一人暮らしって、意外と生活費がかかりますよね。
家賃・光熱費・通信費・食費。友達と飲みに行きたいし、新しい服も買いたい。でもお給料が足りない。電気はこまめに消してるし、格安スマホにしたし、外食やめてお弁当にしたけど、それでも貯金できない。そんなお悩みを解決する究極の方法をご提案します。
難しいことは考えない!
一人暮らしの究極の生活費節約術
2019年8月5日
ホントのところ、一人暮らしって、どのぐらいお金がかかっているの?
節約しているのに、どうしてお金が貯まらないの?
もしかして、やりくりが下手なのかも。
そう思っている方も多いのでは。
一人暮らしにかかるお金の「目安」
一人暮らしにかかるお金の「目安」として、学生の単身世帯をのぞく、全国の世帯を調査した平均値『統計局 2018年 家計調査 家計収支編 単身世帯』のデータから、主な家計費をみてみましょう。
統計局 2018年 家計調査 家計収支編 単身世帯 用途分類(年齢階級別)
1.食料 40,026円
食費の節約は貯金するための定番ですが、自炊だけが節約ではありません。
コンビニのお弁当やお惣菜は時短と光熱費の節約につながることも。栄養バランスに気をつけて選んでみましょう。
例えば、揚げ物料理は、家で作るよりも買った方が油や小麦粉を節約できます。
節約生活の第一歩!食費を抑えるためにできる5つの工夫
2.外食 10,653円
外食費を抑えるには外食の回数を減らすのが一番。外食は「特別な日」だけにしましょう。
節約効果大! 外食費を減らすちょっとした工夫5つ
3.水道光熱費 11,847円
水道料金は節約できますが、夏にクーラーをつけない、冬に暖房器具を使わないなど、光熱費を節約しすぎると体によくありません。我慢はほどほどに。
4.家具・家事用品費 4,692円
100円ショップに行くと、つい買いすぎたりしていませんか。消耗品は必要な分だけ買いましょう。
5.被服・履物費 5,312円
女性にとって新しい服を買うのは楽しみのひとつ。ネットオークションや月額制ファッションレンタルサービスを活用してはいかがでしょうか。
日本最大級のファッションレンタルサービス エアークローゼット
6.交通・通信費 21,537円
通勤費は「クレジットカードつきの交通系ICを使う」「自転車通勤に切り替える」で簡単に節約できます。「固定電話をやめる」「LINEやSkypeを活用する」などは通信費の節約の常識になっていますね。
7.保健医療費 7,175円
医療費や薬代を節約できる一番いい方法は「健康」です。
規則正しい生活を心がけましょう。
8.教養・娯楽費 18,865円
「お金のかかる趣味を持たない」「無料動画配信の活用」「公共施設のイベントに行く」「旅行は早割を使う」など、教養・娯楽費はアイデア次第で安くなります。
9.交際費 14,857円
付き合いで出すお金は意外にかかるもの。
その人間関係が必要ですか? その飲み会は本当に出たいものですか?
よく考えましょう。
もしかして家賃が高いんじゃないですか?
ここまで書いた節約の方法を実行したけれども、「それでも貯金できない」と悩んでいる方は、最大の「節約できる見えない経費」を見落としているかもしれません。
それは「家賃」です!
住む家を替えて楽に節約する!
家賃は手取り収入の3分の1程度と言われていますが、今、払っている家賃は収入と見合っていますか?
もし、少々家賃が高くても、今の家が気に入っていたら、家にいる時間を充実させて外食費や交際費を節約する方が楽ですが、そうでない時は、住む場所を替えることも検討して。
住居費を安くするには3つポイントをご紹介しましょう。
1.家賃が安い家に住む
「築年数が古い」「駅から徒歩15分以上」「部屋の面積が狭い」という条件の家は家賃が安いです。期間限定で貯金するための方法と割り切って、家賃が安い家に住むという手も。
2.家賃を補助してもらう
貯金をしながら、ほどほどのグレードの家に住みたいのなら「家賃を補助してもらう」という方法もあります。
①会社の住宅手当・社宅などを活用する
会社勤めの場合、社内に寮や住宅手当の制度がないか確認してみましょう。もし、社宅や社員寮があれば申し込みましょう。家賃が劇的に安くなります。
②自治体の家賃助成制度を利用する
定住化の促進のために、社会人の単身者や子育てファミリーへの家賃助成制度を持っている自治体も増えたので、お住いの地域の役所窓口で問い合わせてみましょう。所得制限などの条件がありますが、家賃が少なくて暮らせるのは魅力ですね。
③補助金つきの特定優良賃貸住宅に住む
特定優良賃貸住宅は、国や市区町村の自治体から家賃補助が出る優良賃貸住宅。所得制限がありますが、2LDKや3LDKなどの家族向きの間取りが多く、設備が充実しています。
不動産売買・賃貸・住宅情報サイト LIFULL HOME’S 家賃補助のある物件(特定優良賃貸住宅)特集
3.誰かと住んで住居費を安くする。
「他人と住む(シェアハウス)」と「親と住む(実家暮らし)」の2つの方法があります。シェアハウスは都心に格安の家賃で暮らせるメリットがある半面、人間関係に注意が必要です。すぐに誰とでも仲良くなれる自信がある方は、期間限定でシェアハウスに住んでみては。
シェアハウス専門検索サイト「シェアシェア」
もし、実家が勤め先から通える距離になるなら、実家に住むと、家賃だけでなく、水道光熱費、食費も節約できることも。
ただし、実家に長く住んでいると「親の介護・相続」に直面します。実家に戻る前に、介護や相続について、ご両親とよく話し合ってください。
一人暮らしの特権「気軽に住み替え」で楽に貯金しましょう
引っ越しする時に、見落としがちなのが家賃以外にかかる管理費、保険料、引っ越し料金などの諸費用です。敷金、礼金、仲介手数料は、安くできたり、タダにできたりすることもあるので、事前によく調べましょう。
「住み替えで節約」は、ちょっとした決心が必要なだけで、自動的にお金が貯まっていく究極の節約方法です。
一度、家族を持つと、子どもの学校の都合や親の介護の問題などで、簡単には住み替えることができなくなります。身軽な一人暮らしのうちに、自分の住みたい街に安い家賃で住んで、楽に貯金することも考えてみてはいかがでしょうか。
(※本ページに記載されている情報は2019年8月5日時点のものです)