将来の資産形成のために株式投資を始めようといざ実践してみると損失が出てどうしていいか困ってしまうことはありませんか?株式投資で失敗をしない人はいません。だからこそよくある失敗例を知っていれば、未然に防ぐこともでき、失敗も少なくなっていきます。恥ずかしながら筆者も投資初心者にありがちな失敗をたくさんやってきました。投資初心者の方がやりがちな株式投資の失敗例と対処法、長く続けるコツをご紹介します。
投資初心者あるある
株式投資失敗談ってどんなの?
2019年12月12日



損切りができない
株式投資で資産を増やしていくには損切りはとても重要です。損切りするためのポイント、投資家にありがちな心理もいくつかご紹介します。損切り上手な投資家になりましょう!
買った理由は?
その銘柄を買った理由はハッキリしていますか?「割安だったから」「業績がいいから」「チャートの形がいいから」などであれば、これらの理由が崩れたら売るという判断ができ、失敗を認識しやすくなります。どうして購入したのか明確にしましょう。
ひとつの銘柄を買い過ぎない
ひとつの銘柄を多く買い過ぎると損失額がたちまち大きくなってしまいます。リスクとリターンの比率は最低でも1:2です。滅多に起こらないネガティブなニュースや震災などが起こると30%下落することもあるようです。その損失を受け入れられる金額を購入するようにしましょう。
候補銘柄をたくさん持つ
普段から気になる銘柄をチェックし候補株をたくさん用意することも大切です。ひとつの銘柄にこだわらないで済みます。なお、損切りするときはその金額に達したら自動的に売却できる逆指値注文を入れることをおススメします。いざ損切りラインに達したのを目の当たりにすると迷いが出てしまうものです。他の銘柄に入れ替えて新たに取引した方が気持ちもラクになりますよ。
次に投資家が陥りやすい心理についてご紹介します。これらを知っておけば未然に失敗を防ぐこともできます。
自分の保有銘柄に甘くなる
人は自分の持ち物を高く評価したがる心理があります。特にきちんと調べた場合、その銘柄に愛着が湧いてしまい損失が出ても「この銘柄がこんなに下がるワケはない」と都合よく考えてしまいがちです。最初に決めた損失額に達したら潔く損切りしましょう。失敗を認めることは大切です。
現状を変えたくない!
「損切りしきゃいけないけどまた上がるかも」と思い、損切りができないと感じることではないでしょうか。これも現状を変えたくないという心理が働いています。現状を変えて(別の銘柄に入れ替えた)失敗した悔しさは大きく感じてしまうからです。ですが、例えば1銘柄に20万円分投資した場合、10%株価が下がると2万円の損失です。買値から10%下がったのを利益が出るまで持ち越すには結構な時間もかかりストレスです。先ほども述べたように潔く損切りして別の銘柄に入れ替えた方が良い方向になることが多いですし、モヤモヤした気持ちも一掃されます。現状を変える(銘柄を替える)ことは大切です。
損失の痛みは喜びの2倍以上!
損失の痛みは利益が出たときの喜びの2倍以上感じるという心理があります。それゆえ損切りはとてもストレスのかかる行動です。あなたにとって許せる損失金額はいくらでしょうか?ハッキリさせることで損切りのストレスが軽減されます。
利益はすぐ取り、損しそうなときはリスクを取る
損失は先延ばしにしてしまうのに、小さな利益はすぐに確定しまうことはないでしょうか。人は損失とは反対に利益はすぐに確保しようとする心理があります。購入するときに目標株価を正しく設定しておくことが大事です。また、損が膨らんだときに限って損失を取り返そうと無理な取引をしてしまうことも。こういう取引が続くと疲れてしまいます。
これらに気をつけて「なんで早く損切りしなかったんだろう」や「焦って買わなければよかった」を少なくしたいですね。
SNS銘柄に飛びつく
株式投資でよく使われているSNSといえばTwitter。特定の銘柄について話題になることが多いので、ついこの銘柄を買えば上がるのかも!なんて安易に考えがちです。投資スタイル(保有期間や売買タイミング、買う理由)は人それぞれなので、飛びついて買っても上手くいくことは少ないです。気になった銘柄は自分なりに調べて納得してから自分の売買スタイルにあったタイミングで買うのが正しい取引です。上手く行かず焦っているときほど飛びついてしまうことが多いのではないでしょうか。
株式投資を続けるために大切にしたいこと
株式投資は長く続けることでより成果が上がって行くものだと感じています。最後に続けるコツをご紹介します。
楽しむ
株式投資の楽しみは単に利益が出たというだけではなく、自分が知らなかった知識に出会えてワクワクしたり、応援していた会社の業績が良くなったり、思い描いたように株価が上昇したときの喜びなどではないでしょうか。普段の生活がより豊かになるのが株式投資の楽しさです。楽しむことができれば続けられます。
無理をしない、欲を出さない
上手く行かないときこそ一度冷静になり投資金額を抑え、基本ルールに戻るようにします。投資金額が少ないと得られる利益も少なくなりますが、こういうときほど欲を出さずに取引した方が良い方向なることが多いです。欲を出してせっかくの利益を逃してしまうこともあります。
人と比べない
特にSNSでは凄腕投資家の方の情報をたくさん目にします。そのような方のマネをしても投資に注いできた時間も金額も経験も全く違います。初心者がそれですぐ結果につながることはよほどのセンスや資金力でもない限り無理なのではないかと思います。SNSで参考にするのは投資の失敗談や考え方などです。投資経験が長い方はもちろん同じくらいの方でもそのような話はとても勉強になります。自分の性格やレベルに合わせた投資スタイルを見つけていきましょう。
自信過剰にならない
取引が上手くいっているとつい浮かれてしまうもの。でもそういうときこそ事も無げに取引を続けたいものです。自分の実力を勘違いして無理な取引をして失敗してしまったら投資を続けるのは難しくなってしまいます。
せっかく株式投資で資産を増やせても失敗ばかりして資産を失ってしまったら続けることが難しくなってしまいます。失敗はつきものですが、少しでも失敗を減らし長く楽しむためにもお金の教養も身につけておきたいですね。
(※本ページに記載されている情報は2019年12月12日時点のものです)