離婚したいけどお金の面で不安、子供がいるから養育費ももらえるかわからない…。どこに相談すればいいのかわからない…。そういうお悩みありませんか?一番の不安はやはり「お金」。まずはお金の不安を取り除いてから、今後の対策を一緒に立てて行きましょう。
不安がいっぱいで踏み切れない…。
今からはじめる離婚対策。
2019年12月20日
今、専業主婦だからどうしよう…
現在、子供が小さくて、専業主婦をしているという人も多いですよね。仕事を探すにあたり「どこから始めたらいいのかわからない」という人も多いと思います。
そういう時に利用して欲しいのが「マザーズハローワーク」。場所によっては「マザーズコーナー」となっているところもあります。
「マザーズハローワーク」は、厚生労働省が子育てをしながら仕事を探している人に対して、キッズコーナーの設置など子ども連れでも来所しやすい環境が整備されています。
その他にも市区町村が実施している「一時保育」を利用して仕事を探してみたり、面接を受けにいったり、これを機会に利用してみてはいかがでしょうか?
パートタイムで働いているけど…
既にパートタイムで働き始めている人もいらっしゃると思います。
しかし、パートタイムだと時間の融通が利く一方で、収入そのものが低くて生活する上で不安が残るかと思います。また、離婚するとなると「扶養」から外れなければなりません。
そんな時にできる対策として
1.労働時間を増やす
2.時給が高い仕事を探して転職
などが上げられます。
また、自分自身で社会保険に加入しなければなりません。それを前提に行動していきましょう。仕事の慣れや転職する面倒さもありますので、現在の職場で社会保険の加入条件を確認しておくと安心できますね。もし、派遣社員で働いている人であれば、担当者と時給交渉をしてみてはいかがでしょうか。言うのはタダです。意外とすんなり時給が上がる場合もあるかもしれません。
別居したいんだけど…
仕事もしていて、ある程度お金が貯まってきたら「別居」も視野に入れてみましょう。別居をすることは、これまでの行動の振り返りや今後どう生きていきたいのか整理できるチャンスです。
しかし、引っ越しをするにしても、引っ越し費用や新居での家具購入費など、やはりお金がかかりことがたくさんあります。また、正社員であればまだしも、パートタイムだと生活費が足りなくなる恐れがあります。
そんな時は「婚姻費用分担請求」を利用しましょう。
離婚をしていなくても、夫婦には、お互いに生活を助け合う義務があります。
調停を起こしたその月から支払い義務が発生するので、お金に困っているのであれば今すぐ調停を起こすことも検討しましょう。
養育費を払ってくれない…
実際、離婚が成立した人もいることでしょう。でも、離婚をした時、キチンと養育費を決めていなくて、子どもとの生活がお金の面で不安になっている人もいることでしょう。
こういった場合でも、「養育費請求調停」というものがありますので、離婚した後でも養育費を請求することができます。
もちろん、まだ離婚が成立していない人は「離婚調停」でキチンと決めておけば安心ですね。養育費はいくらでも貰えるものではなく「養育費算定表」というものに基づいて決定されることが多いので、あらかじめ、どれくらいの相場なのか調べておきましょう。
弁護士を雇うと高いんでしょ?
離婚をするにあたり、なかなか話が進まなかったりこじれたりする人も多いかと思います。そういう時はやはり専門家に相談しても良いかもしれませんね。調停時にも一緒に同行してくれたり、今後の話し合いについてもアドバイスしてくれますので、スムーズに進むかもしれません。
でも、一番気になるのはその費用。「弁護士=高い」、というイメージがどうしても先行してしまいますよね。実際雇うとなると、先にお金を一括で支払うのが普通です。高額なお金を一括で支払う余裕がない人が、弁護費用を捻出するのは大変だと思います。
まずは「無料相談」で相談してみても良いでしょう。必要であれば弁護士の費用の立替えも行ってくれます。また、直接弁護士に依頼する時は一括支払いをすると説明をしましたが、法テラスを利用すれば、分割で弁護士費用を支払うことも可能になります。
収入が低い人、弁護士費用を準備することが難しい人でも、分割払いが可能なことによって、安心して弁護士に依頼することができます。
また、離婚問題以外にも、借金、相続など民事から刑事の事案まで相談に乗ってくれます。今後の人生において役に立つことがあるかと思いますので、法テラスの存在を頭の中に入れておきましょう。
まとめ
まずは、アナタ自身がアナタらしく生きることを優先しましょう!
自分自身が幸せであると感じれば、子供も幸せを一緒に感じてくれます。実家が頼れる人は、この際頼りましょう。少しでもお金の不安から遠ざけてくれるものは利用しましょう。FPに相談や、行政サービスもフル活用してみてください。
大切だった人との別れは悲しいですが、過去の出来事は捨て去って、今後の人生をもっと楽しくキラキラさせて生きていきたいものですね。
(※本ページに記載されている情報は2019年12月20日時点のものです)