年収の高低にかかわらず貯金できない人というのが一定数います。しかし、いざという時・老後に備えて貯金しなければいけないのはわかっているはずです。
一体どうすれば貯金できるようになるのか、年収別に改善方法をお伝えします。
年収別「貯金ゼロ女子」のための
生活改善ガイド
2019年9月2日
1.低年収女子
ここでは、「低年収」とは「フルタイムで働いていて、無駄遣いもしていないけれども、貯金できないくらいの年収」を指しています(目安:生活費 – 最低限必要な支出 =ほぼ 0)。例えば、給料はそれほど多くないけれども親と同居して生活費がかからない人とか、あるいは、収入が多いけれども無駄遣いが多い人は、本来は貯金する余裕があると思いますので、低年収女子ではありません。 低年収女子の改善策は、以下の3点です。
1)緊急時に備えてカード決済
十分な貯金がないにもかかわらず急な出費が起こった時に備えて、現金は極力残しておきましょう。そのために、お買い物はカード決済をおすすめします。出ていくお金は一緒でも、手元にお金を残しておくことができます。それに、カード決済の場合、ポイント還元もありますので、少しお得です。
2)支出を抑える系の節約
低年収女子は、無駄がないので断捨離のような節約はできません。買い物をするときには特売日を狙うなど支出を減らす節約をしましょう。上述したポイント還元を利用した買い物もおすすめです。
3)スキルを身に付けて副業・転職
そして、収入を増やすことも考えましょう。何かしら得意なことがあれば、それを副業に活かしたり、もっと給料のいい仕事に就いたりできます。
得意なことがない人は、まず何かスキルを身に付けるための資金を貯めることを目標にしましょう。
ネットを検索するときのおすすめ記事テーマ:「年収を上げる工夫」をキーワードに検索してみてください。
2.中年収女子
ここでは、「中年収」とは「ちょっと工夫をすれば、少し遊ぶ余裕もあるし、貯金ができるくらいの年収」を指します(目安:生活費 – 最低限必要な支出 = 毎月5万円前後)。例えば、日常的に発生する洋服代・飲み代など、調整可能な支出が多い人たちです。
中年収女子の改善策は、以下の3つです。
1)節約
まずは支出を減らす工夫です。断捨離もいいのですが、毎月の支出が減らせる節約を見つけるのが一番のおすすめです。毎月定期的に出て行っているもので、何となく払っているものがないか見直しましょう。
その次は、今までの生活習慣をちょっと変える節約をしましょう。すぐにコンビニに行く癖を直すとか、衝動買いを抑えるなどです。
2)副業
収入を増やす工夫も大事です。今まで楽しむ目的でお金を使っていたのであれば、お金を使う代わりに、楽しみながらお金を稼げる副業を探してみましょう。
3)つみたてNISA
ちょっとの工夫で貯金用の資金ができると思いますので、確実に溜まっていく方法でお金を増やしていきましょう。積立型の金融商品がおすすめです。つみたてNISAは税制優遇もありますし、いざという時はすぐに現金にすることもできるのでおすすめです。
ネットを検索するときのおすすめ記事テーマ:「強制的に貯蓄する方法」をキーワードに検索してみてください。
3.高年収女子
ここでは、「高年収」とは「支出が多すぎて全然貯金ができていないけれども、本来は十分貯金できるはずの年収」を指します(目安:生活費 – 最低限必要な支出 = 毎月10万円以上)。例えば、日常的に発生する洋服代・飲み代に加えて、エステ・海外旅行・高額セミナーなど高額商品・サービスへの支出が多い人たちです。
高年収女子の改善策は、以下の3つです。
1)資産運用目的の貯蓄
まずは、つみたてNISAや積立預金など、強制的に貯金ができる仕組みを使って資産運用させるための資金を作りましょう。
iDeCoはお勤め先によっては利用できない人もいたり、60歳まで引き下しできませんが、老後に備えたい人にはおすすめです。自分が利用できる上限額を確認の上、余裕資金の一部を使って活用しましょう。
2)情報収集
収入が多くて、様々なことにお金を使っている人は、世の中の動きとか、流行っているものとか、仕事でもプライベートでも情報を得るのが上手な人が多いと思います。
お金に関してもいろいろ調べてみましょう。安全な投資商品は?少額から運用するには?株は?債券は?海外は?など、いろいろな切り口から自分で調べたり、詳しい人に聞いてみましょう。
3)所得補償保険
収入の多い人は、「自分は稼げるから大丈夫」という思いを持っていることが多いです。しかし、病気やけが、あるいは自分は元気でも親の介護、会社都合などいろいろなことが原因で高収入が維持できなくなる可能性もあります。そんな時に備えて、所得補償保険に入っておくと資産の減少を食い止められます。
ネットを検索するときのおすすめ記事テーマ:「将来に備えた安心資産運用」をキーワードに検索してみてください。
以上、キーワードを参考に、貯金を増やしていく工夫をしてみてください。
(※本ページに記載されている情報は2019年9月2日時点のものです)