20代で独身のうちは、給料を全て自分のために使っていた…なんて人も多いハズ。しかし、結婚を機に家族のための家計やりくりをしなければいけなくなりますね。夫婦ともに独身時代のノリでお金を使っていたら、月の収支が赤字になってしまいます。
「これから家も買いたいし、子供も育てたいし…」そんなひとは家計見直しが必須!
そんな覚悟が今あるのなら、あなたに合ったやりくり手段もきっと見つかるはずです。やりくりのためにどう考えていけばいいのか、簡単にご紹介していきましょう。
30代夫婦あれもこれもやりたい!
赤字家計を見直すコツ6つ
2017年12月4日
欲しいものがある日々は幸せ
コツ1:厳しい山を乗り越えるために前向きな気分をアップさせる
「赤字改善」
これは、とても厳しい山を目指す登山者ようなの気持ちにさせる言葉かもしれませんね。
しかし、よく考えてみてください。
欲しいものがあるから、将来の夢があるから、赤字改善が必要になったはず。
これって、実はとても幸せなことなのです。
結婚をして、ともに歩く人と笑顔で理想の生活を実現させていくための山なのですから。
結婚をして、ともに歩く人と笑顔で理想の生活を実現させていくための山なのですから。
何も欲しいものがなく、目標もない人生なんてつまらないですよね。
まずは、幸せのための赤字改善と認識し、前向きに取り組んでみましょう。
コツ2:30代だからこそ効果が大きいと長期的な視点を持つ
30代のいま、家計を見直せたら、その効果はとても大きいものとなります。
65歳まで働くとして、30歳からなら35年もあります。
40歳だと25年、50歳だと15年しかありません。
今から貯蓄体質を作っておけば、長年にわたる効果がとても大きくなると実感できるのではないでしょうか。
子どもの教育費や家族旅行など、一つ一つの目標を実現していけば、その都度の喜びも味わえますね。
頑張れば頑張るほど、人生が豊かになります。
頑張れば頑張るほど、人生が豊かになります。
まずは支出を把握しよう
コツ3:支出を減らす方法を考える
赤字を解消するためには、収入を増やすか支出を減らすかの二つの選択肢しかありません。
収入を増やす手段がないのであれば、支出を減らしましょう。
まずは、支出の内訳を把握するところから始めます。
内訳を把握すれば、支出を減らせない項目と減らせる項目を見える化できます。あとは、減らせる項目の支出を削減していくだけです。
内訳を把握すれば、支出を減らせない項目と減らせる項目を見える化できます。あとは、減らせる項目の支出を削減していくだけです。
コツ4:支出項目を並べて眺めてみる
それでは、支出項目をざっと並べてみましょう。
住宅費
水道・光熱費
通信費
保険
教育費
交通費(自動車)
食費
日用品費
衣服・美容費
趣味・娯楽費
交際費
水道・光熱費
通信費
保険
教育費
交通費(自動車)
食費
日用品費
衣服・美容費
趣味・娯楽費
交際費
項目だけ見てみると、意外とシンプルだと思う人もいるかもしれませんね。減らせる項目がどこなのかは、各家庭の暮らし方によって変わってきます。
もうここは減らせないな、と思う項目は二重線で消し、残った項目での支出改善を検討していきましょう。
個人的な支出と家族での支出をそれぞれ見直し
コツ5:個人的な支出見直しから始める
何事も変えていきたいときは、まず自分の支出を見直すところからはじめましょう。大事な鉄則です。自分で何もやらずに家族にやれと言っても説得力がありません。
自分でできる支出削減例として、このようなものがあります。
(1) 美容院代を節約
美容院を変えたり、メニューを見直すことによって1回分の美容院代や年間に通う回数を減らすことができます。
美容院を変えたり、メニューを見直すことによって1回分の美容院代や年間に通う回数を減らすことができます。
(2) 化粧品代を節約
プチプラ化粧品でも評判のよい化粧品があります。手作り化粧品にチャレンジしてみるのも手。化粧品の節約については「これだけは譲れない! 美容代節約のコツって?」を要チェック。
プチプラ化粧品でも評判のよい化粧品があります。手作り化粧品にチャレンジしてみるのも手。化粧品の節約については「これだけは譲れない! 美容代節約のコツって?」を要チェック。
(3) 着回しで工夫して衣服費を節約
着回し上手はおしゃれ上手。流行りに合わせ服を余計に購入していないかなど、意識改革を進めましょう。
着回し上手はおしゃれ上手。流行りに合わせ服を余計に購入していないかなど、意識改革を進めましょう。
コツ6:家族の支出を見直して支出削減効果を高めよう
自分自身の支出見直しを決めて実行できたら、次は家族で行う支出見直しを検討します。
食材見直しなどのように工夫次第で満足感を保ったまま支出削減できる方法もあれば、通信費削減など意識して減らす努力が必要な方法もあります。
(4) 外出先あるいは外食回数の変更
外食回数削減が一番効果的。仕事で疲れているなどの理由で外食回数を減らせない人は、レストランの選び方で支出を減らしましょう。
外食回数削減が一番効果的。仕事で疲れているなどの理由で外食回数を減らせない人は、レストランの選び方で支出を減らしましょう。
(5) 食材見直し
安い食材でも満足感を得られるレシピがネット上にあふれています。食材選びを工夫しましょう。上手な買い物の方法については「食費も食材もムダにしない! 使い切りレシピつき食費節約法」をチェックしてみてくださいね。
安い食材でも満足感を得られるレシピがネット上にあふれています。食材選びを工夫しましょう。上手な買い物の方法については「食費も食材もムダにしない! 使い切りレシピつき食費節約法」をチェックしてみてくださいね。
(6) 酒代見直し
休肝日を設ければ酒代を削減でき、肝臓にもやさしく一石二鳥です。飲む回数を減らせない人はお酒の種類の選び方で工夫します。
休肝日を設ければ酒代を削減でき、肝臓にもやさしく一石二鳥です。飲む回数を減らせない人はお酒の種類の選び方で工夫します。
(7) 通信費削減
赤字家計なのに通信費が高いという家庭は意外と多いです。夜遅くまでスマホを見ていると自律神経が乱れて健康にも悪影響。安いプランに変更しましょう。
赤字家計なのに通信費が高いという家庭は意外と多いです。夜遅くまでスマホを見ていると自律神経が乱れて健康にも悪影響。安いプランに変更しましょう。
通信費の節約については「携帯料金の節約術! 格安スマホへの変更「なし」で コストを減らすには」をチェックしてみてくださいね。
(8) 住む場所を変更
赤字の割合が大きい人は、年収に見合った住居費になっているかどうか見直してみてください。家計費に占める住居費の割合が大きいためです。赤字が解消しないなら引っ越しも視野に入れましょう。
赤字の割合が大きい人は、年収に見合った住居費になっているかどうか見直してみてください。家計費に占める住居費の割合が大きいためです。赤字が解消しないなら引っ越しも視野に入れましょう。
(9) 保険の見直し
若いうちでも、もしものときの保険は大切。とはいえ不必要な特約がついていないか、一度確認してみましょう。自動車保険は、通販型にすると保険料を抑えられます。
若いうちでも、もしものときの保険は大切。とはいえ不必要な特約がついていないか、一度確認してみましょう。自動車保険は、通販型にすると保険料を抑えられます。
どうして赤字家計を見直したいのか、その理由を前向きに捉えることで具体的な行動を起こせるようになります。
改善した家計生活を長く続けるためにも無理は禁物ですが、できることから少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。