コロナショックで株価が暴落。ニュースで景気が悪くなりそうって聞くけどお給料も減ってしまうかも?お金を増やすには投資がいいと聞くけど、初心者の私にもできるかな?そんなお悩みにお答えします。
初心者でも大丈夫!
景気が悪い時こそ投資にチャレンジ!
2020年4月6日
景気の悪い今がなぜチャンスなのか?
1月末から新型コロナウィルスの感染が話題となり、2月あたりから株価が下落。『コロナショック』と呼ばれるようになりました。以前『リーマンショック』という株価の下落と同等あるいはそれ以上とも言われていますね。
そんな時だからこそ実は投資のチャンスが隠れているのです。なぜなら、去年の12月の株価の時には買えなかったような銘柄が続々と下落し、日経平均でみると50%もの下落率。単純に説明すると、コロナショック前では買うのに100万円した株式が、なんと!50万円で買うことができる状態になっているのです。半額で買えるのです。欲しかったコートやバックが半額だと思わず買ってしまうことはありませんか?
株価はもちろん毎日変動します。デパートのセールのようにその期間中は同じ値段ということはまずありません。しかし、市場全体で見れば安い時期。もし気になる銘柄・株主優待があれば、その会社の株価を朝と夕方確認するだけでも大きな一歩と言えることでしょう。
株って本当に儲かるの?
では、本当に『株』って儲かるのでしょうか?実は、投資とするにあたり『儲かる・損する』という表現はあまり好ましくありません。なぜなら投資は博打ではないからです。投資と博打の大きな違いは『リスクコントロール』です。例えば、10万円あるとします。博打では10万円が倍になるか、全部無くなるかの2択ですが、投資はそうではありません。10万円あって、もし株価が下落しそうと思えば『損切り』ができるのです。損切りは、10万円まるまる無くなるのではなく、2万円だけの損失に留め、8万円は残るように損失を確定させることです。損を確定してしまえば、それ以上は損をしない仕組みになっています。
日本でもバブル崩壊があり、『株は儲かる』『株は危ない』など曖昧な知識を持っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし貯金と同様、株も『資産を増やしていく手段』として意識を変えていくようにしてみてはいかがでしょうか。
何を買えばいいの?
株式の収益は大きく分けて2種類あります。自分の目的によって得られる収益が違ってきますので、ご紹介しましょう。
キャピタルゲインとは?
キャピタルゲインとは、株式や債券など、保有している資産を売却した時に得られる売買差益の事です。さらに簡単に言えば「買った値段よりも高く売れた時の儲け分」ということです。よく「株って儲かるんでしょ?」という疑問はこのキャピタルゲインの事をみんな言ってるのだと思います。確かにこの差益で利益を出すことは可能です。しかし、損することもあります。これがみんなの言ってる「株って怖いんでしょ?」の正体だと思います。この差益を狙って投資をするのであれば、値段が下がった時の損失の事も頭に入れておかないといけませんね。
インカムゲインとは?
インカムゲインとは、株式や債券を保有中に得られる収益の事です。預貯金であれば利子、株式であれば配当金、不動産であれば家賃収入がインカムゲインということになります。もちろん、株式であれば配当金を出している会社でなければ貰えない、ということになりますので要注意です。
あなたはどっちのタイプ?
短期投資であれば、キャピタルゲインで収益を得る事も可能です。しかし、投資の初心者にはあまりオススメできません。なぜなら、損するリスクが高いからです。
じっくり資産を形成していこう!という人にはやはり長期投資がオススメ。預貯金では利息が0.001%。しかし配当金なら3%を超える会社もあります。配当金を出している会社を見つけて、じっくり資産を作ってみてはいかがでしょうか?
そこまで投資するお金がないのです
投資がしたくても、まとまったお金がない、という人もいるでしょう。そんな時は「積立投資」がオススメ。積み立て貯金は皆さんご存知かと思います。その投資バージョン。毎月決まった金額を投資していくのです。株式を積み立てる「株式積立て」。投資信託を積み立てる「投資信託積立」。積み立て貯金以外にも積み立てる方法はあるのです。証券会社にもよりますが、毎月100円から積み立てが可能な会社もあります。毎月100円だと、なかなか資産としては増えないかもしれませんが、毎月1,000円や5,000円なら自分でもできそう!と思いますよね。
また、一度に買付るのではなく、毎月一定額ずつ積み立てる方法の事を「ドルコスト平均法」と言います。ドルコスト平均法は、平均買い付け単価を抑える効果があります。値段が高い時は少なく、値段が安い時には多く買い付けるため、毎月一定口数買付けるよりも結果的に買い付け平均単価が平準化するのです。また、配当金など複利の効果で再投資されますので、普通に預貯金で積み立てをしているよりもはるかに効率よく積み立てする事が可能です。
まとめ
投資初心者であれば、できれば損失の少ない方法で投資をしたいですよね。長期的にみて、ドルコスト平均法で毎月一定額を積み立てをすることをオススメします。この方法でやってみて、慣れてきたら個別銘柄の株式の投資をしてみたら良いかもしれませんね。誰でも最初は初心者です。まずはコツコツ積立てていきましょう。
(※本ページに記載されている情報は2020年3月25日時点のものです)