収入が少なくて貯金しようと思ったら、お金についていろいろやりくりを考えると思います。でも、お金以外のやりくりまで考えているでしょうか?以下の5つもうまくやりくりすることで、少ないお給料でもお金のやりくりはもっと効果的にできると思います。
少ない給料で貯金するための
お金以外のやりくりポイント5つ
2020年1月22日
時間のやりくり
貯金をしようと思ったとき、家計を見直すとか、収入を増やすために副業するとか、資格を取るために勉強するとか、様々な方法を考えると思いますが、いずれにしてもそのための時間が必要です。
お金のやりくりを考えるときライフプラン表を作るのが一番わかりやすいように、時間についても1日あるいは1週間のスケジュール表をまず作ってみましょう。「なんとなく過ごしている時間」を見つけると、やりくりしやすくなります。なんとなくテレビを見ている時間をちょっと早く寝て、その分ちょっと早起きするなどすると時間を作りやすいと思います。
また、貯金をするときも少額ずつ、制限時間を設けながらやると貯まりやすくなります。
考え方のやりくり
お金のやりくりをしているとき、「我慢している」と思うと苦しくなってきます。いかにやりくりを楽しむか、自分で楽しめる方法をいくつか挙げてみましょう。ゲーム感覚にする、ご褒美を作るなどもいいですし、誰かを喜ばせるためという目標を掲げてもいいかもしれません。
そして、自分が完璧主義だったらもう少し緩くする方法、三日坊主だったら長く続けられる方法など、自分の弱いところを補強できる方法についても考えてみましょう。
なぜ貯金をしなければいけないのか、どうしてこの金額なのかが自分で納得がいっていれば貯金しやすくなります。最初にそこをじっくり考えてみましょう。
情報のやりくり
お金を貯めるためにどんな方法があるか、調べるといくらでも情報が出てきます。次のような点に注意しながら情報を取ってください。
身近で利用しやすい情報には、自治体で提供しているサービスがあります。安く利用できるサービスや、災害などで困った時の相談先として最初に見ましょう。例えば、本を買わずに図書館を利用すればすぐに節約になりますので、うまく活用してください。
民間で提供している無料情報やプレゼント情報もうまく活用すれば節約できます。
貯金できている人の情報を調べるのは参考情報として大事ですが、信用のおける人が書いているか、具体的な方法が書かれているか、そこから情報商材や金融商品への誘導になっていないかなど確認してから読みましょう。
副業、転職、金融商品などに関する情報は、必ずいくつか調べて比較するようにしましょう。共通して言っていることと、企業それぞれ言っていることが違うところがあります。違う点についてはさらに調べてみる必要があります。
人間関係のやりくり
誰とつき合うかでお金の使い方も変わってきます。人づき合いが大事である一方で、なんとなく行っている飲み会など見直しましょう。
誘いを断りづらい場合は、最初に自分はきちんと貯金をすることにしたこと、そのために勉強したり、節約を始めたことを話しておきましょう。それを理解してくれない人間関係は見直した方がいいかもしれません。仕事の関係上つき合っていかなければいけないのであるならば、必要最小限にしましょう。
また、価値観の違う人の話を聞くことで、自分の価値観を再確認できるかもしれません。
部屋のやりくり
部屋を片付けるということです。頭の中が整理されていると部屋も整理されてきます。お金の使い方や時間のやりくりを考えるということは、部屋の中で何が必要か、どう配置したら効率的かを考えるのと同じだからです。ですから、部屋の片付き具合はお金のやりくりができているかどうかのバロメーターになります。
逆に、もし部屋が片付いていなかったら、まずは部屋を片付けることをしてみましょう。頭の中も整理されて、お金をやりくりしやすい考え方ができるようになります。
部屋がきれいに片付いているとモノを探す無駄な時間もなくなりますし、掃除も楽になるので時間がセーブできます。お財布の中も整理しようとか、買うのは止めて借りるように使用などアイディアも生まれてくると思います。
給料が少ない場合、貯金をするためにお金のやりくりだけ考えていると限界があります。そんな時は、このような他のやりくりポイントの方を見直してみましょう。
全部を取り入れる必要もありませんし、優先順位もありません。自分がやりくりできそうと思ったものから取り入れてください。これらの5つはそれぞれ関係しているので、何かをやり始めることで、すべてがやりくりされて、うまく貯金できるようになっていくでしょうし、掛け合わせることで新しいアイディアも生まれてくると思います。
(※本ページに記載されている情報は2020年1月22日時点のものです)