社会人となり一人暮らしを始めたものの、実家暮らしと比べて支出が多くなかなか貯蓄ができない!同じように一人暮らしをしている人はどれくらい貯金額があるんだろう?みんなの平均貯金額を知れば私も頑張ろうと貯蓄に励むことができるかもしれません。固定費の多くを占める家賃や節約の方法も記事にしてお伝えしています!貯金を増やすにはお金の情報を集めることも大切です。
一人暮らしの平均貯金額は?
賃貸生活の家賃や節約方法は何?
2019年9月8日
一人暮らしの平均貯金額
一人暮らしを始めるとお金の事情がより深く生活に関わってきますよね。気になる事情でありながらもなかなか身近な人に聞けない悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。今回の記事では20歳代、30歳代の一人暮らしをしている女性に向けて、お金に関する情報をお伝えします。
20歳代、30歳代の平均貯蓄額や、支出の多くを占める賃貸物件の家賃事情、お金をやりくりするためのおすすめの節約方法、効率よくお金を増やす貯蓄術として資産運用についても書いています。一人暮らしの生活をより充実させるノウハウ満載でお伝えします!
20歳代の平均貯蓄額
上記図は「知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成30年)」による20歳代の平均貯金額をグラフに示したものです。353人の単身者に金融資産保有額を聞いたところ49.6%が100万円未満の貯蓄額であることが分かりました。
平均値が239万円、中央値が85万円という結果となっています。平均値と中央値の説明を簡単にすると平均値はデータの総和を個数で割ったもので、中央値はデータを最小から最大の順番に並べた時にちょうど真ん中にくる数値のことをいいます。
30歳代の平均貯蓄額
(出典:知るぽると 「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成30年)金融資産保有額」より筆者作成)
30歳代の平均貯蓄額ではデータが少し変わります。263人の単身者に金融資産保有額を聞いたところ100万円未満が28.9%、100万円~200万円未満が13.3%となっています。平均値は533万円、中央値は250万円であることが分かりました。
一人暮らしの平均家賃と節約方法
一般的に一人暮らしをする人の家賃は収入の3分の1が目安といわれています。賃貸情報サイトの記事によると一人暮らしをする人の家賃の相場は5万円~7万円というデータもあります。物件を選ぶ時に目安にしたい賃貸住宅の家賃、実際の家賃の目安はいくらなのか見ていきましょう。
20歳代の平均家賃
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると20歳代の平均年収は正社員の場合およそ217万円、正社員以外の場合およそ184万円となっています。この平均年収を元に計算すると正社員の場合の家賃目安はおよそ6万円、正社員以外の人の家賃目安はおよそ5万円となります。
30歳代の平均家賃
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると30歳代の平均年収は正社員の場合およそ261万円、正社員以外の場合およそ197万円となっています。この平均年収を元に計算をすると正社員の場合の家賃目安はおよそ7万円、正社員以外の人の家賃目安はおよそ5万円となります。
一人暮らしの節約方法
毎月家賃としてお給料から5万円~7万円が支出される一人暮らしは、実家暮らしに比べるとこれだけの金額を毎月固定費として支出することになります。必然的に貯金額が低くなってしまうため、この家賃以外の支出を少しでもおさえなければいけません。
では、実際に一人暮らしをしている人が日々生活にどんな工夫をしながら節約に励んでいるかというと、食費をおさえることです。スーパーでまとめ買いをして自炊をすることで、「花嫁修業になった」「栄養バランスに気をつけられるようになった」、「コンビニにふらりと立ち寄ることがなくなった」などとメリットがたくさんあるようです。
「一人暮らしの味方!食費を節約できる業務スーパーのおすすめ商品は?」も関連記事としてご覧ください!
一人暮らしでも資産運用はできる?
効率よくお金を増やす方法として資産運用を考えている人も多いかと思います。一人暮らしの私でもできるかな?と思っているあなたのためにいくつかのチェックポイントをまとめてみました。資産運用や投資は元本が保証されないということを何よりも頭におきながら今の生活と照らし合わせて参考にしてみてください。
生活費の6ヵ月分以上の余裕資金がある
賃貸物件で一人暮らしをしていると家賃は毎月どんな状況でも必ず出て行きます。病気やけがなど不測の事態で働けなくなった時、お金が必要になります。目安として6ヵ月分くらいの生活費はすぐに使えるお金として確保できていることが資産運用を行う大前提となります。この不測の事態で使うお金以外にまとまった資金が確保できていれば資産運用を検討してみてください。
資産運用の方法
一人暮らしの女性が資産運用をする方法としておすすめなのが投資信託です。毎月一定額を積立方式で運用することで投資リスクが低くなります。またプロが集めた資金を分散して投資するため、さらにリスクは低くなります。
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(※本ページに記載されている情報は2019年9月8日時点のものです)