仕事をするママにとって子どもの預け先となる保育園を探すことはとても重要なことになります。
早い人なら0歳児クラスから入園し、小学校入学までの6年近くお世話になる保育園生活は選び方のポイントを間違うとママにとっても子どもにとっても日々のストレスとなってしまいます!選び方のポイントをきっちり抑えて入園に備えたいですね!
仕事も育児も両立させる!
保育園の選び方のポイントはこれ!
2019年3月14日
保育園の選び方のポイント(仕事のスタイル)
仕事復帰をする、新しく仕事を始めるママにとって子どもを預かってくれる保育園は心強い味方ですよね。けれども「預ける保育園が合わなかったらどうしよう?」「そもそも保育園探しっていったいどうすればいいの?」と不安に感じているママも多いのではないでしょうか。
保育園は0歳児から利用すれば6年間お世話になる、ママにとっても子どもにとっても重要な場所です。「入園してからこんなはずじゃなかった」と最悪の場合、転園することにならないために、自分の仕事のスタイル、子どもやご家庭の状況に合った保育園を選ぶようにしましょう。まずはご家庭の仕事スタイルによって保育園を選ぶポイントをお伝えします。
認可保育園にするか、認可外保育園にするか
厚生労働省は、児童福祉法に基づいて最低限の基準を満たしている児童福祉施設のことを認可保育園と定めています。一般的に認可保育園の方が認可外保育園に比べて保育料も安いことから認可保育園を選ぶ人が多い傾向にあります。しかし認可保育園は一般的な企業の勤務スタイルに合わせて開園しているため、仕事のスタイルによっては預かって欲しい時間に閉園しているといった場合もあります。
また認可外保育園の場合は、夜も開園していたり、駅に隣接していたり、夕食が出たり、独自のプログラムを採用していたりと子どももママもストレスなく過ごせる工夫がされている園も沢山あります。一概に認可保育園だからいいといった判断基準ではなく、夜勤が多いのか、自分の他に家事を協力してくれる人はいるのかなどトータル的に考えて選びたいところです。
自宅近く?勤務先近く?
子どもの体調が変化した時にすぐに駆けつけられるから勤務先の近くで保育園を探したい!誰しもが考える親心ですよね。自宅近くがいいのか、勤務先近くがいいのか。これも答えはご家庭の考え方によってさまざまです。以下の点を考慮してどちらにするかを選んでみてください。
・体調が変化した時に、駆けつけて病院まで連れて行くのにどちらの方が時間的なロスが少ないか
・勤務先近くの場合、通勤時子どものストレスにならないか
・勤務先は子どもが保育園のお世話になる間、転勤などで変わらないか
・勤務先が、子どもが進学予定の小学校校区外の場合、保育園時と小学校で友達関係に変化が生じてしまった場合に気持ちを受け止めてあげられるか
保育園の選び方のポイント(施設見学時)
認可園、認可外保育園、自宅の近く、勤務先の近くなどご家庭の仕事スタイルによって選ぶべき保育園のポイントはつかめたと思います。次に大切なことはその希望する園を実際に自分の目で確かめること!ホームページなどで情報収集することも可能ですが、実際に目にすることで分かることも沢山あります。
・保育者の数
園児に対して人数は適切か
・施設の雰囲気
日当たり、清潔さ、部屋の広さ、近隣の様子、園児が過ごす様子、園児に対しておもちゃの数は適切かなど五感を通して感じることは沢山あります
・持ち物
園によって毎日持参するものが異なるため確認しておきたいポイント
・日々のカリキュラム
子どもの仕事は遊ぶこと!外遊びの頻度や園庭の広さも確認ポイント
・制服の有無
園によっては年少から制服指定、体操服は購入の場合もあります
・昼食、おやつ
メニューのアレルギーがある場合は確認しておきたいポイント
・お昼寝
小さいクラスほど眠ることも子どもの仕事!どんな環境で眠るかも確認したいポイント
・災害や緊急時対策
避難訓練のこと、実際の避難場所、緊急時のやりとりはどうするのかなど
いつ頃から保育園を探し始めたらいい?
保育園への申し込みは地域の自治体によって若干の違いは出てきますが、通常9月~11月の秋頃に次年度4月入園の募集を開始します。たとえば2020年4月から入園を希望する場合は、2019年9月~11月に募集が始まるということです。
保育園への申し込みは通常地域の自治体を通して行いますが、認可外保育園の場合は直接希望する園に申し込みをする場合が多いようです。認可外を希望される人は見学時に申し込み方法も確認するようにしましょう。
9月~11月は必要書類を提出する時期。保育園の見学はそれ以前に済ませる!
例年9月~11月に保育園入園のための申込用紙を提出することになりますので、保育園の見学はそれ以前、5月、6月頃までに済ませておくことをおすすめします。主な理由は以下の通りです。
募集が開始された時には見学者が多い
入園申込用紙が配布されたらどのお母さんも「この園はどんな雰囲気なんだろう?」と見学を希望される人が増えます。けれど保育園側はいつでも見学を受け付けている訳ではありません。現在通園されているお子様の安全を最優先に考えているため、1日あたりの見学者数の上限を定めている保育園が多いためです。見学が混み合って見学できなかった事態は避けたいですよね。
5月、6月頃がおすすめの訳
入園を希望する保育園の見学は、募集が始まる前に済ませておいた方が良い理由はご理解いただけたと思います。その時期が5月、6月頃をおすすめする理由は、ずばり「暑さ」です。募集が始まる直前の季節は夏。小さいお子さんを抱えながら見学するには少しリスクが高い季節です。
見学の時には保育園まで通う時間も想定して調べたいところ。車で通う場合のリスクは低いですが、ほとんどのご家庭では自転車や徒歩、ベビーカーを使用することになるのではないでしょうか。まだ暑さが本格化していない5月、6月頃をおすすめします。