今私はアラサーで実家暮らしを満喫中。私と同世代で実家暮らしをしている女性って、どのくらい居るんだろう?実家暮らし女子たちの「理想の貯金額」ってどのくらいなんだろう?実家暮らし女子たちの収入額やお金の使い道なども調べ、理想の貯金額や理想の収支バランスについても考えてみましょう。
理想額や平均値を知ることで、自分の現状を客観的に知ることができます。実家暮らし女子必見の内容です!
実家暮らしの女子のホンネ
「理想の貯金額」ってどのくらい?
2018年11月9日
実家暮らし女子のホンネ
独身で実家暮らしをしている女子って、どのくらい居るのでしょう?
・20~24歳 67.4% ・25~29歳 60.9%
・30~34歳 61.9% ・35~39歳 62.6%
・40~44歳 60.8% ・45~49歳 56.3%
(平成27年 国勢調査調べ)
20~30代では6割を超え、40代でも過半数を超えています。
実家暮らしの20~30代女子たちに聞いたこんなデータもあります。
Q、実家暮らしをする理由は何ですか?(複数回答)
1位 職場が実家から通えるところにあるから 64.0%
2位 一人暮らしをできるほどのお金がないから 55.0%
3位 親との関係性・仲が良いから 40.5%
4位 貯金をしたいから 39.5%
5位 一人暮らしをするのが面倒だから 35.5%
6位 家事・炊事を家族がやってくれるから 34.0%
7位 家の広さが十分にあるから 32.5%
8位 一人暮らしは寂しい・怖いなど不安があるから 23.5%
9位 家の設備が機能的で快適だから 20.5%
10位 地元を離れたくないから 17.5%
この結果を見てどう思われますか?合理的?それとも甘え?親子の関係性が良く、親も子も一緒に暮らすことに幸せを感じているのであればとても良いことですよね。
次に、毎月実家にお金を入れているかを聞いたところ、
・毎月決まった金額を入れている 65.5%
・毎月入れているが、金額は月によって異なる 3.5%
・頻度も金額も決まってないが、時々入れている 3.5%
・入れていない 27.5%
実家に入れる平均額は、36,059円
・20~24歳 24,706円 ・25~29歳 38,911円
・30~34歳 37,364円 ・35~39歳 43,255円
お金を入れていない人が約3割。非正規やアルバイトで収入が少ない、親から「入れなくて良いから貯金しなさい」と言われているなどが理由のようです。
(2015年 SUUMO実家暮らし調査)
“実家暮らし”と“ひとり暮らし” 1ヶ月の支出を比較してみた
【実家暮らし】
家に入れるお金 30,000円
円昼食代(800円×20日) 16,000円
飲み会・外食など 10,000円
ガソリン代 5,000円
ケータイ代 7,000円
被服費 5,000円
美容代 5,000円
雑費 5,000円
合計 83,000円
【ひとり暮らし】
家賃 60,000円
光熱費 11,400円
食費 39,650円
日用品費 5,000円
飲み会・外食など 10,000円
ガソリン代 5,000円
ケータイ代 7,000円
被服費 5,000円
美容代 5,000円
雑費 5,000円
合計 153,050円
(2018年 マネラボ参考)
この資料を見ると“実家暮らし”と“ひとり暮らし”では、1ヶ月の支出が約7万円の差があります。ひとり暮らしの場合、家賃・光熱費・食費は自分で支払うことになりますが、実家暮らしの場合は、家に入れるお金に家賃・光熱費・食費が含まれていると考えられます。経済的な面からも“実家暮らし”を選択する独身女子たちが多いのもうなずけます。
実家暮らし女子 理想の貯金額
独身で実家暮らしの女子たちの、理想の貯金額はいったいいくらでしょう?その前に、今現在の毎月の平均貯金額を聞いてみました。
・20~24歳 34,117円 ・25~29歳 54,222円
・30~34歳 35,454円 ・35~39歳 41,914円
(2015年 SUUMO実家暮らし調査)
ちなみに、一人暮らしの女子たちの毎月の平均貯金額は、20代が30,200円、30代が25,300円。(2017年 SUUMO一人暮らし調査)
実家暮らし女子たちは、一人暮らしの女子たちに比べると、やはり経済的余裕があるのか貯金額が多い印象です。では、理想の貯金額とはいくらでしょう?実家暮らしやひとり暮らし、未婚既婚に関わらず、理想の貯金額は「手取り収入の20~30%」と言われています。独身で実家暮らしであれば30%以上が理想でしょう。
・手取り10万円の場合 30,000円~
・手取り15万円の場合 45,000円~
・手取り20万円の場合 60,000円~
・手取り25万円の場合 75,000円~
この貯金額であれば、例えば手取り15万円の場合なら、毎月45,000円×12ヶ月で54万円、ボーナス時100,000円×2回で20万円となり、1年間で74万円の貯金ができます。3年で222万円、5年で370万円、10年で740万円の貯金額です。但し、これは利率0%で単純計算した場合の貯金額です。貯金や投資商品など上手に組み合わせて貯めていけば、10年間で1000万円は難しい貯金額ではなさそうですよ。
私のこれからを考える
実家暮らし女子の理想の貯金額は、手取り収入の30%以上であることは分かりました。では、あなた自身の手取り収入や、毎月どのような費目の支出があるかをしっかり把握できていますか?理想の貯金額にこだわり過ぎて、節約し過ぎるあまりに、今行きたい所や今チャレンジしたい事が全て後回しになっているようでは本末転倒です。またそれとは逆に、今を楽しむことばかりに集中し、毎月の収入全てを使ってしまい、貯金が全くない状態で実家暮らしを続けている人は“甘え”です。今は実家暮らしですが、転勤や転職、結婚など、今後は実家暮らしではなくなる可能性も十分考えられます。実家暮らしの今こそが貯め時ともいえます。今一度、毎月の支出や貯金額について、あなたなりの計画を立ててみてください。将来のあなた自身のために。