仕事もプライベートもやることはいっぱい。なのに、すべてをこなすとなると何かの時間を犠牲にしなければ・・・そんなお悩みありませんか?ママともなれば一層仕事は増えて、自分の時間が少なくなりがち。でも沢山のワーママさんが輝いて過ごしている秘密はなぁに? キラキラワーママさんの技を盗んで仕事もプライベートも充実させてしまいましょう!
ワーママFPに学ぶ時短術4選。
効率的に仕事や家事をこなして
自分時間を作ろう!
2018年4月16日
ワーママの極意 その1: 全部やろうとしない。「適当」を覚える。
あれもこれも、あっちもこっちも!とやる事は沢山!でも全部に全力を掛けていたら、気力も体力も消耗するだけ!ここは割切って、自分ができるのはここまで!と宣言しちゃってみましょう。職場で宣言するのはなかなか難しくても、自分自身の中で、ここまではやれる、それ以上は人や物に甘えてOKと基準を作ってみましょう。
ワーママさんは会社での時間も制約されている分、お仕事の中でも自分ができることと人に任せることをしっかりと分けているように思います。全部を自分でしてたら時間が足りたくても、一部は誰かにお願いするなどです。
筆者自身もワーママの一人ですが、復職と同時にお掃除ロボットと、全自動洗濯乾燥機を購入しました。床にごみが落ちているのを見て、あぁお掃除しなきゃ!とプレッシャーになっていたものが、お掃除ロボットにお願いすればいいや!と思える分 気持ちも楽になりましたし、全自動洗濯乾燥機は洗濯から乾燥までをやってくれるので、干す、取り込むの作業やお天気を気にする必要がなくなり、時間的にも精神的にも買って正解でした。
仕事においてはできるだけ誠実に正確に対応したいけれど、仕事の内容によっては、時間重視のものなのか、仕上がりの正確さが重視されるものなのか、それぞれ異なりますよね。つまり、やらなければならない仕事に応じて、労力をかけるべきポイントは異なるということ。これをしっかりと見極めることこそが、「適当」を覚えるということです。テキトーではなく、適当をみつけてください。
ワーママの極意 その2: 優先順位をつける。
そうは言っても、仕事は山済み!とりあえず目の前にあるものからやり始めてしまうというあなた、ちょっとまって!一度、距離を置いて自分の持っているタスクを洗い出してみましょう。目の前の敵ばかりを倒していては、体力消耗、大ボスまでたどり着けない結果になりますよ。
山積み仕事を攻略するには、その全体像を把握した上で、取り組むべきものの優先順位を付けていく必要があります。すぐに片付きそうな細かい作業がいくつかあるなら、まずはささっとやっつけてしまい、しっかりと時間を掛けなければならないタスクに時間を確保しましょう。今やらねばならないものと、明日でも問題ないものとしっかりと見極め、優先順位をつけていきます。
家事でいうなら、例えば、買出しも買い物リストが出ていればネットスーパーやECサイトを利用して隙間時間で完了させ、じっくり時間を割きたい、家計簿づけや、子供のプリントの整理などに時間をつくるなどです。
ただし、ここで注意することが1つ。優先順位はあなたにあった方法で決めること!仕事の場合にはおそらく、自分ではコントロールできない、優先順位がついてしまうケースが多々ありますが、プライベートでは特に、自分はどんな時間を優先したいのか、それを優先するためには、どんな順番でタスクをこなしていくのがいいのかを考えてみましょう。
筆者の場合、食後の食器洗いはすぐにはせず、娘を寝かしつけた後に行います。なぜなら、食後から就寝までの約1時間が娘と過ごせる唯一の時間だからです。
ワーママの極意 その3: 負担のない”ついで作業”&ルーティンを決める
優先順位を順にこなしていてもやっぱり時間が足りない! ならば ”ついで作業” を極めましょう。やらねばならないタスク一覧を見たうえで、効率的な動き方を考えます。
例えば、タスクとして、”書類を13Fの経理に届ける”というものと、”14Fで開催の会議に出席する”があるとするなら、会議に出席する”ついでに”13Fに立ち寄る。などです。家事なら、レンジで蒸し物を作ったら、蒸した蒸気で”ついでに”掃除。などです。
実はこうした”ついで作業”を癖にしておくと、無意識のうちにタスクが完了しているようになります。家の掃除などはその代表で、洗面台を使ったら”ついでに”ささっと掃除。料理をしたら、ついでに掃除と”ついで”が積み重なることで、大掃除が不要な状態に!
お仕事でも必ずするタスクがあるのであれば、ルーティン化してしまい、うまく”何かのついで”にならないか考えてみましょう。筆者の場合、メールBox整理の”ついで”にタスク整理をしています。タスクとして終了した関連メールはまとめて保存ボックスに移動することで、受信ボックスに残ったものだけが、仕掛り案件となっています。普段する作業の”ついで”であれば、それが習慣化し無理なくタスクをこなすことができます。
週末にまとまった時間を使って掃除をするのも1つの方法ですが、毎日の1分の積み重ねで、週末の自分時間が増えるなら、そちらの方がきっと、有意義ですよね。
ワーママの極意 その4: 整理整頓
地味だけど、効果があるのが整理整頓です。デスク周りや身の回り、家の中を整理整頓。どこに何があるかがすぐわかり、取り出せる状態になっているだけで、探しまわる手間も時間も省けます。できることなら動線を考えた収納やレイアウトにしておくと、前述の”ついで作業”もやりやすくなります。洗面台をつかう”ついでに”掃除といっても、掃除道具が他の場所にあったらかえって非効率ですよね。一緒につかう事の多い文具は道具は同じ場所に置いておくといった具合に、効率よく作業を進められる整理術を身につけましょう。
物を必要以上に増やさないのも整理整頓のポイントです。物をあまり沢山持ちすぎず、自分の持っているもの、机の上のものがぱっと見れば把握できる程度のものの量にしておくのが良いでしょう。
いかがでしたか?そんなにうまくできないよ。と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。でも諦めずにご紹介したことの1つだけでも実践してみてください。きっと何かが変わるはずですよ。