。光熱費や食費、娯楽費など、何に対する出費が多いのか、本当に必要な出費だったのか、もっと節約できたのではないかなど、有効な反省材料になるでしょう。そして、節約した分を貯金に充てることができれば、より短期間で目標金額を達成することができますよ!
貯金のコツ2 貯金計画を立てる
現状が把握できたら、より具体的な貯金計画を立てていきましょう。貯金の目標として、いつまでにいくら貯めるのか、具体的な期間と金額を決めていきます。このときの考え方として、「余ったお金を貯金する」というのは絶対にNG!貯金を成功させるためには、収入から貯金分を先取りして、余ったお金で生活するという姿勢が大切です。
ただし、やみくもに貯金額を増やしても生活を圧迫することになり、そのストレスが原因で挫折するケースもあります。そこで、家計簿を参考に、いくらあれば無理のない生活を送れるかを考えてみましょう。いくら短期でたくさんの貯金をしたいという場合でも、臨時の出費に備えておくことも忘れずに!
具体的な目的があるとモチベーションアップ
ただ何となく貯金するよりも、「旅行に行きたい」「○○を買いたい」など、より具体的な目的があったほうがモチベーションアップします。ちょっと貯金を取り崩してしまおうかと思う場面でも、「今は我慢しておこう!」と思い止まる材料になりますので、自分がしたいことや叶えたいことをイメージしてみてくださいね。
貯金のコツ3 貯金方法を考える
貯金の期間と金額が決まったら、貯金専用の口座に入金しますが、この「入金」の手間をいかに省くかが貯金を成功させる大きなポイントでもあります。給料が振り込まれる口座から出金して、別の口座に入金する……。作業そのものは簡単なことですが、一度現金を手にしてしまうと何かと誘惑は多いものです。
「今月は出費が多そうだから多めに手元に残しておこう」「入金は今日じゃなくてもいいかな」などと甘さが出るので、結果として予定よりも少ない金額しか貯金できなかったり、先送りにしている間に使い切ってしまったり。そこでおすすめなのが、財形貯蓄制度や自動入金サービスなどの活用です。
財形貯蓄制度
財形貯蓄制度とは、給料から一定額を天引きしてもらい、勤務先が契約銀行の口座に入金手続きをしてくれるというものです。たとえば、社会保険料などは最初から差し引かれているので、「給料が減った」という意識はありませんよね?財形貯蓄もそれと同じで、自動的に給料から天引きされることで、そもそもなかったはずのお金として認識することができます。勤務先にこの制度がある方は、ぜひ積極的に活用してみてくださいね。
自動入金サービス
自動入金サービスとは、ある口座から毎月一定の金額を別の口座に自動で入金してもらえるサービスです。つまり、給与の振込口座から、毎月10,000円を貯金用の口座へ入金するという契約をしておけば、毎月手続きをする手間がかからないというもの。資金の移動には4~5日程度のタイムラグがありますが、手数料が無料という大きなメリットもあります。
なお、自動入金サービスを取り扱っているのは、住信SBIネット銀行、ソニー銀行、auじぶん銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行などのインターネット銀行です。それぞれに自動入金のタイミングが1ヵ月に2回ほど用意されていますので、給料日に合わせて設定しておくとよいでしょう。
今回は、貯金を成功させるためのコツについてお伝えしました。まずは現状を把握して節約ポイントを見つけ、先取り貯金を意識してみましょう。お金を入金する際には、財形貯蓄制度や自動入金サービスを活用して、誘惑に負けない環境を作っていってくださいね。
(※本ページに記載されている情報は2020年4月9日時点のものです)