梅雨の時期は湿気でジメジメ。せっかく朝完璧に仕上げたはずのメイクもすぐによれてしまい気持ちも下がってしまいますよね。またどうにも気分が乗らないなど自律神経の乱れも湿気により引き起こされてしまいます。何とかしたい肌トラブルと自律神経の乱れもメディカルハーブの力をかりて乗りきって行きましょう!
メディカルハーブで解決したい!
梅雨の時期に起こりやすい
肌トラブルと自律神経の乱れ
2019年7月3日
どうして梅雨の時期は肌トラブルや自律神経の乱れが起こりやすいの?
梅雨の時期は曇り空や雨が影響して気分もどんよりしてしまいがちですよね。また湿度も高くお化粧がうまくできなくなる肌トラブルも女子の悩みです。女子にとって憂鬱な気分をもたらす梅雨。肌トラブルや自律神経の乱れを引き起こす原因とその悩みに寄り添えるメディカルハーブの解決策についてご説明します!
肌トラブルをもたらす原因として考えられるのはインナードライと肌のバリア機能の低下です。自律神経の乱れではセロトニンが不足していることと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることがあげられます。具体的にどういうことか順番に確認しましょう。
【肌トラブルの原因】インナードライ
肌にとっての適切な湿度は60%といわれていますが、梅雨の時期の湿度はなんと80%近くにもなっています。表面で感じる湿度が高いため肌は常にべたつき、不快感をもたらしています。
その反面、除湿された室内に入ると汗がどんどん引き快適に感じますが、同時に肌を潤す水分や油分も出て行ってしまっています。表面は湿度で潤っているように感じますが、肌の内側では乾燥が進行することで新陳代謝が乱れてしまいます。この新陳代謝の乱れがインナードライです。
【肌トラブルの原因】肌のバリア機能が低下
肌の表面を覆う角質層は、体外からの細菌侵入や紫外線などの刺激を防ぐ重要なバリアの役割を果たしています。しかしインナードライが起こっている肌では新陳代謝が乱れているため、この肌のバリア機能も低下してしまいます。細菌や紫外線が肌に侵入しやすい環境となっています。
【自律神経の乱れ】ホルモンバランスが低下
ひとの身体はセロトニンというホルモンを作っています。このセロトニンは日光を浴びることで作り出されます。しかし梅雨の時期では日光を浴びる時間が少ないためセロトニンが少なくなってしまいます。
セロトニンが少なくなると内臓の働きが弱まるため体調不良を引き起こします。また感情をコントロールするホルモンでもあるため心のバランスが崩れてしまいがちになります。
【自律神経の乱れ】交感神経と副交感神経のバランスが崩れる
梅雨の時期の低気圧により交感神経と副交感神経のバランスが崩れるといわれています。交感神経はおもに日中の活動時など活力を高める役割で、副交感神経は就寝前などのリラックスした状態を導く役割があります。
自律神経はこの交感神経と副交感神経のバランスが成り立っていることにより保たれています。しかし梅雨の低気圧によって日中に交感神経が優位に働いて欲しいのに、副交感神経が働いてしまいだるさや倦怠感をもたらすとされています。
このように梅雨の時期ではさまざまな要因によって肌トラブルを招いたり、自律神経の乱れを引き起こしたりしてしまいます。さまざまな要因に対して個々にアプローチするには時間も手間もかかってしまいます。そこでメディカルハーブが得意な、複数の成分が多方面に作用する長所を活かしてみましょう!
肌トラブルの解決策
インナードライとなっている肌に対して、べたつくことを理由に化粧水だけでお手入れを終わらせることはNGです。しっかりとクリームや乳液で保湿することも鉄則ですが内側から潤すことのできるハーブティーや肌のバリア機能を維持できるハーブティーをご紹介します。
潤いケアのローズヒップ
ビタミンCがレモンのおよそ40倍もあるローズヒップは梅雨の時期を問わず、女性の大きな味方となるハーブです。コラーゲンの産生を促すため新陳代謝の乱れを改善し、弾力性のある肌を保ってくれます。
老廃物を除去するネトル
フラボノイドやクロロフィル、ビタミンやミネラルも豊富に含むネトルは女性にとって不足しがちな成分が沢山含まれています。これらの成分が体内の老廃物を除去し、インナードライやバリア機能低下から引き起こされるニキビや吹き出物がでやすい体質を改善してくれます。
皮脂汚れ対策にマルベリーのパック
美白作用をもつマルベリーを粉末にしたパウダーを使用し、カオリンとともに精製水でパックを作ります。カオリンとマルベリーが肌についた汚れを吸着し化粧水や乳液が浸透しやすい肌になります。マルベリーの粉末+カオリン:精製水=1:1の割合でパックを作ります。パックは乾燥する前に洗い流します。
自律神経の乱れの解決策
ホルモンバランスの低下や交感神経、副交感神経どちらにも作用するのがメディカルハーブの強みです。その理由はメディカルハーブである植物(ハーブ)には多様な成分が含まれ、その成分が身体の不調を示す機能に対し適切に作用してくれるからです。
ジャーマンカモミール
ハーブの中でも代表的なジャーマンカモミールは心身をリラックスさせてくれる作用があります。自律神経の乱れとしてあらわれる不眠やストレス性の胃炎に対してフラボノイドや精油の成分がアプローチします。
パッションフラワー
フラボノイドやアルカロイドを成分として含むパッションフラワーは「植物性の精神安定剤」といわれています。中枢性の鎮静や鎮痙(筋肉の緊張をやわらげる)作用があります。作用も穏やかであるためお年寄りにも使えるハーブです。単独で使用するよりもジャーマンカモミールなどの鎮静系のハーブとのブレンドがおすすめです。
今回ご紹介したメディカルハーブはどれも作用が穏やかで副作用もでにくい安全性の高いハーブとなっています。それでも体質や体調によってはお腹が緩くなったり、まれにアレルギー反応を引き起こしたりすることもあります。普段とは違った症状があらわれた場合はすぐに医師に相談してください。
またメディカルハーブは治療を目的とせず、予防を目的としています。すでに心身に症状があらわれ飲用を試みた場合でも、症状が改善しない、悪化した場合などは他の要因も考えられます。そのような場合には医師の診察を受けてください。
(※本ページに記載されている情報は2019年7月3日時点のものです)