現在夫は単身赴任中。生活費が二重になりやりくりが大変!みんなはどうやってやりくりしているんだろう?家族が離れて暮らしており、心理的な不安が大きい中、金銭的な心配までしていると疲れてしまいますよね。上手にやりくりしている工夫を知ってご主人を応援してあげましょう!
夫が単身赴任になった!
生活費目安はいくら?
2019年2月14日



二重出費になるもの
夫が単身赴任になって健康面の不安や、離れて暮らす不安がある他にもっとも不安が大きいのは、生活費が二重にかかる金銭的不安があります。具体的に二重出費となる生活費は以下のようなものになります。
食費
生活拠点がバラバラになることで家計とは別にかかる食費は、単身赴任世帯でもっとも大きな支出の1つです。家計とは別に夫に毎月2万円ほどを食費として割り当てる家庭が多くあります。
水道光熱費
水道光熱費も生活拠点が違うため、家計とは別にかかる出費となります。平日は会社で過ごすため、1ヶ月の支出は水道、電気、ガスそれぞれ2,000円~3,000円くらいとなります。しかし寒い地域に単身赴任になった場合は灯油代がプラスされたり、猛暑日ですと夜もエアコンを使ったりするため光熱費は増加する傾向にあります。
家賃
単身赴任先でかかる家賃も二重出費となりますが、会社から単身赴任手当や住宅手当といった名目で手当が支給される場合が多くあります。家賃についてはその手当内で抑える傾向にあり、手当以上の物件を選んだ場合二重出費として2万円程度かかる場合もあります。
二重出費以外にかかる出費
アート引越センターが行った「単身赴任レポート」によると、単身赴任者の1ヶ月の生活費はおよそ12万円~14万円かかるという調査結果が出ました。二重出費の食費、水道光熱費、家賃以外にも新たな出費項目も増えることになります。
新生活準備費用
単身赴任によって、寝具や家具、電化製品を新しく購入したという単身赴任経験者は多くいます。また、引越し費用もかかることになります。これらは毎月かかる費用ではありませんが、最初にかかるもっとも大きな出費となります。寝具や家具、電化製品を新しく購入するには10万円~15万円くらいは準備が必要です。
お小遣い
夫が単身赴任になって「お小遣いの支出が増えた!」というご家庭は多いです。帰ってもどうせ1人でしょ。と思うかもしれませんが、単身赴任になったことで会社からのお誘いが増える傾向にあるようです。
また夫のストレスを少しでも軽減させるために、お小遣いを増やしてストレス解消してもらおう。と考える妻も多いようです。お小遣いとして支出する金額は2万円~3万円くらいです。逆にお小遣いは生活費としてまとめて渡しているというご家庭もあります。お小遣いについてはそのご家庭ごとに話し合って決めたい項目ですね。
帰省費用
意外と忘れてしまいがちになる項目が帰省費用です。帰省費用についても月1回、2回程度までは会社が負担してくれることが多いようです。しかし交通費に限られる場合がほとんどで、お土産や帰省中にかかる費用は含まれていません。
久しぶりの家族水入らずの時間、外出や外食で疲れや寂しさ、ストレスを解消するご家庭が多くある中、このような時間を手に入れるにもお金がかかってしまう現実があります。帰省費用には交通費の他に2万円~3万円は出費が必要となります。
単身赴任生活の出費の抑え方
単身赴任生活を経験しているご家庭ではどのよう出費を抑えているかは気になるところですよね。「単身赴任 節約」というキーワードを調べてみるとやりくり上手な主婦たちはこのような項目で節約を実践していました!
食費は自炊とまとめ買い
ほとんどのサイトで共通して伝えていたことは食費を抑えることです。単に費用を抑えるだけではなく、働き手となる夫を支えるため健康に気を使いながら支出を抑えるポイントが沢山ありました。そのポイントとなるのが自炊とまとめ買いです。
ひと昔前では食事を作れない男性が多くいましたが、最近では学生時代に一人暮らしの経験があるため、自炊も経験済みの男性も多くいます。そのため自炊に対する抵抗もなく、比較的積極的に自炊を取り入れているようです。
しかしながら仕事をしながらの自炊は栄養バランスが心配なため、奥様がレシピを用意していたり、温めるだけでいいようにカット野菜を冷凍してご主人に届けたり、と自炊ができる環境作りをサポートしているようです。
また、まとめ買いも節約に大きなポイントです。保存のきく乾燥食材やレトルト食品は奥様が家計分といっしょに購入し、夫が帰省時にまとめて持って帰ってもらったり、夫も会社が休みの時にまとめ買いを実践したりと、協力体制が築けています。
帰省費用も工夫次第で節約対象
食費の次に多かった項目が帰省費用の節約です。家庭から遠方になると「帰りたい」と思った時に中々帰れない距離感がありますが、計画的に帰る日を前もって決めておくことで、日々の生活や仕事へのモチベーションの増加と、節約効果も高まります。
新幹線で帰省する人ならば回数券を利用することで1割程度節約ができます。まとめて購入する必要がありますが、金券ショップではバラでの購入も可能です。飛行機が帰省手段の人は、航空会社によっては単身赴任者割引といった飛行機チケットや、早割制度を利用して割引率の高い方法を利用する人もいます。
いかがでしたでしょうか。単身赴任となると家族が離れて暮らすことから何かと不安が大きくなる出来事ですが、協力体制をしっかりと築くことで家族の絆も深まるのではないでしょうか。家族のために単身赴任を選んだ夫をサポートできるように工夫できる節約手段は使っていきたいですね。