節約は楽しんでできる人から、辛くてしょうがない人まで様々です。果たして自分は節約を続けた方がいいんだろうか、やめた方がいいんだろうか、と迷った時、以下の診断テストで考えてみてください。
続けるべきか悩んだ時の
「節約やめた方がいい人診断テスト」
2019年8月15日
診断テスト1:「節約」に対する価値観
自分で「そう思う」と思うものをすべて選んでみましょう。
①浪費は誰でもできるけど、節約は賢くないとできない
②節約してると、どんどんスケールの小さい人間になる
③節約は楽しいことだ
④節約はつらいことだ
⑤お金を貯める明確な目標がある
⑥何で節約しなければいけないのかわからない
⑦やっぱりお金を貯めるなら節約は必要だと思う
⑧いっぱい稼ぐなら、節約しなくてもいいと思う
⑨お金は貯めるものだ
⑩お金は使うためにある
偶数番号を選んだ人は、現状では、考え方や性格が節約に向いていません。
しかし、節約をやめていいかどうかは、次の診断テストを受けてからです。
診断テスト2:節約をやめても考えなければいけないこと
次の3つの点をチェックしてみましょう。
貯金
①将来に備えて、いざという時に備えて、どれくらい貯金が必要かわかっている。
②それに対して十分な貯金がある、または節約しなくても順調に貯金が続けられる。
両方とも「Yes」でない場合は、節約をやめるべきではありません。特に、診断テスト1で⑥を選んでいる場合は、節約をやめると危険です。
将来に向けての蓄えは、長期間にわたってコツコツ積み立てていかないと貯まらないほどの金額です。今すぐ、自分の場合はどれくらい蓄えておいた方がいいのか計算しましょう。そして、それに対して、今どれくらい貯金があるのか、1年間にどれくらい貯金しなければいけないのか計算しましょう。
浪費癖
①ストレスがたまると買い物をしたくなる。
②新しいもの、レアもの、流行っているものなど、すぐ欲しくなる。
両方とも「Yes」の人は、節約という歯止めがなくなると、さらに浪費する危険があります。診断テスト1で②や⑩を選んでいる人は、特にその傾向があります。
今まで貯金ができていたとしても食いつぶしていく危険性、借金をする可能性も出てきます。「節約」という歯止めを外したら自分はどうなるのか、しっかり考えてみましょう。
ワーカーホリック
①稼ぐためだったら、残業や副業もやむを得ない
②仕事が大好き
その傾向があると思った人、特に診断テスト1で⑧を選んでいる人は、確かに今のところお金が稼げるので節約はしなくてもいいかもしれません。
しかし、「もし稼げなくなったら」ということも頭の片隅に置いておくことが必要です。仕事のしすぎで体調を崩す、給料が減る、会社が倒産する、介護離職など様々な出来事が考えられます。
そのような状況になった時、仕事好きの人は収入が途絶えるのみならず、「仕事ができない」というストレスで今までよりも無駄遣いをしてしまうかもしれません。
以上を踏まえて、貯金もあるし、浪費癖はないし、働き過ぎでもない、という方は節約をやめても大丈夫でしょう。節約が負担と感じているのであれば、やめた方がいい人かもしれません。
やっぱり節約は必要だと思った時に考えること
診断テスト1で、考え方は節約に合っていなかったけれども、診断テスト2で、やっぱり節約しなければいけないと思った場合は、節約に対する考え方を変えてみましょう。
診断テスト1の奇数番号を見てください。
①浪費は誰でもできるけど、節約は賢くないとできない
節約できるということは賢いこと、それができている自分はエラい!というように思いを変えてみましょう。そうすると、コツコツ節約をしながら、「今日も自分は偉かった!」と満足感を得ることができます。
③節約は楽しいことだ
どうやったら楽しく節約ができるか考えたり、楽しく節約をしている人のブログなどを参考にしてみると、節約も楽しくなります。楽しいことは続けやすくなります。
⑤お金を貯める明確な目標がある
節約をするためには、明確な目標があることも大事です。
診断テスト2のように将来に向けた貯金は一番の節約の目的ですが、遠くの大きな目標だけだと挫折してしまいます。それを1年間でいくら、1か月でいくら、というように小さな目標に小分けしていくとやりやすくなります。
本当に節約が苦手という人は、例えば、今週500円節約できたら、その分スィーツを買う、というような目標=ご褒美から始めてもいいでしょう。
以上の結果、「節約をやめた方がいい人」というのは、それほど多くないと思います。
節約はやらないよりもやった方がいいし、やるなら、楽しい方がいい。節約に対する考え方をちょっと変えて、ここに挙げた方法以外にも自分が節約しやすい方法を見つけて、ぜひ取り入れてみてください。
(※本ページに記載されている情報は2019年8月15日時点のものです)