つき合っている彼と、お金に対する価値観が合わないと不安を感じますよね。
円満な結婚生活を手に入れたいと思うとき、価値観の違いの問題を避けて通るわけにはいきません。
お金にルーズな男性と結婚してしまうと、お金の苦労が一生ついてまわるかもしれないのです。
お金が原因でけんかが絶えない、あるいは離婚してしまうような結婚はしたくないもの。
つき合っている彼が貯金できない人だった場合の考え方について3つのタイプ別にご紹介します。
貯金できない彼だったら考えておきたいお金のこと
~3つのタイプ別~
2018年9月28日



ともに歩むパートナーだからこそお金の話も大事
恋愛中は、ほかのシチュエーションでは経験できないような感情をたっぷり味わえます。甘い感情だけでなく苦しかったり悲しかったりする感情もありますが、ちょっとしたドラマのようなハラハラドキドキは恋愛ならではの経験です。
そのためか、恋愛中は、恋愛ドラマに不似合いなお金の話を軽視しがちです。デート代を工夫するぐらいのことはあっても、彼の貯金額を気にしたり、お金遣いが荒いかどうかを気にしたりするなんて、可愛げのある女性がすることではないと思っていませんか。
しかし、好むと好まざるにかかわらず、お金は私たちの人生に大きな影響を与えます。うまく使えば人生をより豊かにしてくれる存在ですが、お金には不仲の原因になるなどして人との関係を壊す力もあるのです。結婚してともに歩むパートナーである彼との関係においても、お金の話を抜きにするわけにはいきません。
1.お金の話が苦手なタイプの女性
現在では子供のうちからのお金の教育が大切という考えが広まりつつあります。しかし、日本では古くからお金の話をする人は、はしたないという考えがあったため、お金の話が苦手という人は少なくありません。
お金の話が苦手な女性は、金銭感覚に問題のある彼との結婚について特に慎重になる必要があります。
【結婚に対して慎重にならざるを得ない例】
・借金癖がある男性
・自分にお金がなくても女性が出せるのであればそれでいいと思う男性
一般的に、借金癖を直すことは難しいといわれています。お金の話が苦手な女性が借金癖のある男性の意識を変えようと思っても、泳ぎの苦手な人が溺れている人を助けにいこうとするようなものです。お金の話に抵抗がない女性でも敬遠するような男性と、お金のトラブルなしに人生をともに歩むのは困難と心得ましょう。
お金以外の面で2人の仲がうまくいっている場合、とても厳しい意見に聞こえるかもしれませんが、お金が原因で離婚する人はいます。また、離婚していなくても離婚したほうがいいのではと悩み続けてしまう人も存在します。
2.パートナーとお金のことを話し合っていきたいタイプの女性
お金の話に抵抗がなく、彼と語り合い、歩み寄り、支え合いたいと思う女性であれば、下記のような男性でも対処できる可能性があります。しかし、努力は必要です。
【話し合いで落としどころを見つけたい例】
・友人が多く交際費がかさむ生活をしている男性
・身の丈に合わない物を買ってしまう傾向がある男性
たくさんの友人と仲良く交際している男性は素敵に見えます。しかし、その交際のためのレジャー費や飲み代が家計を圧迫しそうなレベルであれば注意が必要です。月ごと、あるいは年ごとの上限を決めて交際費を抑えられるかどうか、問い詰める口調を避けながら聞いてみなければなりません。
ファッションセンスのすぐれた男性も格好よく見えますが、貯金ができない買い物好きでは困ります。プチプラをうまく組み合わせたファッションにするなど、センスを生かしながら地に足のついたお金の使い方をしてもらえるかどうか提案してみましょう。
ときには話し合いが面倒と感じることもあるかもしれませんが、お金以外の面での尊敬できる部分や頼れる部分を見直し、パートナーとしての役割分担をお互いにしていると考えてみてください。
3.主導権を握りたいタイプの女性
お金のことに無頓着であっても浪費家でない男性であれば、主導権を握りたいタイプの女性と好相性です。
【女性が主導権を握り、うまくいく可能性のある例】
・貯金できないのにお金の話を嫌がる男性
・実家暮らしでお金に対する危機感を持っていない男性
お金の使い方が下手でも、お小遣い制を受け入れてくれる男性であれば主導権を握りたいタイプの女性と円満に生活していけます。お金の管理は全面的にあなたが行いましょう。管理さえしっかりできていれば、彼の嫌がるお金の話をしなくて済みます。
友人同士の集まりなどで、奥さんの尻に敷かれているからと笑いながら話す男性は少なくありません。貯金できない男性でも、奥さんにやってもらえるならありがたい、安心できると考えられる人であれば問題ないのです。
また、自分がバリバリと働き続ける人生を思い描き、彼には主に精神面や生活面サポートで支えてほしいと考えている女性であれば、彼の収入やお金の使い方にこだわらないスタイルも選択できます。
つき合っている彼が貯金のできる人で、日頃からお金の価値観が合うと感じられていれば安心です。しかし、彼と一緒にいるときにお金の面で引っかかる何かを感じた経験があるなら、結婚を検討する前に価値観の違いの程度を確認しておきましょう。お金が原因となる不幸な結婚生活を避けるために、どこまでなら歩み寄れるかについて冷静に考えてみてくださいね。