節約・美容・健康のためにも極力外食を減らして自炊!
仕事で忙しいながらも頑張る女子は多いものです。それなのに今年に入ってからというもの野菜の価格が高い日々が続いています。身体を温めるためのお鍋料理や野菜たっぷりスープがかえってお財布を冷してしまう…なんて感じることもありますね。こんなときでもちょっとした工夫をして、身体とお財布に優しい方法を見つけましょう。
野菜が高すぎる!
野菜の高騰を乗り切る自炊の節約術とは
2018年3月3日
なんでこんなに野菜の値段が上がったの?
当たり前のことですが、野菜は農作物のため生育には天候の影響を多く受けます。
ハウス栽培も多く行われているとはいえ、やはり異常気象や天候不順があると栽培状況、流通状況に響くもの。需要と供給のバランスが崩れて価格が変動してしまいます。
今年1月にも野菜高騰!どのくらい?
たとえば2017年秋の長雨・日照不足など、天候不順の影響で今年1月の野菜価格が高騰。スーパーマーケットでキャベツ1玉が400円で売られるところもあったよう。
農林水産省が公表している2018年1月の「東京都中央卸売市場における指定野菜の価格の平均比」を見てみると、キャベツは平年価格の158~247%、白菜が193~265%、大根にいたっては平年の185~322%というような状況でした。
これらの冬野菜、通常ならこの時期、スープ、お鍋、煮物、炒め物にと、おトクに美味しく、たっぷり食せる節約メニュー用食材の代表格ともいえるものばかりですよね。
先々の価格予想はできる?!
天候の影響で野菜価格が変動するなら、今年に入って日本列島を取り巻いた寒波や1月下旬~2月上旬にかけての大雪も気になりますね。この先の価格も気になるところです。
農林水産省では主産地等から聞き取りをした野菜の生育状況及び翌月の価格見通しをHP上で公表しています。
たとえば翌月前半は高値水準で推移するが、後半は平年並みに戻るなど。このような情報を見ることで翌月の野菜価格の動きを前もって知ることができます。
家計管理にも役立てることができそうです。
野菜が高い時、食費の節約はどうすればいい?
そもそも自炊に家計の節約という目的があるならば、高騰野菜は買わずに代替品を使用しましょう。
たとえば缶詰や乾燥野菜、冷凍野菜など。形ある野菜にこだわらなければ、野菜ジュースを煮込み料理やリゾットなどに利用するのもいい方法ですね。
節約と時短を兼ね、かつ野菜をしっかり摂れますよ。
でも、寒い時にお鍋を食べたくなるように、どうしてもこれを食べたい……ということはあるものです。そんな場合は1/2や1/4カットなどを買うのも手です。
丸ごと買うより割高ではありますが、必要な分だけ買うことで食費を抑えることに繋がります。
季節にかわらず価格が安定している野菜と合わせていろいろ工夫してみましょう。
安い時にまとめ買い!これっておトク?
野菜高騰の時期にありながら、特売などで安くなっているものを見かけると、ついついまとめ買いをしたくなりますね。
しかし、食べきれずに結局捨ててしまうようでは結局はムダ遣いになってしまいます。
節約家さんで、悪くなる前に慌てて消費しますよ、という場合でもやっぱり注意が必要です。慌てて消費した後にまた買い物が必要になって出費。1ヶ月の食費は増える可能性は大いにあります。
家計のおトクを考えてまとめ買いするなら、作り置き総菜を作ったり、冷凍するなどひと手間をかけてみましょう。
缶詰やレトルトの特売があれば、先々の野菜価格の動向予測をチェックしながらストックを買い置きしておくのいいですね。
買わずに野菜をゲットする方法もある!
地域グルメや農作物が届くふるさと納税、食材・缶詰などがもらえる株主優待などを利用する方法もあります。
これらは届く時期はあらかじめ決められていて、必ずしも野菜高騰の時期に重なったり、あなたが必要だと思う時に届くわけではありません。
しかし、食材が定期的に届くシステムを作っておけば家計の食費を抑えることはできるはず。
「食費が節約できる! 食材宅配サービスの徹底活用術」で詳しく紹介していますよ。
世間の物価が変動しても、お金の教養と工夫で賢く節約生活を送ってくださいね。