毎日の生活に密着した生活日用品って、毎日のことだから消費も早いし、安いにこしたことはありませんよね。皆さん100円ショップやネットショップのまとめ割りなどを活用されていると思いますが、ちょっと待って!実は買わなくても家の中にあるもので代用できちゃうかもしれません。今日はあんなものやこんなもの、代用品の活用で日用品の出費を節約する方法をお教えします。
え?買わなくていいの?
買わずに代用で日用品の出費を節約する方法
2017年6月12日
専用洗剤、専用道具はいりません~お掃除編~
お掃除は家事の代表だからこそ、それぞれの用途に合わせたお掃除洗剤やお掃除道具は消耗も早いもの。でも家にあるもので十分代用できるんです。
重曹
お掃除で代表的なものが重曹。ベーキングパウダーの代わりなどで家にある重曹はお掃除ではマルチプレイヤーです。水と合わせ、重曹スプレーにして窓ガラスやお風呂掃除に。シンクなら直接ふりかけて、水を含んだスポンジで拭きあげてみればピカピカです。ベーキングパウダーはお料理にも使えますし、長期保管も可能なものですから、家に常備しても損はありませんよ。
レモンリキッドやお酢
水垢には、酸性のものが効果的。家の中にあるものなら、レモンリキッドやお酢が活用できます。ためしにお酢で浴室の鏡を磨いてみてください。しつこい水垢汚れがきれいに落ちます。文字酸性であれば、他にも代用可能ですから、例えばオレンジの皮なども使えますね。
ストッキング
埃とりも専用品を買わずともストッキングで代用できます。ストッキングは静電気を発生するので、割り箸の先につけたり、直接手にはめて使うことで細かい埃をキャッチ。すでに持っている埃とり器具につけてみてもいいかもしれません。
コーヒーや緑茶
冷蔵庫の中や、下駄箱の消臭ならコーヒーやお茶の出し殻を使ってみてください。いずれもしっかり乾かした後、お茶パックのようなものに入れて冷蔵庫にいれたり、かわいい容器に入れておけば玄関や下駄箱の消臭剤代わりに。
歯磨き粉
ちょっとしつこい汚れなどを綺麗にするのには、クレンザーが最適。でも、クレンザーを買っても沢山消費するものでもなく、大掃除の際に買ったまま、翌年の大掃除でも使いきれてなかった、なんてことありますよね?そんな時は、歯磨き粉の出番です。歯磨き粉は細かい粒子が入っているので、研磨剤の役割をしてくれますし、歯を磨くものなので、研磨されすぎて傷がつく心配もありません。
わざわざ買ってあまらせないで ~お料理編~
たまにはちょっと手の込んだ料理を、と買い揃えた調味料やお菓子作りのための材料や器具。使い切れずにあまらせてしまったり、キッチン棚で場所をとってしまう経験ありませんか?ちょっとしか使わない調味料などは常備している他調味料で代用しちゃいましょう。
組み合わせで調味料が出来る?
例えば豆板醤。豆板醤は醤油、味噌、ラー油や唐辛子をあわせれば代用可能。アジア料理には欠かせないナンプラーも醤油とアンチョビを混ぜてそれらしく仕上げることができます。ナンプラーは使い切れなくても、アンチョビなら量もさほどなく使い切れそうですよね。
台所用品も賄うことが出来る?!
お菓子作りに欠かせない型は、牛乳パックを切って作ってみましょう。パックのコーティングが張り付きも防止としてとっても便利。そのまま捨ててしまえるのもいいですね。牛乳パックは、型だけでなく、広げてまな板代わりにも。生モノとまな板を使い分けたいときなど、牛乳パックを捨てずに広げて取っておけば便利です。また焼き物に利用することの多いクッキングシートも実は新聞紙で代用可能です。
もう1つ 覚えておくと便利なのが、マシュマロ。実はマシュマロはゼラチンの代わりにできます。マシュマロ自体に砂糖が入っているので、ヨーグルトやココアとマシュマロを溶かしたものを混ぜて冷やせば、簡単にババロアがつくれますよ。
これで十分、代用可能 ~日用雑貨編~
その他にも普段使っているさまざまなものも代用可能なものばかりなんです。
朝食で食べるアレが台所まわりを楽ちんに?
ヨーグルトの容器は実は万能選手。底に穴を開ければ三角コーナー代わりにもなりますし、ちょっとしたタッパー代わりになります。三角コーナーほど場所も取らないし、都度捨てられるので衛生的。
三角コーナーにつけるネットも使い古したストッキングで代用できますよ。穴のあいてしまったストッキングも適度な大きさに切って、一遍を結んでしまえば三角コーナーネットに。新聞紙やタウン誌、フリーペーパーはキッチンペーパー代わりになります。
視点を変えてみてみると…
使い古したハンカチはハギレにしておけば、ガーランドやフリンジとして利用可能。ジャムの瓶や調味料の瓶は、きれいに洗っておけば一輪挿しにも、保存容器にも。
その他、代用だけでなくリユース素材に替えるのも大きな節約になります。毎日使うラップもシリコンラップに変える。コーヒーフィルターも布製に変えるなど、リユース可能な素材に変えるだけで、節約できるだけでなく、エコにもなりますよ。
発想の転換でぐんとおトクに
日用品の多くが消耗品です。だからこそ節約したいと思うのが、心理。お掃除洗剤や、台所用品など、専用品も沢山の種類があって、性能も上がってきていますが、実は一昔前には、なかったものがほとんど。そう考えると代用品で十分にまかなえるものは、まだまだあるかもしれませんね。
普段使いの日用品に変わるものを見つければ、お財布にやさしいだけでなく、リユース、エコにつながり、一石二鳥ですよ。買い物をする前に、少しだけ家の中を見渡して、代用できそうなものがないか考えてみるのも、ゲーム感覚で楽しいもの。
他の人が知らない代用品を発見してみましょう!日用品だけでない、光熱費の節約術なら、「電気代や水道、ガス代のカンタン節約方法!~4つのチェックで家計をスリム化~」に掲載されていますので、参考にしてみてくださいね。