「私はどちらかとゆうと節約することが得意。自然と習慣になってるからストレスなんて感じない。逆に悩みがあるとすれば、、、お金の使い方。久しぶりに奮発して買った物や、人から薦められて買った物など、あとになって決まって後悔しちゃう、、、買い物上手、お金の使い方上手になりたいんだけど」 そんな悩みを持つ節約女子が多いそうです。
お金の“使いどころ”と“節約どころ”の基準を知って、今以上にお金と良好な関係でいましょう。
節約女子は悩んでいる!?
お金の“使いどころ”と“節約どころ”の基準って何?
2018年10月2日
節約女子の悩み “使い方上手”になりたい?
女性たちに“お金の使い道”について聞いたこんなデータがあります。
Q、100万円あったら何に使う?
・貯金 36%
・旅行 32%
・洋服など贅沢品購入 6%
・家の購入・リフォーム 5%
・投資・ギャンブル 3%
・車・バイク購入 3%
・趣味 3%
・飲食費 1%
・美容・医療費 1%
・その他 7%
(2018年 iBankマーケティング「mymo」調べ)
「貯金」と「旅行」で使い道のほぼ7割を占めています。このデータには年代別での集計結果もあり、10~20代の特徴は「洋服など贅沢品の購入」と「車・バイクの購入」が他世代と比べ多かったのですが、10~40代全ての世代で「貯金」が1位でした。
Q、今まででムダ遣いと後悔したものは?
【1万円未満】
・アクセサリー類(すぐ壊れた)
・日用品(安くて大量買いしたのに賞味期限切れで捨てた)
・洋服(試着せずに買って一度も着ていない)
・漫画(まちがえて同じ巻を2冊)
【5万円未満】
・洋服や靴(ネットで買いサイズが合わなかかった)
・化粧品(まだ使ってない)
・美容やダイエットグッズ(効果なし)
【10万円未満】
・ギター(弾いてない)
・旅行代(急きょキャンセルしたため)
・資格の通信教材(勉強してない)
・エステ費用(行ってない)
・高級服(一度しか着ていない)
【10万円以上】
・別れた彼氏との交際費
・ブランドバッグ・腕時計・ジュエリー(使わず箪笥の肥やしに)
・車やマンション(気持ちが大きくなっていた)
(2017年 東証マネ部調べ)
金額に関わらずムダ遣いと感じたものはさまざまです。「憧れ」「断れなかった」「その場のノリで」「気持ちが大きくなって」などが、あとで後悔する原因のようです。節約女子たちは、こんな体験を繰り返しお金の使い方に悩み、お金を使わずに貯金しよう節約しようという行動に至るようです。
そもそも“節約”って何のため?
改めて、節約上手な女性たちに質問します。「あなたは、そもそも何のために“節約”しているのですか?」
生活のため?
「節約しないと、お金が足りず実際に暮らしていけないから」「収入が少ない(もしくは収入が減った)理由で、今は節約が必須」働き始めたばかりの若い世代や、ひとり暮らしを始めたばかりの方などは、「生活のため」に節約が必要なのかもしれません。この時期でも、節約と同時に、毎月500円でも1000円でもいいので貯金しましょう。「生活のため」の節約期間を長引かせないための対策です。
好きだから?
節約することは、私にとって趣味のようなもの」「小さい時から節約することが自然と習慣になっている」「節約すること自体が好き」特に女性には多いようです。節約を頑張っていたり、苦痛に感じているわけではなく、むしろ節約に幸せや喜びを感じています。大いに節約を楽しんでください。
目的のため?
「結婚資金を貯めたい」「海外留学したい」「老後のため」「いざというときのため」目的のために節約している人は、一見すると節約上手で長続きしそうな印象ですが、その目的を見失ったり、その目的に情熱がなくなったりすると、とたんに節約を止め、挫折したり、反動で散財する傾向があります。最終的な目的だけでなく、小さな達成感も大事にしながら節約してください。
“使いどころ”と“節約どころ”の基準を作ろう
ダメな例
女性たちに聞いた「ムダ遣いと後悔したもの」のデータでも分かったように、「憧れ」「断れなかった」「その場のノリで」「気持ちが大きくなって」など、本来の自分ではない瞬間や、本当に自分が欲しかったわけではないものに後悔しているようです。例えば、同じ1万円の靴でも「これが流行るらしい」「店員さんから薦められた」「臨時収入が入ったので買った」という時に買った1万円の靴より、「数か月間ずっとイメージしていた靴にやっと巡り合った」「今まで歩いたことなかった場所をあちこち散策してみよう」という気持ちになれる1万円の靴のほうが、ワクワクしませんか?お金を使っている瞬間も、そのものを手に入れた後も、あなた自身が幸せで楽しい日々が送れるようなお金の使い方を心がけましょう。
“使いどころ”の基準とは?
全ての基準は“あなた自身”です。あなたが、好きなもの、好きなこと、好きな時間、興味のあるもの、挑戦してみたいこと、気持ちよいと感じること、、、それらをより満たせるような日々にすることが、あなたの“使いどころ”です。あなたの“使いどころ”が今の流行とかけ離れていたとしても、みんなが選ぶこととは違っていたとしても、他人から「何でそんなものにお金を使うの?」と言われたとしても、あなたが満足していることが大事です。
“節約どころ”の基準とは?
“使いどころ”の基準と逆です。あなたが好きではないもの、興味がないもの、気持ちよさを感じないことに対して、「薦められたから」「お付き合いだから」「みんなが持っているから」などの理由でお金を使うのは止めましょう。自分の気持ちを大事にする勇気を持ちましょう。その“節約どころ”を知って実践していると、自分にとっての“使いどころ”も明確になり、お金を使った後にムダ遣いだと後悔することも減ってきます。
いかがでしたか?あなた自身の“使いどころ”と“節約どころ”の基準を知って実践して、お金と良好な関係を保ち、充実した幸せな日々を暮らしましょう。