【糖質オフ】という言葉を知っていますか?健康や美容・ダイエットに興味のある人は、すでに聞いたことがあるのでは?【糖質オフ】とは、糖分をたくさん含んだものをなるべく食べないようにすることです。食生活を改善することで、食費も抑えられるそうです。2020年、健康もお金も貯まる【糖質オフ】生活、始めてみませんか?
糖質オフで食費オフ!
食生活を改善すれば、
健康もお金も貯まるってホント?
2020年1月3日
【糖質オフ】って何?
【糖質オフ】とは?
“糖質”とは、人間が生きていく上で欠かせないエネルギー源である3大栄養素(たんぱく質・炭水化物・脂質)の炭水化物の一部。炭水化物には“糖質”の他に食物繊維があります。
【糖質オフ】とは、炭水化物の一部である“糖質”を含む食材を控えることです。
この食事法は、糖尿病の治療として行われていましたが、減量効果が高いことから、最近ではダイエットにも効果があると注目されています。
【糖質オフ】のメリットは?
【糖質オフ】のメリットは3つ。
1つめは 「体重が減ること」。糖質を摂取すると、インスリンが多く分泌され、体内に脂肪を蓄積します。糖質を摂取しないと、エネルギー源を作り出す時に、体内の中性脂肪や体脂肪を使うので体重が減ります。
2つめは 「筋肉が減らないこと」。ダイエットをして体重が減るのは、脂肪ではなく筋肉が減ることが多いのです。この【糖質オフ】は、筋肉の元となるたんぱく質を多く摂取するため筋肉が減りません。
3つめは 「空腹を我慢しなくて済むこと」。【糖質オフ】は糖質を含む食材を控えるのであって、食事量を控えるわけではありません。
糖質を多く含む食材・含まない食材
(糖質を多く含む食材)
・米
・麺類
・パン
・食肉加工品(ハムやウィンナー)
・魚介加工品(ちくわやはんぺん)
・さつま芋
・人参
・かぼちゃ
・とうもろこし
・れんこん
・スイーツ
・果物
・ビール
・日本酒 など
(含まない食材)
・肉類
・魚介類
・卵
・チーズ
・ヨーグルト
・キノコ類
・葉物野菜
・焼酎
・ウイスキー
・ワイン など
糖質を多く含む食材の摂取量を控え、糖質を含まない食材を多く摂取すれば良いのです。
食費オフ!おすすめの【糖質オフ】食材
肉や魚が【糖質オフ】に良いからといっても、毎日高級な肉や魚を食べていては、食費が大変! 【糖質オフ】生活が長続きするためにも、家計に優しい食材を選びましょう。
鶏むね肉
たんぱく質はもちろん、ビタミン類も多く含んでいます。
【チキンステーキ】
ガッツリ食べたい人におススメです。むね肉は他の部位と比べてパサつきがちなので、焼く前に砂糖やお酒をもみ込んでおく、焼くと固くなるので、焼き時間を短縮するために前日から味付けして漬け込んでおくなどのひと手間が大事です。
ごはんの量を控えて野菜サラダを食べたり、ごはんを食べずにお酒のお供にしても良いですね。
豚こま肉
たんぱく質はもちろん、ビタミン類も多く含んでいます。
【豚肉と〇〇の炒め物】
豚肉は、どんな食材と炒めても相性抜群です。白菜やキャベツ、小松菜などの葉物野菜と炒め、最後にとろけるチーズを乗せてみては?定番の炒め物がちょっとお洒落な味に。サッと作れてボリューム満点なので、お弁当のおかずにも重宝しますよ。
卵
たんぱく質はもちろん、ビタミン類やカルシウム、鉄分も多く含んでいます。
【チーズオムレツ】
フライパンに卵を敷いた後、チーズを乗せて巻く。中からチーズがとろけ出て美味しそう。
【きのこオムレツ】
レンジでチンしたキノコ類を、先に卵と混ぜておきフライパンに流し入れるだけ。
【サーモンオムレツ】
サーモンフレークを、先に卵と混ぜておきフライパンに流し入れるだけ。
時間がない日の朝ごはんや、疲れて帰宅した夕ごはんにもオススメです。
もやし
食物繊維やたんぱく質を含んでいます。
【焼きそば】
麺の代わりにもやしを多めに使います。焼きそばを作る際にも、そばの量を通常の半分にし、代わりにもやしをたっぷり使いましょう。
【もやし丼】
お好みの味付けで炒めたもやしをごはんの上に乗せるだけ。ごはんの量を通常の半分にしても満腹感を味わえます。味付けも工夫次第で毎日飽きずに続けられますよ。
豆腐
たんぱく質や脂質を含んでいます。
【カレー】
ごはんの代わりに豆腐を多めに使います。カレーは、ごはんを食べ過ぎてしまう代表メニュー。ごはんの量を通常の半分にして、代わりに豆腐を乗せて食べてみては?
【寄せ鍋】
お鍋は寒い時期に【糖質オフ】にはかかせないメニューです。野菜もたっぷり食べられます。最後に雑炊を作る時、ごはんの量を減らして、その分豆腐でかさ増ししてみては?
やりすぎは要注意!バランスよくほどほどに
【糖質オフ】は、糖質を多く含む食材を“控える”のであって“食べない”わけではありません。ごはんや麺類・パンなどに糖質が多く含まれているため「主食を食べない食事法」と勘違いしている人がいますが、それは誤解です。
日頃から「ごはんはお茶碗に軽く1杯程度」であれば、主食を控える必要はありません。体内のエネルギー源が作られなくなりますよ。ごはんを何杯もおかわりする人、お菓子やパンを間食するのが日課になっている人は控えましょう。
また、たんぱく質や脂質を多く含んでいるからといって肉や魚料理ばかり食べるのも要注意。それらが原因で病気になっては、健康もお金も貯まるどころか本末転倒です。
バランスよくほどほどを心がけてくださいね。
(※本ページに記載されている情報は2020年1月3日時点のものです)