女性なら誰もが夢見る、最高のパートナーとの結婚。そのとき、あなたが結婚相手に求める条件はなんでしょうか?「容姿」「性格」「愛」それとも「お金」…?
結婚生活は、この先何十年と続くもの。最高のパートナーとの結婚生活の中で起こる様々なお金に関わるイベントに、惑わされずに必要となってくるのは、実は「お金の教養」です。今回はその中から特に婚活中の女性に知ってほしい、大切なポイントについて、お伝えします。
男性が放っておかない女性になる!
しなやかな魅力をつくる
「お金の教養」とは?
2016年3月4日
結婚相手の年収が高ければ幸せ?
「結婚するなら年収○○万円以上!」結婚相手に求める条件としてよく耳にするのが、この年収要件。アニヴェルセル株式会社が20〜36歳の男女1400名「結婚相手に望む年収」についてアンケート調査を行ったところ、男性は約50%が「好きになったら年収は関係ない」と答えているのに対して、女性の約36.2%は「500万円以上」答えており、「年収は関係ない」回答した人は約15%にとどまっています。さらに、20代女性よりも30代女性のほうが結婚相手の年収にさらにシビアにみているようです。
確かに年収が多いに越したことはありません。しかし「いくら貯める」「いくら稼ぐ」は実際にはあまり関係ありません。なぜならいくら年収が多くても浪費する人では意味がありませんし、今たまたま環境に恵まれているだけで、勤め先の業績が悪くなったらあっという間に半分落ち込むかもしれないからです。
結婚生活は、この先何十年と続くもの。この環境変化の激しい時代、20年後、30年後に収入がどうなっているかなんて、誰にも分かりませんよね。そんななかで、現在の年収だけにとらわれてしまうと…本当の意味での人生のパートナーにめぐりあうチャンスを自分で遠ざけてしまっているかもしれないのです。
「お金」から自由になって最愛のパートナーを選ぶ
「でも、目の前の生活のためにはお金が必要でしょ!」という声が聞こえてきそうですね。
たしかにそうです。それならば、その必要なお金は「自分で稼ぐ」という視点を持ってみるのはどうでしょうか。またもし事情があって働けないなら、お金に働いてもらうという選択肢だってあります。
そうすると何が幸せかって? 自分に経済力があって、お金の問題から解放されていたとしたらどうでしょうか。もっともっと「愛」を重視してパートナーを選べませんか。
チャンスはいつやってくるか分からないもの。それがチャンスというほど期待感のこもったものでなくても、ベストなタイミングはいつやってくるか分かりませんそのときに、お金がないばかりに、もしくはお金の問題が解決しないばかりに、結婚することをためらうのでは、自分が求める本当の幸せが遠のいてしまいます。
だからこそ、「お金の教養」を身につけて、「自分のお金は自分で完結させる!」というくらの気持ちが大切です。
愛があっても「お金」の問題には冷静に対処する
すでに人生のパートナーと巡り合い、ふたりで生活している場合でも、「お金」の問題に関しては冷静に対処しましょう。特に、これから結婚したり一緒に生活を始めたりする場合は、彼の年収や貯金(できれば借金も)を確認したり、お金についてオープンに話あることがとても大切です。
離婚理由は金銭感覚のズレが大きい?
平成24年度司法統計にとると離婚の申立理由は男女ともに「性格が合わない」がダントツの1位でした。実はこの性格や価値観と大きく関係しているのが「お金の教養」である金銭感覚なのです。長い結婚生活ですから、他のことが譲れても、一緒に生活し、人生を共にする以上、お金に関する考え方、感じ方があまりにかけ離れていると、パートナーとして続けていくことはなかなか難しいということですね。
たとえば、妻は「記念日にはちょっと豪華なディナーをしたい」と思い、普段の生活はメリハリをつけて節約しているけれど、夫は「記念日にはこだわりはない、なるべく安くすませたい」となんでもケチケチしていたら、次第にその金銭感覚のズレが大きくなり、生活に息が詰まりはじめ・・幸せだったはずの二人が離婚ということになることもあり得るのです。
お金についてオープンに話し合いをする
そうならないためにも、普段からお金についてオープンに話し合いをし、お金の課題についてしっかりと向き合っておくとよいでしょう。家賃や光熱費、食費、ガソリン代といった生活費をどちらが持つのか、給料のうちいくらを生活費として出すのか、お小遣いはいくらか、どうやって貯金するか、ボーナスのうちいくらを家計口座に入れるのか、生活費口座では足りない臨時の出費が発生したらどうするのか、家計簿や家計管理はどのようにするのかなど、課題はたくさんあります。家計に余裕がないときはどの部分を節約するかなど、できるだけ細かくお金に対する価値観をすり合わせておくことが大切なポイントです。
女性の魅力をつくる「お金の教養」
「お金の教養」を身につけることで、経済的も心理的にも自立し、自分に自信がついてきます。それが内面からのキラキラとした輝きをつくり、世の男性はあなたのことをほっておかなくなるでしょう。
魅力ある女性になるために、そして幸せな結婚生活を送るために「お金の教養」がある女性を目指しましょう。