私たちの生活に欠かせない携帯電話。料金は毎月請求されるため、家計にとっては負担に感じますよね。格安スマホへの変更も手段の一つですが、通信速度が遅いなどの理由から、
今の機種を使い続けたいという人もいるでしょう。この記事では、機種変更せずに携帯料金を節約する方法について紹介します。
携帯料金の節約術!
格安スマホへの変更「なし」で
コストを減らすには
2017年3月14日
財布にやさしい格安スマホ!デメリットはあるの?
そもそも格安スマホとは?
テレビや雑誌で紹介され、今や一般的になった格安スマホ。従来のスマートフォンとは違い、月々の基本料金が1,000~2,000円と安く設定されているため、家計への負担を小さくすることができます。
中には基本料金が1,000円以下のプランもあるため、人によっては格安スマホにするだけで、1か月につき数千円を節約することも可能です。財布に優しい、魅力的な商品ですよね。
格安スマホの嫌!口コミを調べたところ・・・
ただし、格安スマホにはデメリットもあります。サービスの提供元によって差はありますが、 「通信速度が遅い」または「通話料金が高い」といった意見が少なくありません。
大きく分けると次のようなデメリットがあるため、格安スマホへ変更する前に「スマートフォンの使い方」を一度見直してみましょう。基本料金の安さは魅力的ですが、変更後に「不便」と感じる可能性もあります。
【格安スマホのデメリット】
・通信速度が遅い
・つながりにくい
・家族割引が使えない
・通話料金の単価が高い
・ショップが少ない
・初期設定が面倒
通話料金が逆に高くなることも
格安スマホの場合、通話料金の単価が少々高めに設定されています。携帯電話での会話が多い人なら、格安スマホを選ぶよりも、大手キャリア(本記事では一例としてドコモ)の定額プランを使った方が、逆にオトクなケースもあるのです。
「Y!mobile」を例にあげると、夜間(21~1時)は30秒につき20円がかかります。 1日10分の会話を1か月間続けたとすると、通話料金が1万円をこえてしまいますよね。そのため、5,000円程度の定額プランの方が、結果的には費用が安くなるのです。(詳しくはこちら)
とはいえ、携帯電話の料金はできるだけ安くおさえたいものですよね。格安スマホへの変更なしで月額料金を 節約するには、どうすればよいのでしょうか?
料金プランを見直してみましょう
現在のサービスを使い続ける場合、料金プランに無駄がないか確認してみましょう。「カケホーダイ」の プランにも種類があり、基本料金はそれぞれ違います。例えば、通話が少なくデータ通信が多い人なら、通常のスタンダードプランから自分に合ったプランに変更することで、月々の基本使用料を1,000円程度安くできるでしょう。プラン変更により、携帯電話料金の節約効果がかなり期待できるのです。
また、パソコン使用者や25歳以下など、特定の人に向けた割引サービスも用意されています。プラン変更と同時に、割引サービスも見直してみましょう。ショップに問い合わせれば、あなたの条件にマッチしたプランや割引サービスが見つかるかもしれません。(詳しくはこちら)
オプション解約でコツコツ節約
有料オプションに加入していませんか?
携帯電話の料金が高い・・・と感じる場合、オプションの利用料金が原因の可能性もあります。 オプションとは付属サービスのこと。留守番電話・キャッチホン・最新ニュースの 提供など、各社ではいろいろなオプションが販売されています。
ただし、 オプションには無料と有料のものがあり、単品の有料サービスだと月に100円~500円程度の利用料 がかかってしまいますので、使わないオプションは解約した方がお得なのです。
オプション解約で年間5,000円以上の節約効果が!
「1か月500円なら、解約したところで節約 効果は小さいのでは?」と感じるかもしれませんが、加入期間が長くなるほど、オプション代金の合計が家計に影響してくるでしょう。 月額500円のオプションであれば、1年間使用すると6,000円。2年間で12,000円にもなります。 節約家にとっては、かなりの痛手ではないでしょうか?
オプションの加入状況は携帯電話料金の明細書を見ればわかるので、一度確認してみると良いでしょう。(オプションについてはこちら)
明細書を見ると、覚えのないオプションが!?
オプションに加入した覚えがないという人も、一度は明細の確認をおすすめします。というのも、 端末購入時にショップ店員からオプションへの加入を勧められ、契約したままになっている人が 意外と多いからです。
普段使わないオプションだと、加入したこと自体を忘れてしまい、数ヵ月間 オプション料金をムダに払っていたというケースに陥りやすいのです。ショップでは 「端末の購入代金が安くなる」「契約から〇日間は無料」などの理由で、契約時にオプション を勧めてくるケースが少なくありません。毎月支払うものだからこそ、明細書を見て料金の内訳を 知っておきましょう。
格安スマホに変えたからと言って、必ずしも利用料金が安くなるわけではありません。あなたにピッタリの料金プランを選ぶことで、はじめて節約効果が得られるのです。付加できる割引サービスが あれば、こちらも有効利用したいところですよね。また、年間で考えるとオプション加入料金も家計にひびきます。明細書やショップに問い合わせ、使っていないサービスがあれば解約しておきましょう。