もう少しで夏のボーナスの季節がやってきますね。
何に使おうか考えるだけでもワクワクします。同じ使うなら、賢く使いたいもの。
そこでFPがおススメする使い方をお伝えします。
間もなく夏のボーナス!
FPがおすすめする使い道は?
2019年6月1日
こんな使い方はNG!
ボーナスが出たら、つい気が大きくなって衝動買いをしてしまった経験がある人もいるでしょう。
「まとまったお金が入ったから」と、ブランドのバッグを衝動買いしたり、夏のバーゲンで洋服をまとめ買いしたりしていては、せっかくのボーナスがあっと言う間になくなってしまいます。
では、使わずに普通預金に入れたままにしておけばいい?
これもNGです。「毎月の給与で赤字が出ても普通預金にボーナスが入っているから」と、油断していると、気が付かない間にお金がなくなっているということになりかねません。
いずれにしても、衝動買いをしたり、放りっぱなしにしておくのは計画性がないということ。 これでは頑張って働いて支給されたボーナスがもったいないですね。
おススメの使い方①
ボーナスでいろいろ購入したり、遊びに行きたい気持ちはわかりますが、 もし借金があるのであればまずは借金を返済することから始めましょう。
リボ払いは全額返済して
リボ払い(リボルビング払い)とは、クレジットカードを利用した時の支払方法の一つです。毎月の支払は、あらかじめ設定した金額を支払うため、高い金利を支払っているという感覚がなくなることが多いですが、実際はかなり高い金利を支払っていることになります。
ボーナスが支給されたからといって他の買物をしたり普通預金に入金したままにしたりする前に、まずはリボ払いの一括返済をしてしまいましょう。
返済方法は、利用している会社によって異なりますが、電話やホームページから手続きをしてATMで入金する所が多いようです。それなら、仕事の合間や自宅でも手続きができますね。
奨学金の返済
学生時代に奨学金制度を利用していた人もいるでしょう。奨学金は全額または一部を繰り上げて返済することができます。
奨学金は借金という認識が低いかもしれませんが、立派な借入です。将来、住宅ローンを利用したい時に、奨学金の借入があれば年間の返済額にプラスされることにより、審査が厳しくなる場合があります。
ボーナスで少しずつでも繰上げ返済をするか、貯蓄をして自己資金比率を高めておくかは考え方によりますが、やはり借金をゼロにしておく方が気分的にもいいのではないでしょうか。
国民年金の学生納付特例制度の追納
日本に住んでいる20歳以上60歳未満の人は皆、国民年金に加入する義務がありますが、学生で一定の収入がない場合、学生納付猶予を利用することができます。皆さんの中でも利用したという人が多いのではないでしょうか。
学生納付猶予を利用した場合、猶予を受けていた間の年数は老齢基礎年金の年金額に反映されませんが、 10年以内であれば保険料をさかのぼって納めることができます。
追納することで将来受け取る年金額が増えるので、まだ間に合う人は追納するのも手ですよ。
おススメの使い方②
ここまでは、返済がある人はまずは最優先に返済することをお伝えしてきました。
返済をする必要がない人はどのような使い方がおススメでしょうか。
夢を叶える準備
「バッグが欲しい。洋服が欲しい。」
このような目先の欲求ではなく、少し先の夢を叶えるための準備に使うのはいかがでしょう。「〇年後に〇〇がしたい」という夢があれば、ワクワク準備ができますね。
例えば、いつか一人暮らしがしたい、来年は海外旅行にいきたい、5年以内に結婚したい、などそれぞれ夢があることでしょう。
まずは、「いつ」「いくら」必要かを考えて貯蓄の計画を立ててみてください。
おススメの使い方③
そうは言っても、楽しみにしていたボーナス、やはり使いたい気持ちもあるでしょう。今年の夏は自分磨きに使うのはいかがですか?
自己投資でイイ女になる
自分自身に投資をする、と言ってもいろいろな投資の方法があります。
例えば資格を取得して仕事のスキルアップを目指すのも一つの方法です。
その結果、希望の部署に異動できたり、昇給したりすれば、自分自身に投資をしてしっかりリターンを得ることができますね。
また、マナー教室に通ったり、夏休みに何泊かでファスティングにチャレンジしたりなど、より魅力的な女性を目指すのもアリです。
仕事でもプライベートでも、今まで以上にイイ女になっちゃいましょう♪
今年の夏は、支給されたボーナスが気づいたらなくなっていた、ということだけは避けたいもの。この3つのステップで、上手にボーナスを使ってくださいね。