公共料金もクレジットカード払いができることを知っていますか?
毎月コンスタントに支出される料金だから、ポイントも確実に貯まります。また、支払いがまとめられるので管理が楽になるというメリットもあります。手続きが面倒に思ってしまう人に向けては、クレジットカード払いにする手順も紹介しますよ。
今からでも遅くない!
公共料金はクレジットカード払いがおトク
2018年9月6日
クレジットカードで払える公共料金
公共料金は固定費にあたります。毎月ほぼ決まった額が指定口座から引き落とされているはずです。こうした自動化された部分が、実はクレジットカードととても相性が良いのです。
電気、ガス、水道、電話、プロバイダー料金、新聞代、NHK受信料、国民年金保険料まで、クレジットカード払いができます。
但し、すべての公共料金で利用できるわけではないので、まずはご利用の電力会社、ガス会社、水道局などが対応しているかどうかの確認が必要です。ホームページに記載されている場合が多いのでチェックしてみましょう。
クレジットカード払いでポイントを貯める
クレジットカード払いにするメリットは、なんと言ってもポイントが貯まることでしょう。
ポイントが確実に貯まる
一度、クレジットカード払いの手続きをしてしまえば、毎月確実にポイントが貯まっていきます。カードを登録する際、還元率の高いクレジットカードを選びましょう。
まずは使えるカードを調べて、その中から高還元率のカードを選びます。コンスタントに貯まっていくポイントだからこそ有効に使いたいものです。
ポイントが付かないカードもある
国民年金保険料の納付にクレジットカードを使う場合、ポイント付与対象外のカードもあるので、注意が必要です。
国民年金保険料の支払いでポイントが付かないクレジットカード
■NTTドコモ発行のカード(dカード、dカードGOLD)
■三井住友カード発行のカード
国民年金保険料の支払いではポイントが半減するクレジットカード
■アメリカン・エキスプレス発行のカード
どのくらいポイントが付くの?
たとえば、月1万円電気代がかかる場合、年間で12万円になります。ポイント還元率1%のカードであれば1,200円分のポイントが貯まります。
電気代だけでなく、ガス、水道、通信料まで、クレジットカード払いにすれば、数千円分はポイントが付くでしょう。
仮にこうした固定費が年間で40万円かかったとしたら、ポイントは4,000円分となります。固定費の支払いは、途切れることがないので、何十年と続きます。10年払い続けたら4万円分、20年では8万円分も固定費だけでポイントが貯まります。
一元管理ができる
公共料金を口座引き落としにしている場合は、それぞれの引き落とし日に個別に確認する必要がありますが、公共料金をすべてクレジットカード払いにしておくと、クレジットカード会社の引落し日の一回の確認で済むため大変便利です。
また、こうした公共料金の支払いのみにクレジットカードを使用すれば、普段持ち歩く必要もないので、盗難や紛失の心配もありません。
公共料金をクレジットカード払いにする注意点
ポイントを貯められる、一元管理ができるなどのメリットがあるクレジットカード払いですが、いくつか注意点もあります。
クレジットカードの限度額を確認する
クレジットカードには利用限度額というものがあります。まず、支払いに使うカードの限度額がいくらなのかを確認しましょう。次に固定費が毎月おおよそいくらになるのかを出します。残りの限度額までの金額でその他の買い物などできるように、ギリギリまで使うことがないように、注意して利用しましょう。
クレジットカードの有効期限を確認する
クレジットカードは有効期限が迫ってくると、新しいカードが届く仕組みになっています。カード番号自体は変わりませんが、有効期限とセキュリティーコードが変わります。そのため、新しいクレジットカードの変更手続きが必要です。変更手続きを忘れて、自動更新されないケースでは、支払い漏れが起きてしまいます。有効期限が迫ってきたら、変更手続きの方法や自動更新の有無などを確認しておきましょう。
公共料金の口座振替割引サービスと比較する
公共料金には口座振替割引サービスを行っているところがあります。口座振替にすると月数十円割り引かれるというものです。
月の使用量を元に、この割引率とポイント還元率を比較して、どちらが得なのかを確認してから、お得な支払い方法を選びましょう。
公共料金をクレジットカード払いにする手順
最後に、クレジットカード払いに変更する手順をご紹介します。
1.各公共料金のホームページにアクセス
「お支払い方法の変更」などで検索をして、クレジットカード支払いの申込みのページを探しましょう。
2.お申込み方法を選ぶ
東京電力の場合、インターネットでお申込みと郵送でお申込みの二つの方法から選べます。
3.必要事項を記入する
インターネットでお申込みを選んだ場合、その場で必要事項、クレジットカード情報を入力すれば完了です。
郵送でお申込みを選んだ場合は、入力した住所にクレジットカード支払い申込書が郵送されてくるので、必要事項を記入して返送すれば申込みが完了です。
クレジットカード支払いの変更手続きは、今まで口座引落しにしていた金融機関に連絡する必要は特にないので、思った以上に簡単です。
注意点も考慮しつつ、クレジットカード払いにしたいという人は是非この機会にやってみてくださいね。