カレンダーを見て夏が終わると思っても、残暑が続くとなかなか秋の気分になれないものですね。
夏の暑さや冷房の影響で体には疲れが残り、夏のレジャーの影響でお財布は寂しい、そんな状況に陥っている人も多いのではないでしょうか。
衣替えがスムーズに進まない夏でも秋でもないような中途半端な時期には、体調とお財布を気づかった過ごし方がおすすめです。
残暑の時期ならではのプチ節約方法を3つご紹介します。
残暑の時期におすすめのプチ節約方法3つ
2018年8月31日



1.夜の外出を控える
夜の過ごし方を変えたい時期
残暑が厳しい毎日の中で、夏の疲れがなかなかとれないと感じていませんか。
夏の疲れが体に残っていると、残暑の厳しさがより強く感じられるものです。
日照時間が長い夏の間は夜の外出が多くなりがちで、夜遅くまで遊んでいたい気持ちと翌日の仕事への影響を考えてリズムを整えたい気持ちのバランスをとるのが大変でした。
夏ならではのそんな過ごし方による睡眠負債は、疲れからの回復を遅らせる原因となっています。
ただでさえ気温が高く寝苦しい上に、布団に入る時間が遅いのでは睡眠負債をなかなか解消できません。
そろそろ夜の過ごし方をリセットし、体に優しい生活リズムへと変えていきましょう。
財布のひもを締め直し
季節の移り変わりに合わせて夜の外出を控えると、出費を減らすことができます。
お盆休みは、ゴールデンウィークやお正月休みとともに大きなレジャーを楽しんだり、遠方の実家へ帰省したりできる貴重な機会でした。
充実した休暇を満喫できたとはいえ、夏の終わりのお財布の寂しさは、体の疲れとともに気分が浮かない原因となるものです。夏にお金を使いすぎたと感じているなら、残暑の今こそ財布のひもを締め直すよいタイミングと考えましょう。
冷たい食べ物や飲み物で体調が優れないパターンに陥っていた人は、外食も控えたいところ。
胃腸をいたわるレシピを多めに活用し、家でのんびり過ごしながら疲れた胃腸も休めてみてください。
2.スマホの使用時間を少なくする
自律神経の乱れによる体調不良
残暑の影響で疲れがとれないと感じている人が注意しておきたいことの一つに自律神経の乱れがあります。
人は誰でもストレスを抱えるものですが、ストレスや生活習慣の乱れは自律神経に影響を与えます。
自律神経が乱れると、だるさや頭痛、めまい、イライラといった症状が出ます。夏の疲れのせいと思っていたら実は自律神経の乱れが原因だったというケースも考えられるのです。
仕事環境などのストレスのコントロールは難しいと感じられるかもしれませんが、生活習慣の乱れであればコントロールしやすいはず。
スマホの契約プランを見直そう
自律神経の乱れを改善させるために、できることから生活習慣を見直していきたいもの。
先ほどご紹介したように夜の過ごし方を変えて睡眠をしっかりとりつつ、家にいるときの過ごし方も見直しましょう。
そこで、スマホの使用時間が長いと自律神経が乱れやすいと指摘されている点に着目し、スマホ使用時間を少なくします。
スマホ使用時間を少なくするとスマホ老眼リスクを下げられ、疲れ目解消にも役立ちますよ。
スマホの契約プランを見直せば1カ月あたり1,000円単位での節約も可能。就寝直前までスマホを見る習慣があった人は、1~2時間前には動画視聴をやめるなどのルール作りが有効です。
3.砂糖の摂りすぎをやめる
飲み物の選び方によって変わること
夏の間は、熱中症対策のために十分な水分補給を心がけていた人が多いのではないでしょうか。
体には水分が必要ですが、飲み物の種類の選び方によっては砂糖や添加物なども一緒に体にとり入れてしまう原因となってしまいます。
水分なら何でもいいと自販機やコンビニで甘い飲み物を積極的に選んでしまっていた人は、水分の摂り方の改善が必要となります。自分が思う以上に砂糖の摂取量が増えてしまっているためです。
1kg以上も変わってしまう
WHO(世界保健機構)のガイドライン「成人及び児童の糖類摂取量」では、糖類摂取量を25g/日までに抑えると健康効果が高まるとされています。
出典:内閣府ホームページ(http://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu04220570294)
実は炭酸飲料1缶あたりの砂糖の量は約40gであり、25gを軽く超えてしまっているのです。
毎日水やお茶など、砂糖を含まない飲み物だけを飲んでいた人と、1日あたり炭酸飲料1缶分の甘い飲み物を飲んでいた人がいたとし、この2人が1カ月間に摂取した砂糖の量の差について考えてみましょう。
40g×30日=1,200g
上記のとおり、砂糖の摂取量の差が1.2kgとなります。スーパーで並んでいる砂糖の商品1袋分以上の量の違いですね。
どちらの生活が体や美容のためによいか、その違いははっきりしています。
節約にもなると考え、炭酸飲料など砂糖を多く含んだ飲料の購入を控えましょう。
夏が終わり残暑が厳しいと感じているとき、きちんと対策をする人とそうでない人とでは体調の戻るスピードに大きな差が出てしまいます。
体と節約に着目した生活改善を実践しながら、季節の移り変わりを楽しんでみてはいかがでしょうか。