「一生懸命働いてるのに、なかなかお金が増えない」「ちょっとした贅沢も、生活を考えるとふんぎりがつかない」そんなお金に関する悩みは、些細なことでも誰もが考えてしまうもの。そんな悩みを解消してくれるのが「お金の教養」なんです。小手先だけでは無い、生涯使える知識を手に入れて、自分の思うまま、生活できるようになるのが「お金の教養」。「お金の教養」を身につけて人生を謳歌しませんか。
お金にゆとりができた! その秘訣は「お金の教養」にあった
2016年1月29日
収入が多くても「お金の教養」がなければ豊かになれない
自分の人生を謳歌するためには、やはりある程度のお金が必要になってきます。「もっと収入があればもっと貯金だってたくさんできるのに……」と思った人も少なくないことでしょう。
しかし、年収300万円でも年に100万円の貯金ができる人もいれば、年収1,000万円でも貯金がないばかりか、毎月ローンの返済に追われているという人もいます。単純に「収入が多い分だけ貯金できる」ということは決してないのです。
「支出の額は収入の額に達するまで膨張する」
「パーキンソンの法則(Parkinson’s law)」という、有名な法則があります。これは、1985年に、英国の社会・経済学者シリル・ノースコート・パーキンソンが著作『パーキンソンの法則』の中で発表したもの。このパーキンソンの法則はいくつかの法則から成り立っているのですが、その中の第二法則が「支出の額は収入の額に達するまで膨張する」というものです。
一度上がった生活レベルはなかなか下がらない
人間というものはえてして収入が増えるとその分、生活レベルを上げてみたくなるもの。
「たくさん稼いでいるから、貯金しなくても大丈夫。今日は疲れてるし、ちょっと贅沢だけどタクシーに乗ろうかな」というちょっとから始まり、「節約なんてしなくてもいいや。日頃頑張っているご褒美にブランド物のバッグを買いたいな」といった具合にどんどん支出が膨らみ、結局は思うほど貯蓄は増えないのです。そればかりか、一度生活レベルを上げてしまうと、それを下げるのは至難の業です。安閑としていると、収入が増えて貯金が増えるどころか、かえって貯金がしにくくなることだって十分にありえるのです。
たまたま当たった宝くじが、不幸への切符になることも!?
宝くじも然りです。宝くじが1億円当たったら、みなさんはどうしますか?
「とりあえず家を買って(住宅ローンを完済して)、ちょっと海外旅行にでも行って、残りは貯金しようかな……」。今、そんなふうに考えた人は要注意!「お金の教養」がない考え方かもしれません。
以前、ある金融機関が、高額当選者のその後について追跡調査をしたところ、当選者の多くが、「当たらなければよかった」と答えたそうです。実際、宝くじの高額当選者が数年後に自己破産する、というケースも珍しくありません。
要は「いくら稼ぐ」と「いくら貯める」は関係ないということ。10万円であっても1億円であっても、それを生かす人もいれば殺す人もいるのです。
家計簿のつけ方や節約といった小手先のテクニックより「お金の教養」を
では、生かす人と殺す人の差はどこにあるのでしょうか?
それは、「お金の教養」があるかないか、たったそれだけのことなのです。「お金の教養」とは、家計簿の付け方や割の良い節約や貯金の方法といった知識だけを言うのではありません。もっと広い意味の、お金と正しく付き合う方法のことを、「お金の教養」といいます。
お金と正しく付き合うと、お金は私たちの人生を幸せに豊かにしてくれます。お金は人を幸せにするばかりではありません。お金は諸刃の剣ともいわれます。付き合い方を間違えれば、人生を破綻に追い込む恐ろしいものでもあります。
「お金の教養」を学び、上手にお金と共働きをしながら、後悔のない、自分軸足の人生を謳歌してみませんか?ぜひこのサイトからそのエッセンスを学んでみてくださいね!