投資をしている人やお金の教養がある人は日経新聞や経済ニュースを愛読しているイメージがありますね。
実は、投資をするから経済ニュースに詳しいわけではありません。でも、経済事情に関心を持っておくことでお金が増えやすいことは確かです。
今年こそはお金を増やしたい!と思うあなた、経済ニュースの見方を知ることから始めてみませんか?
経済事情がわかるとお金が増える?!
経済ニュースの見方、読み方
2019年1月19日
自分の生活への影響を知ると経済ニュースも面白い!
「経済」という言葉を聞くと、国のこと、世界のことなど、世の中の大きなお金の動きをイメージする人がいるかもしれません。また、新聞の経済面やニュースでは、政府や企業、学者などのお偉い方々が言う難しいことを伝えていて、自分とは縁がなさそうに感じてしまうものです。
しかし、経済って実は私たちの生活に密着したニュースなんです。あなたも日々の生活のなかでモノやサービスを買ったり、売ったりしてますね。「会社員で商売なんてしてないよ」というあなたでも、労働というサービスの提供をしているのは立派な経済活動をしていることになります。
専門用語や聞き慣れない言葉がたくさん出てくると、ニュースを見ても難しいと感じたり、見るのが嫌になることもありますが、わからない言葉にこだわる必要はありません。ただ、ざっくりと、一緒に出てくるほかの言葉を頼りにイメージを膨らませることから始めてみましょう。
そしてその影響で、たとえばモノの値段が高くなるとか、安くなる、あるいは生活が便利になるとか、不便になるなど想像してみるといいでしょう。「自分の生活にどんな影響があるか」をイメージできるようになると、いままで難しいと思い込んでいた経済の話も興味を持てるようになりますよ。
経済ニュース、情報源には何がある?
ひとくちに経済ニュースといっても、その情報源は多々あります。
なかでもビジネスや株式投資をしている人の多くが好んで読んでいるのが日経新聞。日刊紙のなかでも経済に特化している新聞ですから、国内の経済や政治はもちろん、国際事情や社会情勢などを網羅し、幅広くカバーしています。しかし、慣れないうちは豊富な情報に目を通すだけで大変です。全部に目を通していると情報の洪水に遭ったような感覚さえ覚えるかもしれません。
でも、日経新聞にこだわらなくても大丈夫。忙しい働き女子にはそんなに時間を取るのも難しいという人も多いでしょうから、インターネットを見るついでにヤフーニュースを覗いてみたり、SNSやブログなどからもさまざまな情報を得られます。
ただし、信憑性には気をつけたいもの。SNSやブログなどで気になる言葉があるときには、一般誌の経済欄やニュース番組、新聞社のウェブサイト、該当する企業のウェブサイトなどで確認するクセをつけるようにするといいですね。
経済事情がわかるとお金が増える ?!
ここまで読んでいただいたあなたが一番気になるのは「経済ニュースを知ることでお金がどう増えるのか」ということでしょう。
ひとつ例を挙げてみましょう。
昨年12月末に「みずほファイナンシャルグループが2019年3月にデジタル通貨を発行することを決めた」というニュースが報道されました。デジタル通貨は仮想通貨の大枠で、「良くわからない投資」と思い込み、「だから自分は手を出さない、関係ない」と読むのをストップしてしまったらお金が増えるチャンスは途絶えます。
記事の先を読み進んでみましょう。筆者が個人的に気づいた点をいくつかピックアップします。
- ・買い物の決済に利用できる
- ・スマートフォン(スマホ)に専用のアプリをダウンロードし、店頭ではQRコードを使って決済する
- ・価格は1通貨あたり1円で固定し、仮想通貨のように市況で動くことはない
- ・銀行口座からのチャージと戻し入れ、利用者間のデジタル通貨の送金は無料
などの説明があります。
ここから自分の生活やお金周りにイメージを広げていきましょう。
- ・ビットコインなどのいわゆる仮想通貨とは異なるものだから安心性がある
- ・キャッシュレスの買い物に利用できるから便利になる
- ・ATMでお金を下ろす必要がないからATM手数料の心配がない(ムダな手数料の節約になる)
- ・口座からのチャージなのでクレジットカードのような使いすぎの心配がない
などといったことが想像できます。
慣れてきたら投資に興味を持てるかも
自分の生活への影響がわかっていくうちに経済ニュースも面白く感じられるようになるものです。次のステップに進みたくなる人もいるでしょう。
たとえば前述ニュースなら「メガバンクが取り扱う初めてのデジタル通貨」という文言に同社の株価の動きが気になってくるかもしれません。あるいはキャッシュレス化の進行にキャッシュレス関連企業が気になってくるかもしれません。
どの経済ニュースにも、なんらかの気づきのタネが潜んでいるはず。そのタネに気づけるようになって、お金を増やすことにトライできるといいですね。
注:記事中に一例として特定ニュースを取り上げましたが、同企業や商品・サービスを推奨するものではありません。また、当記事を見ての商品・サービスおよび投資に関する判断はご自身で行っていただくようにお願いします。