あなたは女性としてつき合っていかなければならない生理前のイライラに悩まされていませんか。
イライラを始めとした生理前の不快症状は本当につらいもの。
体も心も調子が悪い中で仕事や家事をこなさなければならず、ため息が出てしまいますよね。
この時期は、不調の影響による衝動買いや友達との集まりの場での失言といった失敗も起こりがち。
女性ならではの体のリズムとうまくつき合い、節約生活に役立てる過ごし方についてご紹介します。
女性の悩みをプラスに変えよう!
体のリズムに合わせた節約方法とは
2018年8月16日
生理前の不調がつらい
体がだるくミスが増える
生理前の、ふだんと違う体や心の調子の悪さは、多くの女性の悩みの種です。
・いつもは難なくこなせることが、おっくうになる
・ささいなことにイライラする
・人の話を素直に聞けなくなる
・眠気が強く、だるい
・気分が落ち込みやすい
調子の悪さのために人に優しくできなかった、自分らしくないミスをしてしまったなどの苦い経験のある人もいるのではないでしょうか。イライラを感じて生理の時期が近づいていることに気がつく人もいますね。
衝動買いリスクが高くなる
周囲の人に迷惑をかけてしまうとわかっていても、生理前のイライラした気分のコントロールは難しいものです。
とっさの場面での判断力も鈍り、ふだんであれば我慢できているはずのスイーツを買ってしまったり、洋服の衝動買いをしてしまったりします。
衝動買いであれば人に迷惑をかけなくて済みますが、家計にとっては大きなマイナス。衝動買いを繰り返す人の場合、本当に欲しかった物以外にも手を出してしまっているのではないでしょうか。
生理節約期間をつくろう
まずは生理周期の把握から
生理前に財布のひもが緩くなってしまう人には、生理節約期間づくりがおすすめです。
生理周期をあらかじめ把握し、手帳に印をつけるかスマホのスケジュール管理アプリを使うなどして生理節約期間を見える化します。
生理周期の把握は、女性として健康管理をする上でも大切なこと。排卵がきちんと行われているか、ホルモンバランスに乱れがないかなどを判断できるためです。
周期がほぼ定まっている人も不順な人も、自分の体に何かしらの変化があったときに早く気づいて対処できるようになります。
生理節約期間は年間でどのくらいになる?
生理前のイライラが始まるタイミングは、人によってそれぞれ。生理が始まる3日前くらいからの人もいれば、7日前や10日前くらいからという人もいます。
一つの例として、生理前の7日間を生理節約期間にした場合の年間総日数を計算してみましょう。
・28日周期の人の場合、
365日÷28日=約13回
13×7日=91日
・35日周期の人の場合、
365日÷35日=約10回
10×7日=70日
期間中はおとなしく過ごす
生理節約期間に設定する70~91日間は、1年のうちの約20~25%となります。生理前の不快な日数の多さを改めて実感できる数字ですね。あらかじめ注意して浪費を抑えておきたいという気持ちが高まります。
生理節約期間中は食事会や飲み会になるべく参加しない、ショッピングモールへは行かない、日常品の買い物もなるべく短時間で済ませるなど、自分に合った節約基本方針を決めましょう。
クレジットカードを持ち歩かず引き出しにしまっておく方法もおすすめです。財布に入れる現金も少なめにしておきましょう。
対策をすれば心の負担が軽くなる
ゆったり過ごせる準備を
生理節約期間は仕事上のミスも起きやすくなります。落ち着かない気分を感じているときは会議での発言を控えるなど、ミスを事前に防ぐための基本方針も決めておきましょう。
体のだるさを無視したプライベートでの外出を控えれば、友人たちとの人間関係での失敗も防げます。
家にいる間は体に負担をかけず、なるべくゆったり過ごせるよう鍋料理やカレー、うどんといった簡単料理で手抜きをしましょう。冷凍食品のストックも楽しく活用してくださいね。
NGな飲み物に注意
イライラしていると、冷たい飲み物やお酒が飲みたくなりませんか。しかし、生理前のイライラ時期には、カフェインを含む飲み物や冷たい飲み物を控えたほうがいいといわれています。
冷たい飲み物は体を冷やし血液のめぐりを悪くしてしまうため、冷え性女子は生理前にかかわらず注意が必要。カフェインは交感神経を刺激してしまいます。ホルモンの働きに影響を与えるお酒もNGです。
生理節約期間には、常温の水や、心を落ち着かせてくれる作用のあるハーブティーがおすすめ。体の冷えも防げるため生理前の不快症状を軽くする効果も期待できますよ。
NGな飲み物を避けた場合の節約効果
イライラする生理前に飲みたい飲み物を我慢するのはつらいと感じるかもしれませんね。そんなときは、節約効果を具体的に目にし、やる気アップに役立ててみてください。
1日平均200円の計算でお茶・お酒代が節約できたと仮定した場合の年間節約効果は下記のとおり。
・年間70日が生理節約期間の人の場合
200円×70日=14,000円
・年間91日が生理節約期間の人の場合
200円×91日=18,200円
カフェインとお酒は生理中の不快症状も悪化させるため、できれば生理中も控えたいところ。上記日数に生理期間中の分も加えると、およそ2倍に節約効果を高められます。
生理前の不快な期間は体と心に負担となりますすが、あえて前向きに捉え、女性ならではの節約方法として役立ててみましょう。メリハリのついた生活を送るリズムもつくれますよ。腰回りを冷やさない、睡眠をしっかりとるなどの対策と合わせて取り組んでみてくださいね。